目立つのはいいけど、目立ちすぎない
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
よいっしょ!
世の中にはおそろしい「よいっしょ!」があります。
ほんまに、おっそろしいねんで!
最初はです。
注目されて、やんややんやと持てはやされます。
君はすごい!抜群や!
優秀!頼もしい!
逸材や!
よいっしょ!よいっしょ!
お神輿担がれて、いい気にさせれるねん。
ほんで、自他ともにいい気になってたら、ある日、突然おっそろしい悲劇が待ち受けているねん。
決まって
最後は突き落とされる
ぎょっへ~!
せやけど、こんなことは日常的にあるあるなのです。
あちこちでいろいろな人が神輿に担がれて、
いい気になったところで、こっぴどく落とされています。はい。
そやけど、
こうならないためには
どうしたらええの?
こうしたらええのです!
これです!
目立ちすぎない
いったん目をつけられると、一番の長所までもが欠点にみられてしまう。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
とにかくです。
目立ちすぎない!
ことです。
目立つのはいいのですが、目立ちすぎないようにします。
自分の才能や能力に注目が集まることは良いことだからです。
でもです。目立ちすぎるとちょっと困ったことになるのです。
なぜ、目立ちすぎるとダメなのかな?
長所のすべてを疑問視されるから
まず、いったん目をつけられると、自分のあらゆる長所を疑問視されます。
ほんまに長所か?
短所ちゃうのかい?
どんなにすばらしい長所でも悪くとられるのです。
変わり者だと思われるから
次に、目立ちすぎると変わり者だと思われるからです。
性格や行動が普通でなく、一般人とは異なって人だと思わるのです。
ふくカエル
いったん世間から変わり者だと思われると、なかなかそのレッテルを払拭することができません。
反感を買うから
さらに、目立ちすぎると反感を買うからです。やっかみや嫉妬の対象になります。
たとえば、超絶な美人さんです。
目立ちすぎると、「自分に対する嫌味だ!」と感じる人が非常に多いのです。
ふくネコ
なによ!ちょっとキレイからって
目立ちすぎるねん。
ムカつく~~!ってな感じです。
評判が悪くなるから
そして、目立てば目立つほど、自分の気持とは裏腹にどんどん自分に対する世間の評価が悪くなるからです。
目立ちすぎるというのは、
人々の羨望の的になるけど、
羨望の的になればなるほど嫉妬の標的になるねん。
ふくカエル
じゃあ、どうすればいいのかな?
目をつけられない
とにかく、目立ちすぎて世間から目をつけられないようにします。
ふくカエル
良きにしろ悪しきにしろ、目をつけられると非常に厄介になることを理解します。
最初は好意的に接してくれた人でも、
ある日突然、ポン!と手のひらを返して嫌悪感を向けてきます。
目立ちすぎるとあざとく(たちが悪い)見られてしまうのです。
周りをよく注意するのがいいです。
控えめにする
なので、どんなに際立った才能を持っていても、最初は控えめにします。
自分の周りの人の輝きを邪魔するような才能であれば、嫌味に取られないようにうまく調整します。
悪事で目立とうとしない
また、悪事で目立とうと思わないことです。
悪事で目立ちすぎると知名度は上がっても、悪評だらけになります。
不名誉な悪評は、世間の低俗な興味や好奇心を集めるだけで、自分のためにはならないです。
主張しすぎない
そして、自分の考えなどを主張しすぎないことです。
どんなに正論でも、やりすぎると嫌味になるからです。
ふくカエル
ふくネコ
自分の顕示欲をコントロールすることが大事です。
そうすると、どうなるのかな?
出る杭は打たれるを回避できる
まず、目立ちすぎないようにすると、出る杭はうたれるを回避できます。
目をつけられる機会が少なくなるからです。
好感度や好意を失わずにすむ
一番のメリットは、控えめにしていると好感度や好意を失わずにすむことです。
これは、誰もが失って初めて気づくのですが、
好感度や好意というものは、いったん失うと余程のことがない限り、もう二度と手にすることができません。
なので、目立ちすぎてしまうという「自分の不注意」で好感度や好意を失うことは避けた方がいいのです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第5章 自分自身について」
「No.168 目立ちすぎない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 目立つことはいいことですが、目立ちすぎないことです。
- 目立ちすぎると目をつけられ、どんなに優れた長所でも悪くとられてしまいます。また、反感を買い、評判が悪くなります。
- 目をつけられないようにして、控えめにします。
- 決して、悪事で目立とうとしないことです。
- さらに、どんなに正しい事でも主張しすぎないようにします。
- そうすれば、出る杭は打たれずにすみますし、なによりも好感度や好意を失わずにすみます。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。