与えすぎないって大事だよ
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
与えすぎる?
世の中には、全くの善意から人に与えすぎる人がいます。
良かれと思って
- 施す
- 貢ぎまくる
- プレゼントしまくる
- 親切にしすぎる
- 助けまくる
人です。
「好きな人ができた」ときなんか、無性にあれこれとプレゼントしたくなるのです。
ただ大好きな人の喜ぶ顔を見たいからという理由で、プレゼントを押し付けます。
ふくカエル
でもです!
これはアカンのです!
そやから、ちょっと
考え直してほしいんです。
なぜ、与えすぎるとダメなのかな?
デメリットが大きいから
なぜかと言うと、非常にデメリットが大きいからです。
重荷になるから
まず、与えすぎると相手にとって重荷になるからです。
たとえば、愛情表現として与えすぎると、
気持ちがめっさ重いねん!
となります。
こちらの意図があまりにも露骨すぎるので、気持ちが萎えてしまうのです。
たとえば、ただ単なる好意からの気持ちであっても、親切にしすぎると、
どうやって、
お礼したらええねん!
めっさ気使うやん!勘弁してほしいわっ。
となるのです。
まったくの不本意ですが、相手から押しつけがましいと思われてしまうのです。
逃げたくなるから
次に、重荷になると相手は逃げたくなるからです。
タダより高いもんはないで?
そのうち
何か催促されたり
無理難題を
押し付けてくるんとちゃうか!
と危機感を感じるからです。
ふくネコ
借りがある人は、いつも目の前に貸し主がいることに耐えられないはずだ。
だんだんこちらが借金取りに見えてくるらしいです。
どんなに与えすぎても、じっとそばにいる人は、
何か理由がある人です。
正体を隠してます。
だから、気をつけてね。
敵になるから
そして最悪なのが、与えすぎると相手が敵になるからです。
与えすぎることが仇になって反感を買い、次第に敵対心を引き出してしまうのです。
友人を敵に回すことほど不幸なことはないです。
裏切られた挙句に、こちらの弱みをすべて把握している最強の敵になります。
気づいたときには、
ほんまに遅いです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
とにかくこれ!
与えすぎない
あまり人に与えすぎないこと。相手はお礼のしようもなくなってしまう。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
与えすぎないこと
です。
シンプルに必要以上に与えないことです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
嫌がられたら、速攻に止める
あれ、ちょっと与えすぎたかな?
やりすぎたかな?
ひょっとして、嫌がっている?
と感じたら、速攻にやめることです。
えっ?やめれない?
うーん、大丈夫。
こうすれば止めれます。
これ以上すると、嫌われると思う
それは、
これ以上すると、
確実に嫌われる!
絶対に嫌われる!
拒絶される!
と思うことです。
これ以上与えると、
相手から嫌悪感を引き出してしまう状態である
ことを自覚します。
そうすれが、素直に自制心が出て、やめようと思えます。
ふくカエル
ふくネコ
その代わり欲しがるものをあげる
元手がそれほどかからなくて、相手が欲しがるものを与えよう。
その代わりです。
同じ与えるのなら、相手が欲しがるものを与えるようにします。
相手が欲しがっているものは何かを十分リサーチして与えるようにします。
欲しがっているものをプレゼントされると、たいていの人は感激して、喜びます。
大切にされることが重要!
ここで重要なのことは、相手に大切にされるものを与えることです。
大切にされるものであれば、相手が重荷に感じたり、勘ぐるったりすることがなくなるからです。
元手がかからないものにすることが重要!
そして、元手がそれほどかからないものにすることも重要です。
相手に負担にならないからです。気後れするような高価なものは避けます。
たとえば、相手の
- 名誉心をくすぐるもの
- 欲望を刺激するもの
- 尊敬の気持ち
- よいっしょ
- 感謝の気持ち
などです。
つまるところやね、
相手の自尊心をくすぐる言葉って
やっぱり最高やねん。
そうすると、どうなるのかな?
不要な駆け引きがなくなる
与えすぎることをセーブすると、人との駆け引きにおいて不要な駆け引きがなくなります。
警戒心がなくなる
また、互いに警戒心がなくなります。
どうしても与えすぎると「なんか、裏に企みがあるのではないか?」と余計な警戒を生むからです。
警戒心を持たれると、
好意の感情なんて
なかなか育たへんねん。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
自分の気持ちの赴くままにプレゼントを与えすぎます。
押し付けることで生じる弊害に気づいていません。
知恵のある人
与えすぎると、相手に重荷になることに気づいています。
プレゼントするなら、相手が本当に欲しがっているものを探すようにします。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 駆け引きについて」
「No.74 与えすぎない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- あまり人に与えすぎないのがいいです。
- 与えすぎると重荷になったり、友人が敵に回っていたりします。デメリットが大きいのです。
- 同じ与えるなら、元手がそれほどかからなくて、相手が本当に欲しがっているモノにしたほうがいいです。
- いつまでの大切にされ、感謝されます。手にするメリットは大きいです。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。