自分の才能を守るために、気をつけなアカンこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
自分の才能を守る
実はです。たいていの人は気づいてないことが多いのですが…
才能は、簡単に潰れます。ほんまに簡単につぶれるし、なくなるねん。
時間や人の手で簡単に潰されるのです。
たとえば、子どものときの
「何でも吸収して、すぐに自分のものにできる才能」などは、
大人になると息をひそめてしまいます。
あるいは、
「出る杭は打たれる」ように
他人からことごとく才能を発揮する機会を潰されると、才能が本当に朽ちてしまうのです。
なので、自分の大切な才能は自分で守らないとアカンのです。
そこです!
皆さんに、ぜひとも
気をつけてほしいことが
あるのです!
気をつけることはこれ!
これです!
何でも屋にならない
何でも屋になろうとしないこと。酷使され、あちらこちらで便利に使われてしまうからだ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
「何でも屋」にならない
ことです。
なぜ、「何でも屋」になるとダメなのかな?
酷使されるから
「何でも屋」になると、みんなから酷使されるからです。
なんでもかんでも押し付けてきて
むごたらしいほどこき使われて
利用されます。
これでは心身共に疲れてしまい、才能がつぶされてしまいます。
自分のためにならないから
また、全く自分のためにならないからです。
自分の才能が朽ちる一方で、発展する機会を全く奪われます。
生気を吸い取られるから
そのうち、カスカスになるまで生気を吸い取られてしまうからです。
生き血や生気を吸われます。
才能は朽ちてしまい、再起不能になってしまいます。
役に立たなくなったらポイ捨てされるから
それにです。
恐ろしいことに、「何でも屋」は役に立たなくなったらポイ捨てされるからです。
まるでごみクズや空き缶のように捨てられてしまうのです。
ほんまに、ポイポイ、ポイポイ捨てよる。空き缶とちゃうねん、人間やねんで。
あほんだら~~~!
才能を潰された上に、役立たずと捨てられるのは悲し過ぎます。
そやからです!
人のために役立っている
自己満足に浸っている
場合じゃないねん!
一刻も早く目を覚まさなアカンのです!
じゃあ、どうすればいいのかな?
状況を阻止する!
「何でも屋」にならないようにするには、自分が「何でも屋」にさせられる状況を
- 作らない
- 作らせない
ことが大事になります。
つまりです…
状況を阻止する!コントロールするんじゃい!
ということが急務になります。
そのためには、「何でも屋」にならないような雰囲気をうまく作っていきます。
自分の置かれた状況をうまくコントロールします。
ふくカエル
ウチはな、
「何でも屋」とちゃうねん!
堪忍して欲しいねん!
という雰囲気づくりをするのも
ほんまに大切やねんで
具体的には、
具体的には
- ひとつの分野のみで頼られる
- 他の分野では遠慮してもらう
というような雰囲気をつくり、
周りの空気が流れるように仕向けていくのです。
1.ひとつの分野で頼られるように仕向ける
自分の才能を守り、「何でも屋」にさせられる状況を回避するためには、ひとつの分野で頼られるようにします。
この分野では、
あの人に頼むのが一番やで!
というように仕向けるねん。
ひとつの分野でズバ抜ける
まずは、ひとつの分野で自分の才能やスキルがスバ抜けるようにします。
ふくカエル
ふくネコ
その分野では、ぶっちぎりになるねん。
そのために、自分を鍛える
そのためには、自分の才能をとことん鍛えます。
自分の才能を常にアップデートして最高の状態を維持しておきます。
自分の才能を高品質に保っておくねん。
スペシャリストになる
さらに、専門的知識を深めて自分のものにし、スペシャリストになります。
ふくカエル
これがミソなのです。
専門的知識を身につけると、周囲の人達は一目置くようになるからです。
次第に、簡単な仕事を依頼しづらい雰囲気がつくり上げられていきます。
ひとつの分野のみで請け負う
そして、ひとつの分野のみ限定で請け負うように自分からも仕向けていきます。
たとえば、「自分の専門はこの分野です!」と堂々と宣言してみるのも手です。
ウチはこれが「専門屋」やねん!この分野なら引き受けまっせ!
こう宣言すると、
周囲の人達は、ますます簡単な仕事を依頼しづらくなってきます。はい。
この時点になると、「何でも屋」から脱却する寸前まで来てます。
2.他の分野では遠慮してもらうように仕向ける
自分の才能を守り、「何でも屋」にさせられる状況を回避するためには、他の分野では遠慮してもらうように仕向けます。
あの人に何でもかんでも頼むのは、
腰が引けるわ~~!
と思われるように仕向けるねん。
1.自分の才能を安売りしない
他の分野では遠慮してもらうためには、まずは自分の才能を安売りしないことです。
自分の才能をムダにしないようにします。
もし、
- 相手が調子づいて、いろいろなことを要求される
- このままいくと、自分の限界を超えそう
であるのなら、
「これ以上はできません!」と勇気を出して断ります。
これは、潰される前の防衛行為です。
SOSを出して「できない」ことを伝えることは悪いことじゃないです。
ふくネコ
2.他の分野では才能を発揮しない
次に、自分からも他の分野での才能を発揮しないようにします。
相手から利用されてこき使われないように、
- 忙しいフリ
- できないフリ
をします。
能ある鷹は爪隠すでやるねん。
能ある鷹は爪を隠すとは、
いくら才能やスキルがあっても、軽々しく実力を誇示しない意味ですが、
自分の才能を守るために隠すのもアリだと思います。はい。
相手に悪いように利用される可能性が高いのであれば、
賢く振舞って、できないフリすることも知恵です。
これで、「何でも屋」にさせられるのを回避して、才能を守るのもアリやと思います。
3.意識改革する
そして、「何でも屋」にさせられない自衛策として、自分の中で意識改革をしてみます。
それは、
みんなの役に立とうと思わない!
ことです。
ウチは、ここでハッキリと言いたいと思います。
自分の大事な才能まで潰され、自己犠牲をしてまで、
「みんなの役に立とう!」という考えは、間違っています。
ふくカエル
世界人口が78億人やとするとやね。
全員完璧に役立てる訳ないやろう?ってなわけやねん。
みんなの役に立とう思わないことも大切です。
どこかで一線を引いて、割り切ることを覚えるべきです。
さもなくば世間の餌食となって朽ち果てるばかりやと思うのです。
誰かが助けてくれるのを待つのは思い上がりです。
待っても誰も助けてくれません。みんな自分のことで必死だからです。
そやから、自分のことは自分で守らないとアカンし、
このことに気づけるのが「賢い人の証しや!」とまで思います。
ウチ、アカンねん!朽ちちゃう!
誰か助けて!
なんて言うやつは、とっとと早く朽ちたらええねん!とも思うでぇ。ほんまに。
そうすると、どうなるのかな?
自分や才能を潰さずにすむ
なんと言っても、自分自身や自分の才能を潰さずにすみます。
こんなことになってからでは
遅きすぎるねん。
才能を発揮できる場所を守れる
また、自分の才能を発揮できる場所を守れます。
これは、
- 自分がチャレンジできる場所
- 発展する場所
などを確保できることになるので、とても大事なことです。
才能を温存しながらトライアンドエラーを繰り返し、更なる進化を期待することができます。
何度でも、チャレンジできる場所を確保できることは、
ほんまに幸せなことやねん。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
あらゆる分野で自分の才能を限界まで発揮し、重宝がられることを良しとしています。
その実、邪な人からどんどん利用され、「何でも屋」にさせられていることに気づけないでいます。
次第に心身共に疲弊し、本来の才能の輝きを失っていきます。
知恵のある人
自分の才能を大切にし活かすように努力します。
ひとつの分野で自分の才能を磨き、さらには専門的知識を深めて、
世の中から必要とされる人物になるように自分を鍛えます。
また、都合の良い「何でも屋」にさせられないように、
自分のとりまく状況をうまく工夫して、コントールしていきます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第6章 才能について」
「No.181 何でも屋にならない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分の才能を守るために気をつけることは、「何でも屋」にならないことです。
- 「何でも屋」は酷使され、ちっとも自分のためにならないからです。
- 「何でも屋」にならないようにするには、「何でも屋」にさせられる状況を作らない、作らせないことです。
- 具体的には、自分に専門性を持たせて頼みづらい状況を作ります。また自らも自分の才能を安売りしないように気をつけ、遠慮したくなる状況を作らせます。
- そうすると、自分の才能を潰されずにすみ、自分の才能を発揮できる場所を確保できます。
「何でも屋」やある意味「使い捨てカイロ」みたいな要素があるねん。
「使い捨てカイロ」はほんまに悲しいもんやで…
暖かいときは懐の中まで付けてもらえるねんけどな…
冷たくなったら、感謝の気持ちやお礼も言われんと捨てられるねん。
ほんまに、泣くで・・・
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。