下品にならないこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ほんまに嫌になるで!
最近、パワハラじゃ、セクハラじゃと「定義づけ」が議論されています。
「定義づけ」については様々意見がありますが、社会の認知度・関心度が高くなってきているので、いい方向なのかなあと考えてます。
とは、言っても「下品な話」を好きな人は多いです。
社会に出たら、必ず一度は目撃します。
「下品マン」です。
この「下品マン」の特徴は、
- たいていニヤニヤしてます。
- 燃料はお酒です。
- 顔が赤いです。
- 手のひらが「ひらひら」します。
- 「おでこ」とか、「鼻の頭」が汗ばんでます。
- 全体的にベトベトしてます。
- 足が開いてます。
- 口も締まりがないです。
- 人間の「穴」という「穴」が開いている感じです。
- 昼間に見たら、逃げたくなります。
- でも、下品マン本体は、とっても嬉しそうです。幸せそうなんです。
こんな感じです。
どうしてこうも下品マンがのさばっているのでしょうか?
ほんまに口惜しです。
ところで、なぜ、下品になったらダメなのかな?
一生後悔するから
下品にならない
みんなの前で一度でもばかな真似をすれば、
その後もずっと陰でそう思われてしまうからだ。
人前で笑い者になれば失うものは大きく、
一生かかっても取りかえしがつかない。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
一生後悔するからです。
一度でも下品に溺れると、二度と取り返しがつかなくなります。
ふくカエル
どんなに消し去ろうとしても浮き上がってくるのです。
大切なものをいっぱい失うから
次に、大切なものをいっぱい失うからです。
たとえば
- 信用
- 信頼
- 名誉・名声
などです。
失態を犯した次の日から、どんなに平然と日常生活を取り戻したとしても、
下品でおぞましい姿を見た人は、そのシーンを忘れることはできません。
水面下で、どんどん信用や信頼、名誉や名声がガラガラと音を出して崩れていきます。
本人だけがそのガラガラ状態を認めたくない日々が続くのです。
怖いですね!
ほんまに怖いですね!
じゃあ、どうすればいいのかな?
限度を知る
まずは、
どこまですると下品になるのか?
どこまでするとおぞましいものになるのか?
その限度や境界線をちゃんと把握しておきます。
たとえば、
- どこまでするとえげつないバカになるのか?
- 人々に嫌悪感を与え、ヒンシュクを買うのか?
- その後ずっと陰口を言われ続けるのか
- 一生笑い者になるのか?
などを日頃からイメージしておきます。
また、世間一般に必要とされる礼儀や常識を身につけて、この限度や境界線を判断できるようにしておきます。
ふくカエル
ふくネコ
時と場所などを選ぶ
次に、下品にならない程度におどけるときは、
- 時
- 場所
- 状況など
をちゃんと把握するようにします。
たとえば、
- 模範例を示すとき
- ちょっとした人気とりのため
- その場に同調するとき
- 非難と受けとられないようにするため
という場合は少しぐらい礼を欠いても良しとします。
モデルケースを説明するときに、ダラダラ説明されるよりも、「おふざけコント」をして説明してくれたほうが理解できます。
あのお堅い人が被り物しとるで!
日頃から厳しくて、周囲の人をげんなりさせてしまっている人が、「ちょっとルーズな面」を見せてくれたほうが親近感がわきます。
意外とおっちょこちょいやんか?
その場がとても盛り上がっているときは、風紀担当のガチガチ先生が少々ハメをはずして、ダンスを踊ってくれるとちょっと見直します。
先生、そんな踊りするんや?
普段から距離を置きすぎて、その態度が相手への非難と誤解されそうなときに、距離を縮めるために少々冗談を言うようにすると誤解が少しでもとけます。
なんや、悪意はないんか?
ただしです!
どんなに自分の気持ちやその場の多くの人の雰囲気が高揚して興奮状態であっても、
おどけたりふざけたりしてはいけない場所であるのなら慎みます。
ふくカエル
ふくネコ
まず、朝一番からおどけてはダメです。
ふくカエル
次に、上品な人にいきなりおどけてはダメです。
ふくカエル
ふくネコ
さらに、教会やお寺や神社などの神聖な場所でのいきなりおどけてもいけません。
ふくカエル
結婚式やお別れの式のときのいきなりおどけるのはもっともダメです。
ふくカエル
ふくネコ
下品になったらアカンよ。
そうすると、どうなるのかな?
笑い者にならず、人気者になれる
下品にならないように気をつけるようにすると、世間の笑い者にならずに、世間の人気者になることができます。
人とのかかわりあいも良好になる
おぞましいくらい下品なことが何かを理解しておくと、人とのかかわりがあいも良好なものになります。
余計なトラブルを避けることができるからです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 人とのかかわりあいについて」
「No.14 下品にならない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- おどけてもいいですが、下品になりすぎないことが大事です。
- 下品に溺れるとたった一度の失態でも、今まで築き上げてきた信用・信頼・名声・名誉を失うことがあります。
- おどけるときは、時や場所などに十分注意することです。
- 下品にならないように努めると、人とのかかわりあいが良好なものになります。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。