怒りが頂点に到達してしまったら…
どうにもとまらない…
前回は、怒りがまだ振り切れていない状態での「怒りの抑え方」について考えてみました。はい。
でもです。怒りが振り切れてしまったら、前回のやり方ではまったく歯が立ちません(だって、もう脳みそが制御不可能になってるもんね…)。
なんて言ったって、脳みそに「怒りスイッチ」が入いちゃって手を付けられない状態やからです(ノルアドレナリンやら、ドーパミンやらがドバトバと出まくっている状態やと思う)。
こうなると、どうにも止まりません。落ち着くまではどーしようもないのです。はい。
でもです。
怒りが爆発して暴走している状態は本当につらいです。
そ、こ、で…
うち、考えたんです。はい。
怒りを抑える4つの行動
実はですね。
怒りがMaxにふりきれちゃたら、うちは「次のような4つの行動」をとるようにしているのです。はい。
- 深呼吸
- 現場から逃げる
- (逃げることができなかったら)役を演じる
- 怒りを肯定する
どれも、皆さんにとっては、一度は目にした回避行動かもしれません。
確かに、どれもありきたりな回避行動なのですが、実践してみると、これが一定の効果があるのです。はい。
1 深呼吸
まずは、興奮した脳みそをクールダウンするために、鼻を穴をおっぴろげて深呼吸をしています。
ふくカエル
でも、これって本当に大事です。
ですが、これが、なかなかできないんです。
というのは、怒り心頭で「呼吸が非常に浅くなっている状態」だからです。
ふくネコ
怒りで脳みその中がいっぱいなところに、「深呼吸」をこじ入れるのですから、ちょっと努力がいります。
そこで、「一つの工夫」をしています(この工夫については、動画で語ってますので、ご覧くださるとうれしいです)。
2 現場から逃げる
次に、怒りがMaxに到達している自分に気づいたら、とにかく、怒りが爆発した現場から逃げます。
ふくカエル
現場にいたら、ろくなことがないからです。
怒りがさらに爆発するか、頭に血が上り切ってしまい鼻血を出すかもしれません(笑)
怒りMaxになると、脳内の抹消血管が収縮している状態なので、脳の中は血だらけだそうです。
うちは、これ(末梢血管が収縮する)のは、きっと怒りによって「危機的状況を察知した脳みそ」が、その状況を回避するためにフル回転しなアカンので、大量を血が必要になるからやと睨んどります。はい。
ふくカエル
とすると、鼻血が出やすい状態なのかもしれません。はい。
ふくネコ
3 演じる!
どうしても、現場から逃げることができなかったら、仕方がありません「代替手段」に切り替えます。
ここで言う、うちの「代替手段」とはこれです!
普段からイメージトレーニングしている「理想の怒り方」を演じる。とにかく役に徹しまくる。
ふくカエル
ただし、ここで注意していることがあります。
それは、いくらクールな役に徹したとしても、「言葉を発するのはNG!」 にしていることです。
と言うのは…、自分の発した言葉で、さらに相手を刺激して油に火を注ぐ形になってしまうからです。
また、自分の発した言葉で、自分自身がさらに刺激されて、怒りがパワーアップする場合もあるからです。はい。
4 怒りを肯定する
そして、最後に、現場から離れたところで、一人孤独に深呼吸しながら(あるいは、現場から逃げられずに留まり、クールな怒り役を演じながら…。
脳みその中で、必死に「怒りを肯定」しまくります。
たとえば、
怒りは人類が過酷な環境から生き残るために必要な感情であるから、大事にしなアカンのやで。
怒りは大事な感情やけど、怒りから発する「いかなる乱暴な言動」はしたらアカン行動なんやで。
てな感じです。
効果があるときも…ある
以上のような4つの行動をしています。
自分の怒りとうまくタイミングがあうと、怒りをすっと抑えることができます。はい。
1回でもうまく功を奏すると、「次もできるんとちゃうかー!」とモチベが上がります。
ご興味が湧いたら、お試しくださるとうれしいです。
番外編
これは番外編ですが…
怒りがMaxになると「I〇EBOX」を食べたりもします。
ガリガリバリバリと食べてます。冷たく硬い刺激によって、怒りで火照った気分が落ち着くことも…たまに…あります(笑)