自分の印象操作について考えてみる
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回は、クリティカルシンキング入門篇「あなたの思考をガイドする40の原則」を勉強してみます。
もっと、きちんと くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
今回から第4章「自分自身の省察する」です。
今回は・・・。
今回は、自分の行動を他人に説明するときに、よくやる印象操作についてお知らせします。
人は、どうしても自分を「こう見られたい!」と思ってしまいます。
こんなイメージで見て欲しい!
と自分のイメージを押し付けようとします。
なので、ちょっと真実をねじ曲げちゃうのです。
あまりにぐずる子どもに持て余してしまって、
あれ買って!買ってよ~!!
思わずちょっときつく怒ってしまいました。
え~かげんに
せえよ~~!
そんなところをママ友に見られてしまいました。
ひえ~、日頃あんな関西弁
丸出しなんや~ひょっとして、虐待?
それに気づいたわたしは、
やっばあーい!ヤバイぞ!
で、とっさにそのママ友に近づいてこう言っちゃいました。
ちゃうねん、ちゃうねん。
わたしも関西弁で叱るのはツラいねん。
でも、こうして叱らんと
いつまでもああして甘えるねん。
心を鬼にして叱ってん。
誤解せんといて、
いつもこうも恐ろしく叱らへんねん。
虐待とちゃうねん。
と非常に苦しい「印象操作」をします。
ふくカエル
これらの印象操作ですが、わたし達は日頃から結構やってます。
たとえば
- 服装
- 髪型
- アクセサリー
- 部屋のインテリア など
非常に悩んだりします。
ふくカエル
絶対に印象操作してへん!
とは・・・言えません。
ふくカエル
うふっ!うふっ!
印象操作に深く関わるものって、なにかな?
実は、この印象操作ですが、深く関わるものがあります。
自己モニタリング
それは、自己モニタリングです。
自己モニタリングとは、
他者や周囲の状況と自分の行動を観察して、
絶えず状況に適応するように自分の行動の修正を行うことです。
テレビのモニタリングで、出演者が自分の映り方をチェックするのと似てます。
ふくカエル
個人差があるよ!
でもです。
この自己モニタリングですが、
個人差があることが知られています。
Snyder,M. (1987)Self-monitoring Public appearance/private realities
個人差があるよ!
自己モニタリング傾向 | 印象操作の傾向 |
強い人 | 強い |
弱い人 | 弱い |
ここで、ちょっと考えてみませんか?
自分自身をチェックしてみる?
ところで、自分の自己モニタリング傾向が気になりませんか?
自分に当てはまるかチェックすると分かるそうです。
- 自分の印象づけたり、人を楽しませようとして、演技をすることがある(Yes ・No )
- 他人の行動をまねるのは苦手(Yes ・No )
- たぶんよい役者になれると思う(Yes ・No )
- グループの中で、めったに注目されない(Yes ・No )
- 良かれと思えば、他人の目を見て真面目な顔でうそをつける(Yes ・No )
- いろいろな人や状況に合わせて、自分の行動を変えていくのは苦手(Yes ・No )
- あまり知らないトピックでも、即興でスピーチできる(Yes ・No )
- これまでにジェスチャーや即興の芝居のようなゲームで、うまくできた試しがない(Yes ・No )
- わたしは裏表のない人間ではない(Yes ・No )
- パーティでは、冗談を言ったり、話したりするのは、他の人にまかせて、自分では黙っているほうだ(Yes ・No )
【出典:クリティカルシンキング】
奇数番号の項目で「Yes」と答えた数
偶数番号の項目で「No」と答えた数
の合計点とします。
得点が高ければ高いほど、自己モニタリング傾向強い人です。
実は、自己モニタリング傾向は、高すぎるのも、低すぎるのもよくないです。
極端に高い人は、
- どんな場面
- どんな状況
にあってもすぐに人に合わせて、人に対して自分を良く見せようとします。
なので、本当の自分自身の
- 感情
- 信念
- 態度
を無視します。
また、行動に一貫性がないので、人に信頼されなくなる可能性があります。
極端に低すぎる人は、
- 場の雰囲気
- 人々の気持ち
- その場にふさわしい態度や行動
に無頓着です。
その結果、
場の雰囲気を乱してひんしゅくを買ったり、
一人孤立してしまうことになりかねないです。
まとめてみたkerokero
- 自己モニタリング傾向についてお知らせしました。
次回は、「自己ハンディキャッピング」についてお知らせします。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、クリティカルシンキングの引用文は、宮元博章さん他お三方の日本語訳によりました。