どうして、人は正しいと思っちゃうのかな?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回は、クリティカルシンキング入門篇「あなたの思考をガイドする50の原則」を勉強してみます。
もっと、きちんと くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
今回から第6章「自分は何を知っているかを知る」です。
理解していたつもりになっていたのに、
実は理解していなかった!
ときって、大いに動揺します。
もし、あなたが今そのことに嫌というぐらいに悔しい思いをしているのなら、参考にして欲しいです。
第6章では、
- 「知っていると思っていること」
- 「実際に知っていること」
のズレを少なくするには、どうすればいいのかを考えてみます。
こんなことないですか?
こんな経験ないですか?
みんなよく聞いて!
これが正解やねん!
と自信まんまんに喋っていたのに、
あら、びっくり!
めっさ、間違ってるやん!
ってことがないですか?
そうです。
思い違いです!
一番恐ろしいやつは、これです!
あの子は、僕のことが
絶対好きやで!
と自信まんまんだったのに、実は「大っ嫌い!」だったことが判明したときです。
けっつ!
お前さんのことなんて
嫌いなんだよ!
こうなるともう、本当に再起不能になっちゃいます。
すんません!勘違いでした~~。
さらに、もっとショックなのは・・・
たしかに、間違えていたことも勘違いだったこともショックですが、
それ以上にもっとショックなのが、
間違っている答えを正しいと信じていたことです。
ふくカエル
でも、どうして?
でもです。
どうしてこうも間違えるのでしょうか?
具体的に言うと、
- 知っていると思っていたこと
- 実際に知っていること
のズレが生じるのでしょうか?
なぜ、ズレが生じるのかな?
くり返し見ると、信じるようになるから
実はです。
繰り返し繰り返し同じことを見たり、考えたりすると、
「これは正しいのではないか?」
と思っちゃうのです。
これは日常生活にもあるよ!
この何度も繰り返し見たり、考えたりすることで間違える効果ですが、身近な暮らしの中にもけっこうあります。
たとえば、コマーシャルです。
朝から深夜まで、
何度も何度も繰り返し、繰り返し見たり考えたりすると、
なんだか自分にとって良さそう!
と、次第に購買意欲が出てきます。
ふくカエル
ふくネコ
次第に、当たり前になる
実はこれ、コマーシャルばかりじゃないのです。
- 報道されるニュース
- 雑誌の特集
- 血液占い・星占いなど
同じことを何度も何度も繰り返して説得するので、
段々とその内容をまるっと鵜呑みして、当たり前のように受け止めちゃうのです。
ふくカエル
そして、信じる!
そして、そのまま疑いもせずに、
正しいことだ!
と信じちゃうのです。
当然「正しいことだ!」と強く思うと、そこに感情が生まれてきます。
「正しい」と思っていたことを「間違っている!」と指摘されると、
つい不愉快になっちゃうのです。
ふくカエル
そこで必要になる、クリティカルな思考になる第41の原則
人は、同じ情報を繰り返し示されると、真偽にかかわらず、それを正しいと信じるようになる
クリティカルシンキングより引用
こんな風にアレンジしてみた!
第41の原則
人は、繰り返し繰り返し、
同じ情報を聞いたり、見たりしてると、
正しいのか間違っているのかお構いなく、
その情報が正しいと思っちゃうんだよ。
それって「正しいの?」と聞かれて、
だって「みんがが言ってるもん!」
と答えてしまったのなら、
イエローカードかも?
イエローカードはアカンよ!
2枚でアウト!
まとめてみたkerokero
- 「知っていること」と「実際に知っていること」のズレが生じる原因についてお知らせしました。
- 原因を知っているとちょっと意識できます。
同じ情報を何度も、何度も繰り返し聞いたり、見ることが多くなったら、
こりゃ、注意のサインだ!
「えっと!どこかおかしくないか?」と一歩引いて、その情報を調べるのがいいと思うのです。
- まずは、フェイクかどうか?
- 次に、その情報の示す内容が、正しい意見なのか?
- そして、何か思惑がないか?
を考えてみるのがいいと思うのです。
たとえその情報が正しいとしても、
その情報の発信者になにか思惑があるかもないです。
ふくカエル
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、クリティカルシンキングの引用文は、宮元博章さん他お三方の日本語訳によりました。