【知性】感情を大切にしたほうがいい理由と方法
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
「あなたなんか、大っ嫌い!」事件
わたしは、恥ずかしいことに、大人になってから面と向かって「大っ嫌い!」と言ったことがあります。
ふくカエル
ふくネコ
何が一番ショックだったかと言うと、「あなたなんか、大っ嫌い!」と言い放って、
初めて「そんなに、私は、この人が嫌いだったんだ」と、逆に分かったという事です。
こっちの方がショックやった!
いままでの十数年間、頑張って、頑張って、嫌いという感情に、蓋をし続けていたようです。はい。
嫌いという感情の中には、「自分を認めてほしい」という感情があるのも認めます。
そんな感情もひっくるめて、あまりにも「自分の感情」に無視し続けたので、ガスがたまりにたまって大爆発したのです。
その場もそうとう修羅場でしたが、その後も苦い後味を引きずりました。
そもそも、感情抜きに生きるのは無理
そやけどです。
そもそも感情抜きで、理性だけで暮らすなんて無理な話しなのです。
だって、人間だから!
じゃあ、どうしたらいいの?
こうしたらええのです!
これです!
感情を大切にする
理性と観念の世界だけで生きていこうとするのは愚かなことだ。感情もかけがえのない人生の要素であり、それなしで社会的地位を得たり、仕事で人づきあいをこなすことはありえない。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
自分の感情を大切にする!
ことです。
自分の感情をないがしろにせずに大切に扱います。
なぜ、大切にしたほうがいいのかな?
知性の軸だから
まず、感情もまた、自分の知性の大事な軸になるからです。
知性には
- 理性
- 一般的な考えや知識
- 感情
などが必要な要素になります。
そしてこれらはどれが欠けても「健全な知性」とは言えないのです。
理性だけでは、血が通わない「冷酷な人」になってしまいます。
かたや、感情だけでは冷静さを欠いた「騒がしい人」になってしまうのです。
理性と感情のバランスをほどよく保ちながら、健全な知性をもった「好ましい人」になる必要があるのです。
人生の大切な要素だから
それにです。
感情は自分の人生に色どりを与えて、素晴らしいものにする大切な要素だからです。
ふくカエル
感情によって、
- いろいろな人と関わり合いが複雑で濃厚なものになる
- 出来事が感慨深いものになる
- 刻々と感情と共にものごとが変化する
など、いろいろな作用があります。
さらに、
- 愛情
- 人情
- 感動
- 同情
- 温情
- 欲情
などは、その人の社会的地位、仕事、人間関係にふかく影響し構築していきます。
ふくネコ
理性だけだと、冷静に対処できますが、ぱっさぱっさで無味乾燥な人生になると思うのです。
理性に感情を加えて、適当に湿らすのがいいと思います。
それに、理性で冷酷だと、人は近寄りがたいものですが、
感情で熱量を発していると、人は近寄りたくなるものです。はい。
幸福が半減するから
なので、感情を大切にしないと、人生の幸福が半減するからです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
喜怒哀楽を大切にする
とにかくです。
自分の喜怒哀楽を大切にします。
とくに、喜びや楽しみなどの「ポジティブな感情」は大切にします。
適当にガス抜きをする
また、自分の感情に振り回されないように、適当に感情のガス抜きをします。
怒りや悲しみ、不安などの「ネガティブな感情」については、適当にガス抜きをしておきます。
適当に発散して、自分の中に貯めないようにします。
ふくカエル
ふくネコ
あまりにも臭いガスをため続けると、そのうち何かの拍子に引火して大爆発を起こしかねません。
ときどきは、心の窓を開けて「心の換気」をする作業は必要です。
「ネガティブ感情」がうっ積していることに気がついたら、尽かさず、
ああっ!今わたしは心が乱れている!
と自覚して、すぐに背伸びをして気分転換をするというルーティンワークを決めておくのがお勧めです。
背筋を伸ばすと、
背中の神経(神さまの径)が真っ直ぐになるから、
神さま達が通りやすくなるのです。はい。
そうなのじゃ、そやから、
背筋を伸ばしてや。
おっちゃん、入ったるからな。
ついでに、「感情のガス漏れ点検」も怠らないようにするのも肝心です。
感情のガス漏れ点検は大事です。
そうすると、どうなるのかな?
知性のバランスがとれる
まず、知性のバランスがとれます。
- 頭(理性や一般的な考え)
- 心(感情)
などを大切にしてバランスがとれていると、
知性がより研ぎ澄まされて「知性の幅や質」が上がります。
能力を発揮できる
次に、「知性の幅や質」が上がると、
- 本質を見抜く洞察力
- 判断力
- 観察力
- 情報の選別力
- メタ認知
- 良識
- 思慮分別
- 検討力
- 思考力
などの能力を発揮することができます。
ふくカエル
人生が豊かになる
さらに、「知性の幅と質」が上がると人生が豊かになってきます。
人生のいろいろな困難や出来事、体験などが自分にとって有意義なものに解釈できるからです。
ふくネコ
たとえば…
たとえばです。
感情を大切にして「感受性」を高めて「知性の幅と質」をあげると、
普通の人なら気づかないチャンスやヒントに気づくことができます。
そのチャンスやヒントを大切にして自分の能力を発揮できれば、
- 一定の社会的地位を得る
- 仕事をうまくこなせる
- 人づきあいを良好にできる
などいろいろ嬉しい作用が期待できます。
自分の感情を大切にできると、他人の感情も大切にできます。
相手の感情を尊重する態度や振舞いは、人々から好感や共感を引き出せます。
この好感や共感は「人望や信頼」を集める「きっかけ」につながり、自分の成功に一歩近づけるのです。
ふくカエル
自分が傷ついて、はじめて「相手の傷の痛みが分かった!」という話は、よくある話です。
悲しみを知ると、
人にやさしくなれると言います。
悲しんでいる人に「温かい言葉」を言ってあげれて、
慰められる人は、知性がほんまに高い人や!と思います。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第4章 知性について」
「No.108 感情を大切にする」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 感情を大切にしたほうがいいです。
- 「感情」と「理性や観念」はどちらも「知性」の大事な「軸」になります。
- そして、かけがえのない人生の「大事な要素」になります。
あたしも、自分の「感情」を大切にして、適当にガス抜きしていれば、失態を犯さずにすんだかもしれません。
あれ以来、
この人とは相性が悪いのだ!
ということを認めました。
そして、相手のことを過剰に意識して、ますますギクシャクするよりは、
これ以上、関係修復をするのを
あきらめよう!
それよりも
自分の幸せを愚直に考えよう!
と考えを切り替えました。
あのね、むしろこのように考えたほうが、
- 自分の時間を楽しく過ごせる
- なによりも精神的にも美容にもいい
ことに気づいちゃってん。うふふ。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。