人に萎縮しないようにするには?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ビビる!
ウチ(訳:わたくし)は小心者なので、ちょっと睨まれるとビビってしまいます。
たとえば、自分よりも
- たいそう賢そうな人
- 社会的地位が高い人
- 威圧感丸出しの人
などに出会うとそれだけで萎縮してしまうのです。はい。
ふくカエル
ふくネコ
でもです!です!
この度、耳寄りな知恵をゲットできました。
なので、同じように悩んでいる方にシェア(共有)したいと思います。
耳寄りな知恵とは、これ!
これです!
萎縮しない
人に対する概念を少しずつ緩めてみよう。恐れなければならないほどの高貴な人などいない。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
この世には、恐れなければならないほど
エライ人なんていない!
ということです。
つまりですよ。
この世には、そんなにビビるほど高尚な人がいないということです。
萎縮しとんか?
かなんなぁ(訳:そ~なん、大変やねぇ)
ええこと教えたる
みんな錯覚や、
錯覚やで。
そんなビビるほどの高尚な奴は
この世にはおらへんで。
ということらしいです。
では、そもそも、なぜ萎縮してしまうのかな?
相手を過大評価しすぎるから
まず、相手を自分よりも優れている人間だと過大評価しすぎるからです。
ふくカエル
自分で判断した評価に気後れしてしまうのです。これが萎縮してしまう原因です。
自分を過小評価しすぎるから
次に、逆に、自分を相手よりも劣っている人間だと過小評価しすぎるからです。
ふくネコ
これは、とくに自分に自信がない人がハマりやすい落とし穴です。
ほんま、すぐにハマりよるねん。うおっ~~~!
じゃあ、萎縮しないためには、具体的にどうすればいいのかな?
1.概念を緩めてみる
恐れなければならないほどの高尚な人などいない。
まず、人間についての概念(人間とは何たるか?)を緩めてみます。
目が合っただけで死んでしまうほど恐れなければならない高尚な人はいないのです。
そもそもな、視線だけで人が死んでしまうような奴はおらへんねん。
そんなんまるでメドゥーサやん(こっちは目が合うと石になるねん)?
ふくカエル
たとえば、偉い人でも、くっさいおならをする
どんなに偉い人でも、必ずおならはします。くっ、くっさいおならをするのです。
どんなに取り澄ました見目麗しく高尚な人でも、おならは臭いはずなのです。はい。
食べたらおならは出る
臭かったら、鼻、詰まるで。
そんなん、当たり前。
たとえば、欠点がある
次に、どんなに高尚な人でも必ず欠点があるはずです。
たとえば、
- 都合が悪くなったら、すぐに言い訳する
- 自分が可愛くて人を助けず、人情味に欠ける
- 怖いことは他人任せで、勇気を出さない
というセコイ人はごまんといるハズです。
わたしは、
つまみ食いをしたくせに、他人のせいにした賢い人を見たことがあります。
社会的地位があるのに、なんでも部下に責任転嫁をして、人情味に欠ける人を見たことがあります。
優れた方なのに、お化け屋敷が怖くて入れない人を見たことがあります。
2.思いこまない
高い地位の人は、優れているように見えても実質が伴っている人はめったにいないもの。
次に、「高い地位の人だから、きっと人間性も優れているに違いない」と思い込まないことです。
偉そう見えても、実質も伴っている人は滅多にいないことに気づきます。
実質が伴わない人は、沢山おるねん。
3.冷静に判断する
なので、目の前にいる人が
- 高尚そうに見える人
- 高尚な人
どちらなのかを冷静に観察して判断します。
4.節度を保てばOK!
冷静に判断してその思い違いが解ければ、このような人に対して節度をもって大胆に対応できる。
そして、節度を保って接すればOKであることに気づきます。
こいつは、無礼な奴だ!
と思われないように、必要最低限の礼儀作法を心得ておけば、堂々と振舞ってもOKなのです。
ありがとうございます。
勉強になりました!
という言葉と気持ちさえ失ってなければOKです。
そうすると、どうなるのかな?
錯覚に気づく
- 過大評価の排除
- 過小評価の排除
- 思い込みの排除
- 冷静な判断
などを忠実に実践すると、
今まで萎縮するほど恐れていたのは、自分が描いていた妄想・錯覚にすぎないことに気づきます。
大胆に対応できる
一旦、妄想や錯覚にすぎないことに気づくと、
必要以上に萎縮しなくなり、大胆に対応することができます。
また、心に余裕ができるので、自分の実力を発揮することができます。
人物観察ができるようになる
そして、視野が広がるので、人物観察ができるようになります。
萎縮するより、
なんならどんな人物なんか
観察してもらいまっさ!
ぐらいの余裕がでてくるねん。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 人とのかかわりについて」
「No.19 萎縮しない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 社会的地位の高いからといって、全ての人が、高尚な人ではありません。
- 萎縮しないことが大切です。
- 萎縮しないためには、まず、相手の過大評価をやめる、次に自分の過小評価をやめることです。
- さらに、人の概念を曖昧にすること、目の前にいる生の人間を観察すること、節度をたもつことが大切です。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。