【成功】自分の引き際を見定めるには?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
めっさ難しい
自分の引き際を見定めるのは、本当に難しいものです。
ましてや最高の引き際を見定めるとなると
不可能に近いのでは?
とまで思います。
そやけどです!
誰でもいつかは引退しなければなりません。
できれば自分も納得して、周囲から惜しまれて引退したいものです。
華のある引き際にするには
どうすればいいのでしょうか?
こうするのはどうでしょう?
これです!
運が尽きる前に手を引く
今うまくいっているのであれば、そろそろ引き際かもしれない。退却すべきときを心得ていることは、攻撃すべきときを心得ているのと同様に重要だ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
運が尽きる前に手を引く
ことです。
引退するのなら、運があるうち(幸運時)にしたほうがいいです。
なぜ、運が尽きる前にするといいのかな?
幸運はいつまでも続かないから
まず、幸運というものはいつまでも続かないものだからです。
運というものは波のように絶えず変化し、幸運があれば必ず不運が来ます。
運が尽きる前(運があるうち)というのは、とても貴重なのです。
タイミングが重要だから
次に、運が絶えず変化するものであれば、なおさら引き際のタイミングが重要になるからです。
うっかりしているとタイミングを失うことになります。
周囲の対応が変わるから
それにです。
タイミングの良し悪しで、その後の自分に対する周囲の対応がガラリと変わるからです。
退却すべきときを心得ていることは、攻撃すべきときを心得ているのと同様に重要だ。
運が尽きる(運がある)前にタイミングをうまくとれると、
周囲に惜しまれて、華のある引退をすることができます。
逆に、運が尽きた(運がなくなる)後になる等タイミングを失うと、
周囲に惜しまれるどころか、厄介払いのように虐げられての引退になるかもしれません。
周囲から促されて(うながされて)の引き際ほど寂しくて惨めなものはないです。
あのマラソンでも、
いろいろな駆け引きの中での「仕掛けるタイミング」がその後のレースの展開に大きく左右します。
「仕掛けるタイミング」に失敗すると、自ら失速して自滅してしまいます。
引き際を見誤るとすべてが台無しなることもあるのです。
ふくカエル
じゃあ、どうすればいいのかな?
まずは、自分の運勢を判断する
自分が引退すると決めたなら、自分の運勢がどのような状態なのかを判断します。
幸運が続くようなら用心する
ここずっと幸運が続くようであれば用心し、そろそろ潮時であることを悟ります。
余裕があるうちに引退する
そして、自分にもいろいろな余裕があるうちに引退します。
たとえば、
- 健康・体力
- 精神力
- 実力
- 才能
- その他もろもろ
などがまだ充実しているときを狙います。
自分に余裕があるうちにタイミングを計ると、
自分の周囲の人達一人一人に感謝の気持ちを伝えることができます。
そうすると、どうなるのかな?
幸運を最大限に活かせる
それに、運があるうちにタイミングを計れば、幸運を最大限に活かすことができます。
有終の美を飾れる
また、有終の美を飾れます。
惜しまれてこその引退は、本当に華があります。
物事をやり通し、素晴らしい結果を残すことです。
立つ鳥は後を濁さず
そして、立つ鳥は後を濁さずもできます。
立ち去るものは、見苦しくないようにきれいに始末をしていくべきだという戒めです。
また、引き際は美しくあるべきだという美学です。
自分の最後は大切です。
自分がお世話になった人たちに感謝の気持や恩返しをするには、
自分に運があって余裕があるときにすべきことなのかもしれません。
むしろ、自分に運があって余裕があるときにしかできないことでもあると思うのです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第7章 成功について」
「No.194 運が尽きる前に手を引く」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分の引き際を見定めるには、運が尽きる前にすることです。
- 幸運はいつまでも続かないからです。それにタイミングの良し悪しで周囲の対応がガラリと変わるからです。
- 具体的には、自分の運勢の状態がどうなのかを判断します。幸運が続きそうなら用心します。そして自分に余裕があるうちに引退します。
- そうすると幸運を最大限に活かすことができ、有終の美と立つ鳥跡を濁さずを全うできます。
【お知らせ】
バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」に出てくる言葉の厳選を試みてみました!
ご興味のある方は、こちらへどうぞ!
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。