相手の気質を見分けること、こんなことに役立つよ!
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ところで、気質とは何?
ここでは、気質(きしつ)とは、その人が生まれつき持っている性格のこととします。
ふくカエル
有名な分け方
有名な分け方のひとつに、クレッチマーの気質分類があります。
ふくカエル
クレッチマー先生は、ドイツの医学者、精神科医だった人です。
体格を3つのタイプに分類し、それぞれに気質を当てはめたやり方です。
詳しい性格を知りたい方はクリックしてね。
細長型(痩せている人)
肥満型
闘士型(筋肉質の人)
などがあります。
この理論は今から100年前の欧米における調査結果ですが、実は、科学的根拠があるわけではないそうです。
100年前の貧困時の「肥満」と現在の飽食時の「肥満」では意味が違いますもの。
ただ、20世紀にとても影響を与えたユニークな分類なので紹介しました。
気質を見分けられると、何に役立つのかな?
こんなことに役立つ!
相手の気質を見分ける
かかわる相手の気質を見分けることはとても役立つ。内面が分かれば行動を予測できるからだ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
その人の行動を予測することができる
ことに役立ちます。
大まかな次の行動の傾向を予測できると、あらかじめ対処方法を考えることができるます。
けっこう気分的に楽になります。
たとえば、こんな予測ができる!
憂うつなタイプ
憂うつな気質のタイプは、何でも悪い方に考える傾向があることが予測できます。
このような人とかかわるときは、誤解されないように注意することが必要です。
悪口を叩く人
悪口を叩く気質の人は、他人の悪口を叩くわりには、自分の誹謗中傷にとても敏感です。
自分の悪口を聞きつけると精神的にとても不安定になる傾向があることが予測できます。
このような人とかかわるときは、悪口には耳を貸さないように注意することが必要です。
いつも精神的に不安定なのは、本人によるところが大きいので、自分のせいだと思わないことが肝心です。
感情的になりやすい人
すぐ感情的になりやすい気質の人は、理性を保つことが苦手です。
時には、感情にまかせて真実を偽ったり、心にもないことを口走ったりする傾向があることが予測できます。
ひどく感情的になると、その時に何を言ったのかはっきりと覚えていないことが多いです。
感情的になっているときはそばをそっと離れるか、話を聞いてもまるっと信じないことです。
あとからバカを見ます。
じゃあ、気質を見分けるには、どうすればいいのかな?
表情を読み取るスキルを身につける
まずは、その人の表情を読み取るスキルを身につけるようにします。
なぜなら、表情に本心が現れるからです。
当の本人は自分の本心が表情に現れているとは気づいていないので、かなり無防備で油断しまくっています。
ふくネコ
表情が、いつもヘラヘラしている人
表情が、いつもヘラヘラしている人は浅はかな人が多いです。
普段からいつもヘラヘラしているばかりで、ものごとを熟考する習慣がないので考え方の底が知れてます。
品性に欠けることが多いので、頼りにしたり期待することは避けた方がいいです。
たまにお葬式でもニヤニヤしている人がいるよね。
あれは、普段の習慣が抜けない人なのか、
あるいは、緊張しすぎて笑ってしまってるかどっちかやと思うねん。
表情が、うわさ話が好きそうな人
表情が、うわさ話が好きそうな人は、
- 単なるおしゃべり
- 詮索好き
です。
他人の時間を侵害していることに無頓着です。しゃべり出したらとまらなくなります。
自分の時間が浪費されるばかりなので避けた方がいいです。
かかわりあいを持つときは、
- 一度捕まるとなかなか解放してもらえないこと
- どんどんこちらの細かいところまで詮索してくること
を覚悟する必要があります。
ふくカエル
ふくネコ
表情が、醜い人
表情が、いつも苦虫を嚙み潰したように醜い人は、自分に起こる不都合なことは、何でもかんでも自然(自分が置かれた環境)のせいだと決めつけます。
いつも自然(自分が置かれた環境)に文句を言ってけなすばかりで、自分で働きかけて変えようとしません。
なので、万が一かかわりあいを持ったとしても、期待しないほうがいいです。
表情が、美しい人
また、美しさと愚かさは表裏一体であることが多いことを知っておこう。
最後に、表情が美しい人は、愚かさと表裏一体であることが多いです。
なので、外見にダマされないようにすることが大事です。
美しいから聡明だとは限らないのです。
表情に穢れ(けがれ)がないことは、世の中のことを知らなすぎることを証している場合があるからです。
ふくカエル
あまりにも表情が美しすぎる人とかかわるときは、
ひょっとして、
この人は、
何も知らない無垢な人かもしれない?
ということをあらかじめ想定しておいた方がいいです。
後から、びっくりすることがなくなります。
そうすると、どうなるのかな?
ずい分と楽になる
人とのかかわりあいが、ずい分と楽なものになります。
気質を見分けて、その人の次の行動の傾向を予測できると、
それぞれに最適な対処方法をとることができるからです。
人間関係が円滑なものになります。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 人とのかかわりあいについて」
「No.29 相手の気質を見分ける」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人とのかかわりあいの中で、相手の気質を見分けることは大切です。
- 気質を知ることによって、その人のその後の行動を予測することができます。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。