【駆け引き】新しいことにチャレンジする前に、チェックすること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
新しいことにチャレンジ
たとえば、
いっちょう!やってやるか!
心機一転、ラーメン屋になるぞ!
と何か新しいことにチャンレジしようとするときに、ちょっとチェックしてほしいことがあります。
チェックすることとは、これ!
これです!
風向きを調べる
ことに乗り出す前に、それがどのように受けとめられるか考えてみよう。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
風向きを調べる!
ことです。
自分のチャレンジしたい新しいことが世間で受け止められるのか、周りの人たちの反応を観察することです。
なぜ、風向きを調べたほうがいいのかな?
安全かどうか分かるから
なぜなら、自分がチャンレンジしたい新しいことが、安全なのかどうかが分かるからです。
具体的に言うと
- ラーメン屋がうまく軌道に乗るのか?
- スープは受け入れられるのか?
- 麺はどうか?
- 器は?
- 決め手の焼き豚は?
- 店の雰囲気は?
など、世間から受け入れられるかどうかが分かるからです。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
関係者に打診すること
まず、自分が新しくチャレンジすることに関わる人に打診します。
つまり、自分がチャレンジしようとしていることに
- 精通している人
- 成功している人
- 失敗している人
などです。
ふくカエル
このような関わる人たちに打診してみて、彼らがどのように相手が反応するのかをじっくりと観察してみます。
ふくカエル
たとえば、
自慢のラーメンを食べてもらって率直な反応を見てるねん。
これ美味しいやん!
ってな感じだったら
まずますOKです。
うえっつ!
ってな感じだったら
ちょっと考え直したほうがええです。
世間で「どのように受け止められるか?」を事前にチェックしておくことで、
- はたしてウケるのだろうか?
- ひょっとしてウケないかも?
- 勝算はあるのか?
- 評価は、高い? 低い?
- 反響はどれぐらい見込まれる?
- 今の流行りって何?
などを冷静に判断することができます。
受け止めらえるか考える
そして、いろいろな関係する人たちの反応をじっくり観察してから、
自分のチャレンジしたい新しいことが、世間ではどのように受け止められるかをじっくり考えてみます。
ふくカエル
周囲の人達がこんな顔ばかりしていたら、
君もチャンレンジするとなると
困るねんけどな・・・
相当リスクあると判断してもいいです。
逆にこんな顔が多ければ、
僕と一緒にやろぜ!
頑張ろうぜ!
ほぼほぼ安全だと判断してもいいです。
世間の反応がいまひとつでもチャレンジしたいのなら、
相当な覚悟を持ってしなくちゃいけないと理解して、タフにならないとダメです。
世間で「どのように受け止められるか?」を事前にチェックしておくことで、
- どれぐらいライバルがいるのか
- どれぐらいしのぎを削っている(努力している)のか
- 自分がチャレンジすると困る人がいるのか
- 応援してくれる人がいるのか
- 余計な軋轢や摩擦がおきないか
などを冷静に判断することができます。
こっそりと言うけどな。
大きなことに
チャレンジしようとすればするほど
実は、根回しも大事やねん。
そう思うで。
ただし、注意することがあるよ!
白紙撤回が可能なうちにする
ただし、注意することがあります。
関係する人たちに打診するのは、まだ白紙撤回できるうちにすることです。
チャレンジ前かチャレンジしていたとしてもすぐにストップできるウチにします。
新しいことを始めるときは
見切り発車は危険やで!
チャレンジした後はしない!
チャレンジしてしまったのなら、打診することはやめます。
動き出したものを止めるのは、始めるよりもエネルギーがいるからです。
ふくカエル
ふくネコ
それに、動き出したものを止めれないのに打診してしまうと、
余計に人間関係の軋轢(あつれき:仲が悪くなること)を生むことになります。
関係する人(同業者)が「やめて欲しい!」と反応しても
今さら止めれないのなら、打診しない方が賢いです。
なので、こんな事態をなるべく避けるためには、
いつでも止められるうちに、関係する人(同業者)に打診して意見を求めたほうがいいです。
無用な争いを避けることができるし、ライバルを協力者に変えることもできます。
これは駆け引きをする上で、とても役立つ知恵です。
今さら打診はやめる!
出し抜けチャレンジもやめる!
これは駆け引きをする上で
ほんまに大事な知恵!
そうすると、どうなるのかな?
方向性が見えてくる
新しいことをチャレンジする前に、風向きを調べて世間の「受け止め方や反応」を知ることで、自分が進むべき方向性が見えてきます。
新たな自信が出てくる
また、自分の新しいチャレンジが、世間で受け入れられる可能性が高いものであることが分かると新たな自信が出てきます。
チャレンジするモチベーションも上がります。
流行を知ることができる
それに、世間の「受け止め方や反応」をチェックすることで、世間の流行を知ることできます。
世間の「受け止め方や反応」を分析すると、今現在の「時代の流れ」や「何が主流なのか」を知ることができます。
運気を判断できる
さらに、世間の流れを知ると、自分の運気をも判断できます。
「時代の流れ」や「何が主流なのか」を見極めることで、運気の風がどちら向きに吹いているのかを知ることができるのです。
自分にとって追い風であれば、風に乗るチャンスです。
今流行りのこれは、
僕の得意とすることやん!
駆け引きを調整できる
そして、事前に風向きを調べることで、人との駆け引きを調整することができます。
事前に打診することで、無用な軋轢を避けることができ、余計な敵をつくらずにすみます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 駆け引きについて」
「No.61 風向きを調べる」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 新しいことにチャレンジする前に、世間の「受け止め方や反応」についてチェックすることは大切です。
- チャレンジすることが安全なのか否かの判断をすることができます。
- コツは、前進することも、引き戻して白紙撤回もできるときにチェックすることです。
- あらかじめ打診することで無用な軋轢をさけることができます。
- 臨機応変な対応することができ、自分のチャンスの道を狭めずにすみます。
自分の中に風見鶏を置いて、
風を読んで、自分の実力の程度や人の思惑などを安全確認することは大事やねん。
ということです。はい。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。