【知性】すぐに感化されないようにするには?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
すぐに影響されすぎ?
今インターネットのおかげで情報がどんどん流れてきます。
最新の情報や魅力的な情報が溢れています。
たとえば、
- 劇的な効果を出す最新のダイエット情報
- 資格試験の楽してすぐに合格する情報
- 大きな病気への効果ある治療情報
などはどれも、すぐにでも飛びついて実践したくなります。
でもです。ここではたっと気づくのです。
これってどうなん?
正しいのかい?
節操がないような気もする…
一体、どうしたらええの?
こうしたら、ええのです!
これです!
最新の意見に翻弄されない
ロウのようにすぐ感化される人がいる。以前あったことに簡単にとって代わるような最新ニュースに翻弄されてしまうのだ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
最新の情報に翻弄されない!
ことです。
なぜ、翻弄されるとダメなのかな?
意見がグラつきまくるから
最新の情報に直ぐに飛びついて、それまでの自分の意見をコロコロ変えると、
自分の意見がグラつきまくるからです。
極端になっても平気になる
最新の情報に感化されて自分の意見をコロコロ変えていると、
自分の意見を極端に変えても平気になってしまうからです。
ふくカエル
ふくネコ
えっつ!意見変えたん!!
昨日は反対しとったのに、今日は賛成するなんて
平気のへっちゃらになります。
最新の情報やから価値あるねん。
なんでもな、
新しければええねん!
と平気で言うようになります。
何も得られないから
このように意見をコロコロ変えてしまうと、そのうち何も得ることがどんどんなくなるからです。
結局、どの意見も極めることをせず、中途半端なままに意見を変えるので、
どんどん自分の意見が曖昧で信じられないものになります。
これが自分の意見や!
と自信を持って言えなくなるねん。
そして、羊になってしまうから
そして、終いにはどんな意見でも盲目的に信じてしまう「従順な羊」になってしまうからです。
ふくカエル
どんどん自分の分別が怪しいものになっていきます。
- どれが正しくて間違っているのか?
- 矛盾点はどこだ?
- つまるところ自分の意見は何なんだ?
- 過去の自分の意見との整合性がはれるのか?
などを正確に理解して判断できなくなります。
じゃあ、どうすればいいのかな?
直ぐに飛びつかない
まずは、最新の情報に直ぐに飛びついて、
そうなんや!
正しいのとちゃう!
と安直に信じて、即断しないことです。
習性を直す
次に、何でもかんでも最新情報に飛びつく自分の習性(習慣で作り上げた癖)を直すようにします。
ふくカエル
絶えず変化する状況に動揺しない
また、新しい情報がどんどん入って絶えず変化する状況に絶対に動揺しないことです。
あれ?あれ?あれ?
なんて気持ちが不安定にならないように気をつけます。
ふくネコ
最新の情報に接しても動揺しない耐性を自分につけることが大切なのです。
ガラリと変わる情報には注意する
とくに、今までの情報とはガラリとスタンスが変わるようなものには注意することです。
ガラリと変わるような奇抜な意見には充分に注意します。
う~~ん。今までの意見とちゃうで?
どういうこっちゃ?怪しいぞぉ?
意見を簡単に変えない
そして大事なことは、これまでの自分の意見を簡単に変えないことです。
自分の意見をあくまでも基本として、新しい情報を分析する姿勢を貫きます。
自分の意見を変えるのは、最新の情報が確かで正しいという確証を得てからにします。
ふくカエル
ふくネコ
それまでは浮つかずに
どっしりと構えるのが基本やねん。
いつ新しい情報が入ってきても、自分の意見がぐらつかないようにするために、
常日頃から自分の意見の穴(矛盾点や弱点)を見つけて克服しておくことが大切になります。
あやふやな知識を失くして、意見を整えておきます。
そうすると、どうなるのかな?
意見が首尾一貫する
最新の情報に翻弄されないように心がけると、自分の意見が首尾一貫します。
自分の意見や立ち位置がいつも明確にしていると、最新の情報の矛盾点や弱点を理解できるようになります。
盲信しなくなる
そして、どんなに最新情報がまことしやかなものあっても、即座に盲信しなくなります。
突然ですが、お知らせします
大須賀 覚先生のツイートです
突然ですが、大須賀先生のツイートです。ご紹介します。
健康情報にある落とし穴について教えてくださってます。
とっても大事なこと。あなたのお友達が癌になってしまったら、何かをしてあげたいと焦ると思います。そこですべきは治療探しではありません。専門家でない方がネットで探した情報を渡しても、逆に迷惑になることが多いです。そばにいて話を聞くことで十分に助けになります。https://t.co/i84LT8ShiH
— 大須賀 覚 (@SatoruO) 2018年9月7日
以前のブログで同様な内容を解説しています。そちらもご覧ください。この時は末期ガンの友人に対してでしたが、参考になるかと思います。友人が癌になると、自分も焦ってしまい、気づくと無意識に同じ行動をとってしまうものです。ぜひ、そうなる前に知っておいてください。https://t.co/HxgrCOtEts
— 大須賀 覚 (@SatoruO) 2018年9月7日
ウチも、結構、最新の情報に感化されて、自分の意見がブレそうになるタチです。
なので、翻弄されないよう注意しています。
まず、自分の意見を明確にしておく
自分の意見をなるべく明確にしておきます。
知識が不充分で意見が明確にできないときは、
- モヤっとしていること
- 理解できないこと
- 分からないこと
などをメモに箇条書きしときます。
自分が理解できてないところを出来るだけ意識するようにしてます。
そして、最新の情報に接する
それから、最新の情報にアタックしてます。
自分の気になる情報をブックマークしたり、メモしたりします。
まとめて整理してみる
いろいろな最新の情報に接したら、
- 自分の意見と大きく違うところ
- 同じところ
- 自分にとって全く新しい知識
- 自分の琴線に触れたこと
などを分類して整理してみます。
メモにしているなら、目の前に貼ってみます。
メモを貼るときもコツがあります。できるだけ分類して貼っていきます。
たとえば、
- ダイエット情報
- ペット情報
- 読みたい本の情報
- 政治の情報
など、貼る場所を決めて、貼りながら情報を自然とまとめていきます。
貼るところも、毎日、自分が見ているところに決めておくといいです。
ふくカエル
ウチはコルクボードに貼り付けてます。
毎日見る
そして、最新情報を分類したメモを毎日見るようにします。
ふくネコ
何気なく毎日見ていると、いつの間にか自然と情報が整理、編集されていきます。
ふと思いついたことをメモする
何気なくメモを見ていると、ふぃと思いつく言葉や考えが出てきます。
このような言葉や考えはメモして、同じように分類して貼っておきます。
コツは、メモの色を自分の言葉や考えだと
一目で見てすぐに分かる特別の色にすることです。
どんどん繰り返す
- 意見を明確にする
- 最新情報に接する
- 情報をメモして、分類する
- 分類したメモを何度も見る
- ふと思いついた自分の言葉や考えをメモしておく
以上のようなことをどんどん繰り返します。
これだと毎日続けられて苦にならないし、疲れないです。
最新の情報に振り回されることは軽減できます。
それでも翻弄されそうになったら…
それでも最新の情報に翻弄されそうになったら、
メモに立ち返り、自分が振り回されそうになっている「魅力的な情報」が何なのかを追加して貼っておきます。
「魅力的な情報」のメモが増えてきたら再検討してみます。
自分の意見を変えるのはそれから後でも遅くないです。
自分が感化されそうな「魅力的な情報」のメモの色も変えておくのもコツです。
今回もまた深い…!
新しい情報に翻弄されてもいいことないよね…年々情報の波は激しくなってるから、流されずに自分で編集してプラスにするってほんと大事。
そしてぼくもメモ魔なので、読み返してハッと気づく感覚よくわかります(*´-`) https://t.co/ypkiXeuFko
— どどすけ@社会人ブロガー (@dodo_blo) 2018年9月8日
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第4章 知性について」
「No.131 最新の情報に翻弄されない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 最新の情報に翻弄されないことが大事です。
- 何でもかんでも最新の情報に飛びつくと、自分の意見がグラつき、極端に変わっても平気になります。これでは何も得ることがなくなり、終には何でも従順してしまう羊になってしまいます。
- 直ぐに飛びつくような習性を直し、絶えず変化する状況に動揺しないことです。
- また今までの意見をガラリと変えるような奇抜な意見には注意し、簡単に自分の意見を変えないようにします。
- 意見が首尾一貫してくるし、盲信しなくなります。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。