バカにされないようにする方法
こんにちは!ふくカエルです。
「第3章 会話について」
「No.86 誇張しない」
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ひょっとして、バカにされてる?
ひょっとして、ウチって
バカにされてる?えらく扱いが軽いねんけど?
って思うことがないですか?
そんなときには、ちょっと自分の言動を振り返ってみてチェックしてほしいことがあるのです。
チェックしてほしいこととは、これ!
これです!
誇張しない
大袈裟なもの言いは絶対に避けるべきだ。
バルタザール・グラシアン「幸福論」より引用
話を誇張していなかったかどうか?
です。
バカにされていると感じたときは、
まずは、自分の話した内容を振り返ってみて、そこに誇張がなかったかどうかをチェックしてみます。
なぜ、誇張するとダメなのかな?
事実そのものではないから
誇張はたいてい事実そのものではないわけだし、ばかばかしい意見だと思われるのを避けるためでもある。
実はです!
誇張すること自体が、事実そのものではないからです。
ハッキリ言うと、
誇張した部分は、
ウソの部分になります。
※ 誇張部分はウソつき人間になります。
ふくカエル
ふくネコ
実はね、
このことに目をつぶっている人って、
結構おるねんで。
バカにされるから
次に、話を誇張すると、人からバカにされるからです。
ふくカエル
ふくネコ
とくに意見などを誇張すると、意見そのものがバカバカしいものになります。
どんなにその意見が、自分で考えたまっとうなものだとしも、変に誇張してしまうと意見そのもの全体が、信用を失います。
そして、いったん疑いを持たれた意見は、なかなか相手に受けれれてもらえなくなるのです。
そんなに自分の意見を盛らないと
自信がないのかよ?怪しいで!
全部まるっとウソちゃうん!
と思われるのです。
品がないから
また、話を誇張すると、本当に品がなくなるからです。
どんどん話が嘘くさくなって、ますますみっともない話の内容になるのです。
なんか、話を作ってるんとちゃうん?
ウソくさいで。
ほんまにウソくさい。
つ~んとするで。
となるのです。
評判が悪くなるから
誇張して伝えれば、正しい判断力のある人という評判も危うくなるだろう。
そして、話を誇張すればするほど、どんどん自分の評判が悪くなるからです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
となるのです。
ガッカリされることが頻繁に繰り返されると、
その人自身が
まっとうな判断ができる
人物なのかどうか?
が怪しくなり、どんどん評判を落とすのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
誇張しない
絶対に誇張しないことです。大げさに話すことを絶対に慎みます。
欲望におぼれないようにしてみる
次に、自分の欲望におぼれないようにします。
ここでの欲望とは、
- 大げさに話して、注目を浴びたくなる
- 周囲から興味をもって欲しくなる
といったものです。
こういった承認欲求に負けないようにします。
たとえ、過去にウケたことがあったとしても、
それはタマタマ偶然かミラクルだと思った方がいいです。
大げさに話しを盛ってウケる人は、それなりの訓練をしているプロやと思った方がいいです。
素人がすると火傷します。
期待ハズレの状況をつくらない
また、期待ハズレの状況をつくらないようにします。
自らのハードルを上げないようにするのです。
なぜなら、期待ハズレほど評判や信用をグ~ンと下げるものはないからです。
人は非常に期待すると
どんどんワクワク感が増します。
期待感がマックスになるねん。
でも、実際を見て、
ショックをうけると
どんどん不信感が増すのです。
そんな期待感マックス状態のときに、キツイ現実を突きつけられると必要以上に凹むのです。
ガッカリだった分、割増に値打ちを下げることになります。
人やものをほめちぎらない
なので、一番やってはいけないことは、人やものを必要以上にほめちぎらないことです。
これは、周りの期待値を必要以上に上げてしまう元凶(げんきょう:悪の根源)になります。
たとえば、
ふくカエル
ふくネコ
でも、実際に会って見たら、
ふくネコ
ふくカエル
うえ~!すげ~しょぼい!
なにが芸能人や!
地球規模サイズでガッカリやで。あほんだら。
ウソつきとは付き合わへんで
となる。
控え目にする
さらに、相手との会話に臨むときは本当に控え目にします。
礼節に努める
礼節(礼儀と節度)に努めるようにします。
そもそも礼儀と節度は、誇張をご法度とするものだから、礼儀と節度を保つことを注意すれば、自然と誇張することはなくなります。
意見は慎重にする
とくに、意見を言うときは慎重にします。
データーを盛るなんてことは絶対にしないようにします。
データーを持った部分がほんの一部分だったとしても、全体としての意見が偽物だと評価されます。
本当に厳重注意やで
痛い目に合うねんで。
誇大表現はウソだと自覚する
最後に、「誇大表現はウソの一種」であることを自覚するようにします。
「大げさに言ってしまう」ことについて、人はあまり罪悪感を持たないです。
でもです。大げさに言ってしまったおかげで、他人を間違った道に導くこともあるのです。
中には、他人の寿命を縮めることもあるのです。たとえば「薬効」などがそうです。
軽い気持ちで誇張するのは、本当に良くないことであること、「誇大表現は罪になる」ことを肝に銘じます。
キノコなどが「がん」などの病気に効果があると信じて、高額のキノコを買い漁った知人がいるのです。非常に悲しいことです。
そうすると、どうなるのかな?
バカにされない
話を誇張するのをやめると、人からバカにされなくなります。
あの人ウソばかり言うて
ほんまにアホやでというのがなくなるのは
ありがたいです。
正しい判断力のある人だと評価される
誇張することをやめて、実直に話すようにすると、逆に世間から正しい判断力のある人だと評価されるようになります。
あの人が言っていることやから
信用できるで。
あの人はウソ言うたりせえへんからな!となります。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第3章 会話について」
「No.86 誇張しない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 誇張して大げさに話すことは、絶対にさけるべきです。
- 誇張するとたとえ正しい見解であっても、品位を欠くことになります。
- 誇張表現はうその一種であることを自覚したほうがいいです。
誇張して大げさに話すことの危険性があることはたしかです。
でもです。
話を適当に盛ることによって、人々を楽しませ、笑いをもたらす面もあるのです。
誇張することで
- 人から軽蔑されるか
- 人を楽しませるか
この二つの根本的な違いは、
誇張を聞いた相手が
- 不快になるか
- 愉快になるか
の違いにあると思うのです。
そやからです。
相手が「愉快になる」のであれば、盛るのもOKだと考えています。
以上を補足します。はい。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。