高い地位についたときに 必要になる態度とは？
こんにちは！ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの？」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ～～～！
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
人を指導する地位に立つ
経験を積み上げてある年齢になると、いつかは人を指導する高い立場になります。
なのですが、人は
- 人を指導する立場に立つ
- ちょっとした権限を持つ
ようになると、ちょっとした罪をおかしてしまいます。
それは、
傲慢になることです。
自分が他の人よりも優れいると思いこみ、人をバカにするようになるのです。
ふくカエル
ふくネコ
これでは、他の人たちはどんどん従わなくなり、反発を抱くようになってしまいます。
そこでです。
このような失敗を犯さないようにするためにも、
どのような態度が望ましいのか、
必要になる態度を
知っとかへん？
必要になる態度とは、これ！
これです！
人に親しまれる
高い地位についたり、大勢に対する権限を手に入れたりしてもなお高慢でいるのは、賢人の態度ではない。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
傲慢にならずに、人に親しまれる
ことです。
なぜ、傲慢になるとダメなのかな？
反感を持たれるから
自分の命令を、まるで毒矢のように部下にかわされたくないはずだ。
まず、傲慢になって威張り散らかしていると、周囲の人から反感を持たれるからです。
反感が大きくなれると、周囲の人々はサボるようになります。
ふくカエル
人望を失うから
また、反感が大きくなればなるほど、間違いなく人望を失うからです。
ふくネコ
信頼関係がボロボロに崩れ去り、自分のもとから、
いざというときに
自分を支えてくれるはずだった人
頼もしい腹心
がどんどん去っていきます。
誰も従ってくれる人がいなくなり、どんどん孤立していきます。
近いうちに失脚することになるから
驕れるもの久しからず。
そして、必ず近いうちに失脚することになるからです。
自分の地位や名声を笠に着て威張り散らかしていると、長くその地位にいることはできないのです。
ふくカエル
じゃあ、どうすればいいのかな？
疎まれる面があることを自覚する
まず、
地位や権限というものは、
人々から疎まれる要素がある
ことを自覚します。
うぬぼれたり、偉ぶらない
その上で、うぬぼれたり、偉ぶらないことです。
自分の心の中のうぬぼれは、
自分のちょっとした仕草に如実にあらわれて
人にいやらしく映る
ことを肝に銘じて、自分の仕草や立ち振る舞いをコントロールします。
いつも謙虚にいる
次に、いつも謙虚にいることです。
言葉ほど、その人の内面を露見するものはない
ことを理解し、普段から使う言葉に注意しておきます。
人に対して傲慢な口をきくのでなく、いつでも謙虚なじゃべり方に徹します。
ふくカエル
ふくネコ
いつでも人の相手ができるようにしておく
また、いつでも「来るもの拒まず」の姿勢を貫きます。
いつでも会ってくれるという姿勢に
人々は親近感を抱く
ということをいつも意識しておき、人が自分を慕ってきたらいつでも応対できるようにしておきます。
ふくカエル
ふくネコ
意地悪な態度はとらない
さらに、気に入らないことであっても、決して意地悪な態度をとらないようにします。
意地悪な態度や苦々しい態度に
人々は嫌悪感や反発心を抱く
ということにも注意しておきます。
あるいは、自分の地位を良く思っていない輩（敵）の格好の餌になるので注意しておきます。
表情に出さない
そして、どんなに機嫌がすぐれなくても、不機嫌な表情を表に出さないことです。
不機嫌な表情は無意識に出ていることが多く、
自分が思っている以上に相手に不快感を与える
ということにも注意しておきます。
親しまれると、どうなるのかな？
好意が集まってくる
まず、親しまれると人々からの好意が集まってきます。
好意が集まれば集まるほど、長く支持されるようになります。
自分の役割を果たせる
次に、好意が集まってくると、自分の業務や役割を円滑に果たすことができます。
周りの人が好意によって、率先して動いてくれるからです。
人生が価値あるものになる
そして、人々から好意を持たれ長く支持され、どんどん自分の役割を果たしていくと、自分の人生がどんどん価値あるものになります。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本（バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社：ディスカヴァー・トゥエンティワン）をお持ちの方へ
「第１章 人とのかかわりあいについて」
「No.４６ 人の親しまれる」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか！
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 高い地位についたときは、親しまれるように謙虚な態度を身につけることです。
- 高慢な態度は人々から反感を持たれ、人望を失い、近いうちに失脚するからです。
- いつでも人の相手ができるようにしておき、意地悪で苦々しい態度を封印します。
- 人々から親しまれることで好意が集まり、自分の役割を果たせます。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』（出版社：ディスカヴァー・トゥエンティワン）によりました。
