心がざわつくときに、心がけること
こんにちは！ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの？」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ～～～！
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
心がざわつくとき
日々生活をしていると、心がざわつくときがあります。
自分に全く関係のない事がらなのに、思わず口を挟みたくなるような出来事です。
- 気になる他人の仕草や行動
- 愚痴や悪口ばっかり言っている隣人
- 陰に隠れてコソコソしている同僚
- ダイエットをバカにしながら、陰で必死にダイエットしている人
- 美容整形する人間をあれほど軽蔑してたのに、こっそり整形した事実を必死に隠そうとして無理が出ている人
などです。
気になりだしたら、ほんまにてんこ盛りになります。心がざわつき、なんか言ってやりたくなるのです。
ほんまに、心がざわざわするねん。
ざわつくねん。
どないか、ならへんやろうか？
こんなときこそ、心がけてほしいことはこれ！
これです！
平穏に生きる
心穏やかに生きる人は、長生きできるばかりか、日々の生活を制する力を持つ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
とにかく、平穏に生きること！
です。
他人のことに関心を持つのではなく、とにかく自分が平穏に生きることだけに関心を持つようにします。
なぜ、平穏に生きるといいのかな？
他人のことが気にならなくなるから
なんと言っても、平穏に生きることに関心を持つと、他人のことが気にならなくなるからです。
どんなに目の前でゴチャゴチャ言われても気にならなくなります。
どんなにクチャ食べしようが、コソコソしようが、ダイエットしようが、美容整形しようが全く気にならなくなります。
長生きできるから
それに、他人のことに関心を持つよりも、平穏に生きたほうが長生きできるからです。
他人のことに関心を持って、いちいち
- ハラハラ、ドキドキする
- イライラする
といったストレスから解放されます。
こんな状態がなくなるから
得るものは大きいです。
日々の暮らしをコントロールできるから
さらに、他人のことよりも平穏に生きることに関心を持つと、日々の暮らしをコントロールすることができるからです。
- 暮らしのリズムが狂わないようにする
- 自分の心が乱れないようにする
など、いろいろな方法やスキル（技術）を身につきます。
耐性力がつくから
そして、いろいろな耐性力がつくからです。
他人のことに関心をもつよりも、平穏に生きることに関心を持つと、
- 暮らしのリズム
- 心のリズム
を平穏に保つことができ、次第に余裕が生まれてきます。
そうすると、暮らす上でいろいろと必要な耐性力がつくのです。
心や身体が丈夫になってくるのです。
すると、何をするにも余力ができます。
そして、ちょっとしたストレスでも跳ねのけることができるのです。
じゃあ、どうすればいいのかな？
ざわつく原因を自覚する
まずは、自分の気持ちがざわつく原因をちゃんと自覚しておきます。
自分の気持ちを動揺させて、心がざわつく主な原因は、
他人の問題に関心を持って、口出しすること！
であることをしっかりと理解します。
勘違いしている自分に気づく
次に、他人の問題に口出ししても許されると
勘違いしている自分がいることに気づきます。
口出しの弊害も自覚する
また、他人の問題に口出すことで起こる
いろいろな弊害についても自覚します。
ふくネコ
たとえば、
- 嫌悪感や不快感を持たれる
- 人間関係上のいろいろな問題に悩むことになる
です。
ふくカエル
ふくネコ
人は、他人からのたいていの
- お節介
- 指摘
に対して反感を持ちます。
表だって拒絶しないにせよ、内心ではつよい不快感を感じています。
ほんまはイランのじゃ！
それほど親しくない人からの身勝手な口出しであればなおさらです。
何で、
あんな子から
言われなあかんの？
お前さんに言われたかないねん。
頼まれてもいない他人の問題に口出しをする人間を関西では「いっちょかみ」と言われてます。あんまりいい意味ではないです。はい。
今何が起きているのか注意する
とは言っても、一応、今自分の身の回りで
「起きていることは何か？」
には注意を払って理解しておきます。
ふくカエル
ふくネコ
無関係なことに口を挟まない
さらに、自分の身の回りの問題を把握できたら、
自分にまったく無関係なことには、一切口を挟まないようにします。
大人は黙って、
口にチャックやねんで！
どんなに世間で話題になっている問題であってもです。
意見を求められないかぎり、自分に直接関係のない問題に口出しするのをストップします。
ふくカエル
たとえばです。
相手が、たとえどんなに間違いを言っていたとしても（どんなに心がざわついても）、
相手が他人の指摘を素直に受け入れられない人物である場合は、
わざわざ指摘するようなことを止めます。
こちらが間違いを指摘することで、
かえって面倒くさい敵対心を相手が抱くきっかけを与えることになるからです。
なんやと！俺様に意見するのか
というように余計に食ってかかって来るような人は、
面倒くさいからスルーするねん。
ムダな事だと悟る
そして、自分が目にする耳にする出来事すべてに関わろうとすることほど、ムダなことはないと悟ります。
ふくカエル
ふくネコ
自分の問題に専念することに気づく
自分も生き、他を生かしめよ。
もっとも重要なことは、他人の問題よりも自分の目の前の問題に専念することだと気づくことです。
他人の問題にわざわざ首をつっこんで、逆に自分の心を乱してストレスを抱えるよりも、
自分の問題に専念したほうが効率的だし、断然賢いと悟ります。
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな？
ストレスがなくなる
まずは、他人の問題に心がざわつくことから解放されて、ストレスが激減します。
平穏な暮らしになると、どんどん元気になって精神的に充実してきます。
ぐっすり眠れる
ストレスから解放されると、夜もぐっすり眠れることができます。
他人の問題にあれこれ悩んで睡眠不足になることから解放されます。
生活の質が上がる
身体の調子が良くなってくると、日々の生活の質もどんどん上がってきます。
平穏に生きるように心がければ、自然と平穏で上質な生活になるのです。
ふくカエル
喜びに満ちる
そして、どんどん喜びに満ちあふれた日々を暮らすことができます。
喜びに満ちた暮らしは、自分の人生を濃密なものにしていきます。
ドロドロとした人間関係の問題にハマってストレスを抱えて生きるよりも、何十倍も長生きできます。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
実は、頼まれてもいないのに、
自分の身の周りで起きている問題すべてに口出しばかりしています。
そして、口出しをしたばかりに人間関係などに悩むこととなります。
知恵のある人
自分の身の周りで起きてる問題に口出しすることを控えます。
そうしてストレスを軽減していきます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本（バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社：ディスカヴァー・トゥエンティワン）をお持ちの方へ
「第８章 人生について」
「No.２２８ 平穏に生きる」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか！
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 心がざわつくときに心がけることは、平穏に生きることです。
- そのためには、自分に関係のないことに口出しするのをやめます。
- すると、いろいろなストレスから解放されて、喜びに満ちた人生を味わえます。
心がざわついて仕方がないときは、
自分と無関係なことに口を差しはさむのを控えて、
平穏に生きるのが一番いい方法です。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』（出版社：ディスカヴァー・トゥエンティワン）によりました。
