自分にとって好ましい人とは?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
付きあう人のことを考えてみる
自分が、普段どういう人と付きあっているのかを振り返ってみると、結構いろいろなことに気づくと思います。
たとえば、
- イヤイヤ付きあっている人
- 何かと面倒くさい人
- 実は苦手な人
- 頼りになる人
- 楽しくて面白い人
など、いろいろな人がいることです。
で、
ここで、はた!
と思うのです。
- 面倒くさいけど、腐れ縁の人
- 好かれているけど、苦手な人
- 面白くないけど、頼りになる人
- 楽しいけど、いつも一緒じゃ疲れる人
までいろいろな人がいるけど、一体どういう人と付きあえばいいの?
自分にとって好ましい人って
どんな人やねん?
と思ってしまいます。
好ましい人とは、どんな人なのかな?
好ましい人とつきあう
もののわかった人は高潔な人とつきあい、見栄だけで行動するような人を避ける。有能な人は、偉大さを発揮する人、学術学問に足跡を残すような人とつきあいたいと思うもの。大事なのは知識より知人なのだ。
バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」より引用
こんな人です!
自分にとって「好ましい人」とは、互いの才能や能力を引き出し合い、育てあげることができる人です。
- イヤイヤとか
- 面倒とか
- 苦手とか
という点で判断する人ではないです。はい。
学ぶところが多い人
次に、いろいろと学ぶところが多い人です。
- 人柄が立派な人
- 私利私欲のために心を動かさない人
- 偉大さを発揮する人
- 足跡を残す人
といった人です。
このような点が充実している人は、見てて気持ちがいいです。
ふくカエル
ふくネコ
1.人柄が立派な人
まず、人柄が立派ない人です。
いつも朗らか(ほがらか)で、ご機嫌な人です。
自分の感情をなるべく一定に維持できる人です。
- 急に不機嫌になる
など、怒りの沸点がどこにあるのか、他人を不安にさせることがない人です。
2.私利私欲のない人
次に、自分の私利私欲のために、心を動かさない人です。
自分の一時の欲望を満たすために、信念を曲げたり、人を裏切ったりしません。
決して見栄だけで行動するような人でないないです。
3.偉大さを発揮する人
また、偉大さを発揮できる人です。
いざという時に自分の実力を思い存分に発揮できる人です。
4.足跡を残す人
そして、足跡(なんらかの成果や業績)をちゃんと残している人です。
日頃から自分の知性に磨きをかけて、努力している人です。
ふくカエル
ふくネコ
なぜ、好ましい人と付きあうといいのかな?
メリットが大きいから
なんと言っても、自分の人生にもたらすメリットが大きいからです。
具体的には、次のようなメリットです。
- 人づきあいのコツや秘訣を学べる
- 視野が広がり、成長できる
1.人づきあいのコツや秘訣を学べる
まず、「好ましい人」と付きあうと
- 人づきあいのコツや秘訣を学ぶ
ことができます。
もちろん、このようなコツや秘訣は本からでも十分に知ることはできます。
でもです。如何せん、本は一方通行なのです。
ふくカエル
お互いに語り合ったり、納得し合ったりすることがないのです。
ふくネコ
その点、「好ましい人」は現実に同じように生きている人なので、お互いの体験や経験を交えた肉声で語り合えることができるのです。
やはり、投げかけた言葉がポーンと返ってくるイキイキとした交流は、やはり素晴らしく生きた肉体をもった人間同志だからこそ成立します。
ふくカエル
このような濃密な時間の共有には、本と言えども負けちゃうのです。
ふくカエル
ふくネコ
2.視野が広がり、成長できる
次に、「好ましい人」と付きあえると、自分の視野が広がり、成長できます。
お互いに相手の知らない自分の知識や意見を交換することで、未知の世界を知ることができて知識や考え方が深まるからです。
いろんな視点が増えてきます。
いろいろな角度から見れる視点を持つことが、視野を広げるきっかけになるのです。
これは大きなメリットになります!
じゃあ、どうすれば見つかるのかな?
待たない、自分から探す!
とにかくです。
「好ましい人」が出現するのを待たないことです。自分から積極的に探すようにします。
探すために必要なのは、次の二つになります。
- 会話から探す
- 観察して探す
会話から探すべし
まずは、会話から探します。
コツは、とにかく相手の話の内容をじっくり聞くことです。
そして、次の二つの点をチェックします。
- 相手の話の内容は信ぴょう性があるか?
- 話す内容と相手の行動は伴っているのか?
話す内容にはその人の性格が如実に現れてきます。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
観察すべし
次に、相手をじっくりと「観察」します。
観察するポイントは「運のいい人」です。
運のいい人は、聡明な人、思慮深い人が多いからです。
自分の置かれた環境を自分にとって好ましい方法へ変えていく能力があるからです。
たとえマイナスの状況でも、自分にとってプラスのものに変えることができる柔軟な発想の持ち主です。
ふくカエル
とにかく、運のいい人はいつも何かしら「新しい発見」をして燃えています。
ワクワクしてる人です。
反対に、「運の悪い人」は、何かしら「落とし物」をしている人が多いような気がします。
いつも残念そうな顔を
しています。
じゃあ、好ましい人を見つけたら、どうすればいいのかな?
人づきあいを学ぶ
まずは、「好ましい人」から直接、人づきあいの秘訣やコツを学びます。
生きた知恵を教わります。
互いの意見を交換する
次に、お互いの知識や意見を交換し合います。
自分の知らない新しい知識や意見を取り入れ、視野を広げます。
持ちつ持たれつの関係になる
さらに、お互いが持ちつ持たれつの関係になるようにします。
「好ましい人」にとって、自分も「好ましい人」になれるように努力します。
自分の役立つ情報などを惜しみなく相手に伝えるようにします。
でも、気をつけることがあるよ!
見栄だけの人を避ける
ただしです。
見栄だけの人は避けるようにします。
見栄っ張りで大風呂敷ばかりを広げる人物は、他人を振り回すだけで、何も得るところはないからです。
- やたら背伸びをする人
- 立派に見せようとする人
- 声や態度がデカい人
- 派手な人
- 他人のことを考えない人
です。
このような人物の見栄に振り回されると、こちらの日々の暮らしも滅茶苦茶になってしまいます。
間に合ってます!
と丁重にお断りしとくねん。
そうすると、どうなるのかな?
大事なのは知識よりも知人なのだ。
大事なのは、人を知ることに気づく
まず、人とのかかわりあいの中で大事なことは、
本などから仕入れたいろいろな識(しき:ものごとの見分け方)を知ることよりも、
今現在同じように生身の身体を持って生きている人を知ることであるに気づきます。
人生が豊かになる
「好ましい人」と付きあうと、どんどん自分の可能性が広がって、人生そのものが豊かになります。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
自分にとって「好ましくて最高の人」とつきあうことの意味を知ろうとしません。
単純に「派手な人」や「見栄だけで行動するような人」について行ったりします。
知恵のある人
なるべく「お互いの知識や才能を開花しあえる人」、自分にとって「好ましくて最高な人」を見つけるように努力します。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 ひととのかかわりについて」
「No.1 好ましい人とつきあう」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分にとって好ましくて最高な人とつき合うのがいいです。
- 好ましい人とは、お互いに各々の才能や能力を引き出しあい、育てる関係をたもてる人です。
- 自分の世界が広がってきます。
自分とは考え方や使う言葉、行動などが真逆だけど、
同じ夢を持って、見ている方向が同じだ!って人がいませんか?
ひょっとしたら、その人が自分にとって「好ましくて最高の人」かもしれません。
結構あるあるやで!見つけたら、離さんように
大事にすることやと思う!
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。