なぜ、良い議論が必要なのかな?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回は、クリティカルシンキング実践篇「あなたの思考をガイドする50の原則」を勉強してみます。
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
今回から第9章「良い議論と悪い議論」です。
日々の暮らしの中で欠かせないものの一つに、「議論する」ことがあります。
自分の決定が正しいことを他人に納得させることが、必要な場面が出てきます。
そんなときこそ、クリティカルな思考力が必要になってきます。
思考力をうまく使えば、次の2つのことが可能になります。
- 自分の考えを論理的で説得力のある方法で主張できる
- 他人の主張や議論を適切に評価できる
そもそも、どうして「良い議論」が必要なのかな?
社会には必要だから
良い議論は、正常な社会をつくるために必要だからです。
社会は、様々な人が集まって成り立っています。
当然、いろいろな意見が生まれ、議論の場がもたれます。
議論の余地もなく、ある特定の人の意見だけが通る社会は、正常な社会ではなくなってしまいます。
正常な社会を維持するには、良い意見が通る議論が必要なるのです。
複雑な問題があるから
それに、日々の暮らしの中で遭遇する問題は、簡単な問題だけでなく、非常に複雑な問題があるからです。
周囲にさまざまな影響をもたらす問題は、いろいろな意見を聞いて吟味したほうがいいです。
なので、いろいろな意見が通る、風通しのよい議論が必要になるのです。
どうして「良い議論」を身につけたほうがいいのかな?
別の能力だから
なぜなら、次の2つの能力はまったくの別物だからです。
- 自分の意見や主張を考える能力
- 相手や他人を説得させる能力
なので、別の能力として意識して身につけないといけないのです。
もったいないから
それに、どんなに世の中に役立つ、優れた意見を思いついたとしても、
ひらめいた!
その意見を表現して、さらに相手や他人を説得できなければ、誰も気づかないし、取り合ってくれません。
みすみす埋もれてしまうのは、
もったいないです。
なので、自分の意見や主張を相手や他人に理解しやすく、伝える能力を身につける必要があるのです。
じゃあ、どのようにするといいのかな?
基本的な技術を身につける
基本的な議論の方法や技術を身につけるようにします。
- 議論の良し悪し、強さ弱さを適切に認識できる
- 議論に正しい評価をすることができる
これらについては、順をおってお知らせしていきます。
どんな利点があるのかな?
説得力がつく!
まず、自分の議論の仕方に説得力がつきます。
自分の考えや主張に十分な根拠を持たせて、論理的に強力なものにすることができます。
悔しい思いをせずにすむ!
次に、説得力がないがために、相手の議論に押し切られてしまって、悔しい思いをすることが少なくなります。
ふくカエル
チェックできる!
さらに、適切な議論の仕方を身につけると、
自分自身の議論の仕方が適切なのか、マズイのかをチェックすることができます。
自分の意見を引っ込めることができる!
そして、自分の意見が適切でないことが判断できれば、潔く自分の意見を引っ込めることができます。
適切な議論の仕方を身につけていると、
他人の意見が自分の意見よりも優れていることも判断することができるからです。
それに、自分の意見をなにがなんでも押し通そうとすることが、
実は、いかに「ぶざまで、カッコ悪い」ことに気づきます。
ふくネコ
まとめてみたkerokero
- なぜ、良い議論が必要である理由についてお知らせしました。
これから、良い議論(有効な議論)の基本的な技術についてお知らせしていきます。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、クリティカルシンキングの引用文は、宮元博章さん他お三方の日本語訳によりました。