【知性】問題にぶち当たっても、混乱しないようにするには?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
混乱してしまう!
問題にぶち当たったときに、一体、何をしたらいいのか分からなくなって
ぎゃ~!ぎゃ~!
何とかして!
ほんまアカンねん!
と自分で自分が手に負えなくなることないですか?
自分では冷静になろうとしても、かえって混乱してしまいうまくいかないのです。
こうならないようにするには、
どうすればいいの?
こうすれば、ええのです!
これです!
よく考える
何かをいつも考えるくせをつけよう。無分別な人が手に負えないのは、物事をあらゆる側面から検討しないために、全体像が理解できないからだ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
よく考える癖をつける
ことです。
ふくカエル
なぜ、よく考える癖をつけるといいのかな?
全体像を理解できるから
何かにつけよく考える癖をつけば、全体像を理解できるからです。
ものごとをあらゆる方向から考えることができるので、全体像を把握しやすいのです。
状況を正しく理解できるから
そして、よく考える癖がつくと状況を正しく理解できるからです。
理性的に考えられるから
また、よく考える癖がつくと何かと理性的に考えることができるからです。
ついつい騒いでしまうのは、視野が狭くなっているからです。
視野が狭いので全体像が見えず、目の前の局面だけを見ているので、
全体から見て、それがどれぐらいの程度の問題なのかを理解できていないのです。
ふくカエル
状況を正しく理解できていない分、余計に混乱してパニックになるのだと思います。
じゃあ、どうすればいいのかな?
全体像を見るようにする
よく考える癖をつけるには、まずはものごとの全体像を見るようにします。
さほど重要でないことはこだわりすぎない
ただし、さほど重要でない細部にこだわりすぎると、判断や行動を誤ることになる。
次に、さほど重要でない細部にはこだわりすぎないようにします。
ふくカエル
「木を見て森を見ず」は問題の本筋を見えなくさせ、判断や行動を間違えることにつながるからです。
自分の考えを整理する
また、自分の考えをちゃんと整理するようにします。
ふくネコ
自分の考えたことを整理をすると、考えがどんどん深まる効果があります。
たとえば、図にして分類や整理をすると、
いろいろと刺激されて、あらたな考えや発想がひらめくこともあります。
そして、真実が浮かび上がるのを待つ
そして、深く隠れた真実がどんどん浮かび上がってくるのを辛抱強く待つことです。
よく考えながら待つと真実が表面化して、すべてが明らかになります。
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな?
全てを理解できることが多くなる
よく考える癖をつけて実践していくと、全てを理解できることが多くなってきます。
視野が広くなる
また、よく考える癖をつけると視野が広くなります。
全体像を理解しようとするので、自分の視野が狭くなるのを防ぐことができるからです。
パニックにならない
そして、全体像を常に把握してから考える癖をつけると、不用意にパニックにならずにすみます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第4章 知性について」
「No.109 よく考える」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 目の前の問題に混乱してしまい、手に負えなくなりそうなときは、よく考える癖をつけることです。
- よく考える癖がつくと全体像を理解することができ、状況を正しく理解して理性的に考えることができます。
- コツは全体像をとにかく見るようにすること、さほど重要でない細かいことはこだわらないこと、自分の考えを整理すること、そして真実が浮かび上がって来るのを待つことです。
- よく考える癖をつけると視野が広くなりパニックになることがなくなります。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。