【自分自身】自分の性格が悪いのかどうかチェックしてみる。
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
自分の性格がわからん?
自分の性格を正確に把握している人は案外少ないものです。
自分では「こうだ!」と思っていても、他の人に聞いてみると違うことが多く驚きます。
一体どっちがほんまの性格なんよ?
そやけどです。
どんな性格であるにせよ、自分の性格が悪いのかどうかは知っておきたいものです。
そこでです!
今回は、これだけは避けたい性格についての知恵をシェアしたいと思います。
自分が悪い性格かどうか
チェックしてみようぜ!
ちょっと怖いけどね。
人として避けたい性格とは、これ!
これです!
悪い性格を抑える
気取り屋、滑稽、強情、気まぐれ。どれも人として避けたい性格だ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
人として避けたい性格とは
- 気取り屋
 - 滑稽
 - 強情
 - 気まぐれ
 
です。
気取り屋とは?
気取り屋とは、他人の目ばかりを気にして格好を付けたり、見かけ倒しのポーズばかりとる人のことです。

- お高くとまっている人
 - 体裁ばかり気にする人
 - すかした人
 - もったいぶる人
 - 偉そうにする人
 - 関西ではエエカッコシイと呼ばれている人
 
気取り屋さんはこんな人
滑稽とは?
滑稽とは、いつも言動がおどけていてまともなものでなく、ばかばかしい人のことです。
滑稽な人はこんな人
- やっても無駄なことをする人
 - ばかばかしいことをする人
 - 軽んずられたり、見下される人
 
強情とは?
強情とは、どんなに矛盾点を指摘されても、かたくなに自分の主張や意志を曲げず、無理に押し通そうとする人のことです。

強情な人はこんな人
- 意地が強く、一度こう決めたら、それを守り通す人。
 - 自分が正しいと言い張る人。
 - 自分が間違っている場合でも、素直に認めない人。
 - プライドが高い人。
 
気まぐれとは?
気まぐれとは、これといった一定の考えを持たず、周囲の状況を一切気にせず、そのときの気分や思いつきで行動する人のことです。
気まぐれな人とはこんな人
- 自由に生きている人
 - 自分の感情に素直な人
 - 周りを気にしない人
 - 空気を読めない人
 - 気分の振れ幅が大きい人
 - 感情のコントロールしにくい人
 - 日によって言うことが変わる人
 - 来るかどうかわからない人
 
もちろん、ADHDの方、ADDの方、ASDの方、その他の方のことではありません。
誤解を与えたら、ごめんなさい。
なぜ、人として避けたい性格なのかな?
心に欠陥があるから
ひねくれ、気障、不真面目、お人好しなどの心の欠陥が認められないのと同じこと。
このような悪い性格は、心に欠陥がある状態だからです。

たとえば、
- ひねくれ
 - 気障(きざ)
 - 不真面目
 - お人好し
 
などと同じ状態になっているからです。
ひにくれとは?
ひねくれとは、ねじけて素直な態度になれなかったり、相手に犯行的な態度で接してしまうことです。
心に協調性が欠けている人なのです。

ひねくれている人とは、こんな人
- 「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない人
 - 意地っ張りで、見栄張りな人
 - 人の成功や幸せを妬む人
 - 素直になれない人
 - 協調性がない人
 - 天邪鬼(あまのじゃく)
 
気障(きざ)とは?
気障(きざ)とは、服装や言動が気取っていて嫌な感じを相手に与えることです。
心が劣等感だらけで満たされていない人です。

気障な人とはこんな人
- 服装や言動が気取っていて嫌味な人
 - 自分に酔っている、ナルシストな人
 - カッコイイと勘違いしている人
 
不真面目とは?
不真面目とは、うそや冗談ばかりで誠実でないことです。
心に誠実さが欠けている人です。

不真面目な人とはこんな人
- すぐにふざける人
 - 先延ばしばかりして、努力しない人
 - いつもだらだらして、やる気のない人
 
お人好しとは?
お人好しとは、おとなしくて善良っで、すぐにダマされて利用されることです。
心に自尊心(自分を大切にする心)が欠けている人です。
お人好しな人とはこんな人
- すぐにだまされて、利用される人
 - 嫌なことを断れない人
 - 他人に気を遣いしすぎる人
 - 人の言いなりになる人
 
悪い性格を見つけたら、どうする?
こうする!
とにかく自制する!
自分で自分の悪い性格を抑え込みます。
なぜ、自制したほうがいいのかな?
誰も導いてくれないから
誰も、自分の悪い性格を指摘して、いい方向へ導いてくれないからです。
なぜなら、人は、このような悪い性格の人との関わりあいを持ちたくないからです。
面倒臭い人からは
離れたくなるのが普通やねん。
ぶっちゃけると、
触らぬ神に祟りなしやねん!
心に変調をきたすから
それに、悪い性格をずっと放置してしまうと、どんどん心に変調をきたすからです。

心に欠陥がある状態をずっと続けると、ほんまに心が荒んで(すさんで)病んでしまうのです。
自分の心がいつも狂っている状態は自分の精神状態を悪化させます。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
自分の声を聞く

まずは、
- 自分の悪い性格が発する自分の心の声
 - それを自制する自分の心の声
 
などに真剣に耳を傾けます。
抑制する
次に、自分の悪い性格が発する声が、これ以上暴れ出さないように押さえます。
どんなに衝動的な感情が芽生えても、悪い性格からの感情であれば意識的に努力して押さえつけます。
勘違いしない
決してしてはいけないことは、自分の悪い性格が世の中から称賛されていると勘違いしないことです。
- 気取り屋を誰も絶賛していない、誰も口に出したくないから言わないだけ
 - 滑稽さを笑っているのは、実は見下して馬鹿にしている
 - 強情さを気に入っているのは、ごく少数の人だけ
 - 気まぐれを重宝してくれるのは、なにが魂胆があるから
 
ということに早く気がついたほうがいいです。
そうすると、どうなるのかな?
自分自身を取り戻せる!
「悪い性悪」をコントロールするように心がけると、自分自身を取り戻せます。
自分の周りに人が戻ってくる!
自分自身を取り戻せたら、自分の周りにどんどん人が戻ってきます。
衝動的な言動で他人を不愉快にさせることがなくなり、人との関わり合いがまともになるからです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第5章 自分自身について」
「No.160 悪い性格を抑える」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人として避けたい悪い性格があります。
 - すなわち、気取り屋、滑稽、強情、気まぐれです。
 - これらは、心に欠陥がある状態と同じです。たとえば、ひにくれ、気障(きざ)、不真面目、お人好しです。
 - 自分がこれらの悪い性格を持ちあわせていたら抑えるようにします。
 - 具体的には、自分の声を聞き、自分で抑えるように努力します。間違っても自分の悪い性格が称賛されていると勘違いしないようにします。
 

ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。
                

