【会話】スマートに断りたいときに、すること。
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
断われない!
世の中には、
どうやって断ったらええねん!スマートな断り方をしたい!
ということがあります。
たとえば、
- オンライン飲み会のお誘い
- SNS上での企画系のお誘い
とかです。
もともと人見知りやし…
人に頼み事なんてできない…企画に参加したけど、
断わられたらメンタルきつい!
などです。
このように断わったらええのです!
これです!
礼儀正しく断る
上手な断り方は非常に重要な技術だ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
礼儀正しく断る技術を身につける
ことです。
なぜ、礼儀正しく断る技術を身につけるといいのかな?
必ず、断らなければならない状況があるから
なぜなら、生きていれば、必ず断らなければならない状況が出てくるからです。
そもそもです。全員の要求を満足させることなんてできないからです。
後味を悪くすることが少なくなるから
また、礼儀正しく上手に断る術を身につけておくと、後味を悪くすることが少なくなるからです。
- 下手に断る
- 邪険に断る
などは時と場合によると、相手に非常に不愉快な思いをさせることになります。
断わり方次第によっては、
その後の「自分の人生」を大きく左右することも
普通にあるのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
礼儀にかなった言い方を身につける
まずは、礼儀にかなった言い方を身につけます。
丁寧な言葉と態度で伝える
具体的には、丁寧な言葉と態度で「自分の真意」を伝えるようにします。
面と向かって伝えるときは、背筋を伸ばして深く頭を下げてみます。
言葉で伝えるときは、できるだけ丁寧な言葉を選びます。
背筋には神様が通ります。
背筋には神経が通っているからです。
神の経(みち)の「神経」です。
背筋をピン!とのばしてみると、神様の通る道が真っ直ぐに伸びます。
神さまを背中に通して、断ると自然と心が込められると思うのです。はい。
きっぱりと完全に断らない
注意することは、きっぱりと完全に断らないことです。
相手に敬意を払う
できるだけ、相手に敬意を払うようにします。
相手の要望を尊重し、応じることができない無念さを伝えます。
相手に期待の余地を与える
また、相手に期待の余地を与えます。
時間が状況が好転すれば、ひょっとしたら期待に応えられるかもしれない旨を伝えておきます。
あるいは、別の選択を紹介します。
たとえば・・・。
- 関連する資料や情報をこっそり教えちゃう。
- 代替方法や代わりの人の紹介しちゃう。
ぼくはお断りするしかないのですが…
ぼくよりも優秀な人を紹介しますよ!
とか
今回は、お力になれないのですが…
お得情報をお知らせしますよ!
とか伝えてみます。
伝え方自体をもっとよく考慮する
「承諾」も「拒否」も口にするのは簡単だが、しかしその伝え方をもっとよく考慮するべきだ。
自分の伝え方をもっとよく考慮します。
相手の立場に立ってみて、どのように伝えられると気分を害しないかをよく考えて伝えます。
嫌だ!
君の要望に応えられない!
と口にするのは簡単です。誰でもできます。
ふくカエル
でも、相手の気持ちを考えて伝えることは非常にむずかしいのです。
ふくネコ
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな?
その後の人間関係が良好になる
礼儀正しく断る技術を身につけると、その後の人間関係が良好になります。
断わり方ひとつで、その後の人間関係がガラリと変わります。
邪険な断り方は相手の気持ちを傷つけるので、その後の人間関係がギクシャクしたものになります。
互いの時間のムダを省ける
また、礼儀正しく断る技術を身につけると、互いに時間のムダを省けることができます。
自分ではできないことで、あれこれ悩まずにすむし、
相手の方も、すぐさま別の方法を選択して次善策を講じることができるからです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第3章 会話について」
「No.95 礼儀正しく断る」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- スマートに断るには、礼儀正しく断る技術を身につけることが大事です。
- 後味を悪くすることが少なくなります。
- 礼儀にかなった言い方を身につけます、丁寧な言葉や態度で伝えること、キッパリと完全に断らないこと、相手に敬意を払うこと、相手に期待の余地を与えること、伝え方自体をもっとよく考慮することです。
- 礼儀正しく断る技術を身につけるとその後の人間関係が良好なものになります。
たかが断り方ですが、されど断り方なのです。
断わり方には、その人の素養と教養がにじみでます。
ウチも、最近、このことをしみじみ感じてん。
どんなに頭の優れた人でも、日頃は立派なことを言っていても、断り方に品が感じらない人はようさん(訳:たくさん)おるねん。
ふくカエル
ふくネコ
そやから、気をつけなアカンと思った。
それに、自分にも現実にそんなところがあると反省もしてん。
こんばんは!
今日は、大事なことを身をもって体験しました。
それは、
・人に依頼するとき
・相手の要望を断わるときにその人の「品性」が出るということです。
ほんまに恥ずかしかったです。
そして、本当に素敵で勉強になりました。
しっかり反省して、明日につなげようと思います。— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) October 26, 2020
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。