知性を持って生きるために必要なこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
いろいろな迷い
人は生きているといろいろな迷いが出てきます。
たとえば
- 恋愛
- 夢の実現
- ジレンマ・損得勘定
などです。
この人で大丈夫だろうか?
この道を選択して成功するのだろうか?
どちらを選んでも不都合が出る場合どうすればいいのか?
と迷うのです。
迷えば迷うほど何も見えなくなり、路頭に迷うことになります。
迷いすぎると
どんどん何が正しいのか
分からんようになるねん!
こんなときどうすればいいの?
そんなときは、こうしたらええのです!
これです!
知性を持って生きる
神が人に与えた最大の贈り物、それは、創意工夫する頭脳、深い理解力、そして鋭い洞察力だ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
いろいろな迷いを払拭するには、
知性を持って生きる!
ことです。
なぜ、知性を持つといいのかな?
いろいろな闇などにかられるから
なぜなら、人は年代ごとに欲望などのいろいろな闇に惑わされるからです。
たとえば、20代
人間は二十歳で性的欲望にかられ、
人は、20代で「性的な欲望」に駆られます。
成熟した年齢に達すると子孫を残すために「性的な欲望」はごく自然と強くなってきます。
ふくカエル
非常に大切な欲望なのですが…、このようないわばDNAレベルの本能的な欲望は非常に強敵すぎるのです。
まあ、こんな感じになってまうねん。
なので、コントロールするには知性を持って生きることが必要なのです。
ふくカエル
たとえば、30代
三十歳で私利に、
たとえば、30代は「私利私欲」に駆られます。
自分が得することだけを考えて行動してしまうのです。
この一見すると身勝手な要望もまた自然な欲望です。
誰もが生まれてきたかぎりは、自分の実力を発揮して世界に自分が通用するかどうかを挑戦したいからです。
出世したい!
売れたい!
有名になりたい!
ふくネコ
なのですが…、これまた非常に強い欲望なのでコントロールするのが難しいのです。
だから、知性を持って生きることが必要なのです。
たとえば、40代
四十歳で分別に左右されるものだ。
たとえば、40代は分別に惑わされます。
物事の善悪の判断など道理をきちんと判断することが非常にむずかしくなるのです。
これまでの自分の体験や経験に照らしあせて物の道理を考えると迷うことが多くなります。
何が真実で何が偽りなのかが
何が正解で何が不正解なのか
余計に分からようになって
ブレまくるねん。
このような状況に陥ってもブレないようにするために知性を持って生きることが必要になるのです。
正しい選択ができるから
知性があれば、以上のようないろいろな闇を照らすことができます。
懐中電灯みたいなもんやね。
先をみることができ、正しい選択をすることができるからです。
じゃあ、具体的に必要なことは何かな?
理路整然と考える
豊かな想像力も強みであるが、理路整然と考える力のほうがはるかに大切である。
具体的に必要な事とは、何事もちゃんと秩序を立てて考える思考パターンを手に入れることです。
想像力も必要ですが、想像力よりも理路整然と考える能力がのほうがはるかに大切なのです。
そのためには!
そのためには、
- 創意工夫する頭脳
- 正確な観察力
- 深い理解力と判断力
- 鋭い洞察力
を身につけます。
1.創意工夫をする頭脳
理路整然と考えるようになるためには、創意工夫する頭脳を身につけます。
いつでもどこでも
- 機転を利かせられる
- 柔軟な発想ができる
- 応用力を発揮できる
頭脳にしていきます。
2.正確な観察力
次に、正確な観察力をつけます。
物事を一方方向から観るのではなく、あらゆる方向から観ることができるように自分を変えていきます。
この4つの目とは、NHK「テストの花道」で放送されたものです。
では、4つの目を紹介します。
1.魚の目になってみる
魚の目とは、目に見えない時間の流れや世の中の流行などを感じ取るように意識することです。
2.虫の目になってみる
虫の目とは、物事を直接見て、いろいろな情報を五感(目・耳・舌・鼻・皮膚)をフル活用して集めることです。
ふくカエル
3.鳥の目になってみる
鳥の目とは、さまざまな場所や状況まで視野を広げてみることです。
空高く飛ぶ鳥の視野になってみます。
目の前の問題を細部を見るのではなく、全体像を見ることです。
4.コウモリの目になってみる
コウモリの目とは、物事を反対から見たり、
普通の見方にとらわれずに想像を膨らませたり、
固定概念を崩して考えることです。
ものごとを逆さまにして見てみます。
本当に意外な視点に気がつきます。弱点が個性になったりするのです。
3.深い理解力と判断力
また、深い理解力と判断力を身につけます。
- 自分の先入観や固定概念に惑わされずに物事を理解する
- 客観的に分析する
- 全体を見て判断する
ことを常日頃から意識します。
色眼鏡をかけて理解してないか
チェックするねん。
小さな視点で判断するんじゃなく
大きな視点で判断するねん。
ふくカエル
ふくネコ
小さな視点に立つと些末な問題を大きく考えたりして判断を見誤ります。
焦ったり慌てる原因になるねん。
なので、大きな視点に立って判断することは大事なのです。
これは、冷静さを失わずに判断できることにもつながります。
4.鋭い洞察力
そして、鋭い洞察力を身につけます。
- 正確な観察力
- 深い理解力と判断力
をベースにして、
物事を順序たてて考えながら、物事の内面や真相を見抜くようにします。
正確な観察力でちょっとした状況の変化などに気づき、
なぜそのような変化が起きたのかを理解し判断することで、
新しい着眼点を見い出して、順序だてて考える思考パターンを身につけると、
物事の真相を見抜くようになれます。
そうすると、どうなるのかな?
先を予見できる
知性を持って生きるようにすると、私利私欲や分別に影響されても、自分の行く先をちゃんと予見できるようになります。
自分の近い将来を見通せるようになります。
正しい選択ができる
正しい選択ができるようになります。
自分の近い将来を見通せることができると、
- 何をすればいいのか?
- 具合が悪くなるのか?
が分かるからです。
確実に良い結果になる
知性を持って生きるように心がけると、
欲望や分別などに惑わされて人生の選択をするよりも正しい選択肢を選ぶことができ、
確実に良い結果を得ることができます。
人生の深い味わいがわかる
正しいことを見分けられるのが人生の醍醐味なのだ。
人生の本当の面白さは、自分の目の前に絶え間なく現れてくる無数の選択肢をいかに間違えなく正しい選択肢を選んで進んでいくことにあります。
正しい選択肢ばかりを選択して、進んでいくことはとても稀有なことでとても興奮することなのです。
たとえば、
- ババ抜きで一切ババを抜かずに勝つ瞬間
- ゲームで最初から最後まで失敗なしでクリアする瞬間
- ザ・タイムショックで全問正解する瞬間
のドキドキ感に似てます。はい。
人は、しばしば「真っ直ぐな人生をなんてつまらない」と粋がります。
でもです。世の中をよく見ると、
選択肢を全て正解を選び、真っ直ぐな人生を生きている人は滅多にいないし、
自分が意図せず間違った選択肢を選び、非常に遠回りして人生を歩んでいる人がほとんどであることに気づきます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第4章 知性について」
「No.136 知性を持って生きる」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人生にはいろいろな迷いがでてきます。迷いを払拭させるには知性を持って生きることが大事です。
- そのためには、理路整然と考えます。
- 具体的には、創意工夫する頭脳、正確な観察力、深い理解力、鋭い洞察力などを磨きます。
- すると、先を予見でき、正しい選択をすることができます。さらに確実に良い結果を生むことになり、人生の深い味わいが分かるようになります。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。