【知性】悪意ある人を避けたいときに、注意すること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
巻き添えを食らう!
世の中には、
えっつ?
いつの間にか
巻き添えを食らっとった!
ということがあります。
いつの間にか相手の言いなりになって、無意識に悪事の片棒を担いでいたなんてことです。
こんな事態にならないためにも、
普段から注意したほうが
いいことがあるんです!この機会に覚えて欲しいねん。
注意したほうがいいこととは、これ!
これです!
第一印象にだまされない
最初に聞いた話を信じてしまいがちな人は多い。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
第一印象に騙されない
ことです。
なぜ、騙されないほうがいいのかな?
繕っているから
たいがいの人はそうなのですが、第一印象は自分を繕っているからです。
悪いところは極力隠して、良いところだけを表面に出すようにします。
信じる傾向が強いから
また、人は最初の印象を信じる傾向が強いからです。
「人の印象は、出会って数秒で決まる」という法則があります。
アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアン名誉教授のメラビアンの法則です。
目の前の人物を判断する際には、
- 視覚から入る情報(55%)
- 聴覚から入る情報(38%)
などパッと見た瞬間に感じる90%以上の情報に左右されてしまうという法則です。
ふくカエル
ふくネコ
アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアン先生の法則として有名です。
でも、これはメラビアン先生が提唱した法則じゃないそうです。
メラビアン先生の実験の結果について、いろいろな人が「こんなことも言えるんじゃない!」と解釈して出てきた法則だそうです。
これを「俗流解釈」と言うそうです。はい。
じゃあ、具体的にはどうすればいいのかな?
警戒する
とくに第一印象は警戒することです。
第一印象ほど嘘が多いものはないと自覚します。どんなに魅力的な印象を受けても警戒します。
冷静な目を持つことが大事!
感情に流されない
どんなに興奮していても、自分の感情に決して流されないことです。
ふくカエル
ふくネコ
ホラ話には注意する
とくに、第一印象のときに出てくるホラ話には注意することです。
最初に出てくるホラ話を信じてしまうと、後から出てくるホラ話も無意識に信じてしまいます。
こんな態度に気をつけてみる!
- 目線をあわせない。
- 目線をあわせたくないので、姿勢がよく変わる。すぐに足を組みかえたりする。
- 右上を見る。
- 小鼻が膨らむ(嘘をつくために脳みそをフル回転させるので、必要な酸素を吸うから)。
- じょう舌になったり、早口になったりする。
- 話しがやたら面白い。
「後の印象」を受け入れる余地を残しておく
そして、一番大事なことは、
第一印象よりも「後の印象」を受け入れる余地を残しておくことです。
「後の印象」のほうが、その人の実態により近いことがよくあるからです。
えっつ?
最初の印象と違うで?
と思ったら、ターニングポイント(転機)です。
ここは動揺せず、つかさず自分の判断の軌道修正をします。
そして、相手の実像に正確に迫り、相手の企てや悪事に巻き込まれないように注意します。
そうすると、どうなるのかな?
巻き添えにならない
第一印象に騙されないように心がけておくと、悪意ある人の企みに巻き添えにならずにすみます。
共犯にならずにすむねん。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第4章 知性について」
「No.115 第一印象にだまされない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 悪意ある人を避けたいときに注意することは、その人の第一印象にだまされないことです。。
- 第一印象ほど繕っているものはないし、また人は第一印象を信じてしまう傾向があるからです。
- 第一印象は嘘が多いものであることを警戒して、感情に流されないようにします。
- またホラ話には注意します。
- さらに「後の印象」の方が真実に近いことを考慮して、あらかじめ受け入れる余地を残しておきます。
- 以上のことに注意していると、悪意ある人の企てや悪事に巻き込まれずにすみます。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。