友達の選び方はこれ!
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
友達の選び方
よくよく考えると、
小中学校では友達の作り方を教えてくれますが、友達の選び方は教えてくれません。
人を区別してはいけない!という考え方が根底にあるからです。
そやけどです!
ある程度大人になってくると、誰でもうすうす気づいてきます。
自分の人生において友達を選ぶのは重要なポイントであることに…
そこでです!
是非とも、お知らせしたい「友達選びの知恵」があるのです。!
お知らせしたい友達選びの知恵とはこれ!
これです!
友人は慎重に選ぶ
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
友達は慎重に選んだほうがいい!
です。
なぜ、慎重に選んだほうがいいのかな?
判断材料になるから
人はつきあう友人によって判断される。だから、よく吟味してから注意深く選ぼう。
なぜなら、自分が付き合っている友達は、そのまま自分が評価されるときの判断材料になるからです。
具体的には、
- 分別があるのか?
- 良識があるのか?
- 悪人ではないか?
など、自分がどんな人間なのか評価されるときに、
世間は普段から付き合っている友達を参考にするのです。
信じられませんが、
これは、ほんまなのです。
ふくカエル
ちなみに、朱に染まれば…とは、人は、つき合う人の良し悪しで、人格が良くも悪くもなるという意味です。
たとえばです。
付き合っている友達が有名人や著名人であれば、それだけで高い評価をつけます。
あの有名な
アインシュタイン博士の
ご友人ですか!
となれば、世間は、
高評価をつけたがるねん。
一方で、付き合っている友達が素行の悪い人であれば、それだけで低い評価をつけるのです。
これが、
えっつ!
あの悪名高い〇〇さんの
友達ですか!!うわ~、アカンわあ。
「同じ穴のムジナ」ちゃいますのん?
と低評価をつけたがるのです。
なので、友達は慎重に選んだ方がいいのです。
偽物友達も混じってるから
それにです。
声をかけてくれる人なら誰でも友達になっていると、中にはとんでもない偽物友達も混じっているからです。
偽物友達とは
- 鼻からこちらを道具として利用しようする魂胆がある人
- 調子のいい時だけすり寄って来る人
など非常にクセのある人です。
利用価値がなくなれば、調子が悪くなれば、途端にさあ~っと去っていきます。
- 冷淡な対応する
- 無関係なフリをする
- 迷惑そうにする
- 無視する
など極端に態度が変貌するので、相当傷つけられます。
えっつ?
まで仲良しやったやん。なんで無視するん?
となる。
なので、友達は慎重に選んだほうがいいのです。
そやけどです。
たとえ態度が急変して去られたとしてもです。
ウチ(訳:わたくし)は、傷つく必要はないと思います。
むしろ、所詮その程度の人間であることが判明して、ラッキーだったのではないかと思います。
その程度の人間に傷つけられるほど、こっちは落ちぶれていないと思えば楽勝です。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
よく吟味して選ぶ
とにかくよく吟味して選ぶようにします。
労苦を背負ってくれる人を選ぶ
具体的には、
自分の労苦を
一緒に背負ってくれるかどうか?
に着目して選ぶようにします。
自分がピンチに陥って相当ツライ状況にあるときに、逃げずにそばにいて助けてくれる人です。
任せとけ!助けてやる!
でも、簡単じゃない!
でもです!
このような自分の労苦を一緒に背負ってくれる奇特な人物を探すのは容易ではないです。
そんなお人好しなんて
おるか?
そんな人おらんやろう?というわけなのです。
そもそも、労苦を共にしてくれる人物を探すなんて調子が良すぎます。
そこで次のようにしてみます!
自問自答してみる!
それは、自問自答してみることです。
次のことを自分に問いかけてみるのです。
逆に、
自分が労苦を
一緒に背負える人は誰か?です。
自分の身の回りの人達の中で、誰の労苦なら一緒に背負えるのか?を自問自答します。
- 逃げずに一緒にいられるかな?
- その人の責任を自分の責任として背負えるかな?
- 自分の身を削ってまで助けようと思えるかな?
などをリアルに想像してみます。
自分が相手の労苦を背負えないのに、相手に求めるのがそもそも間違いなのです。
自分の中にある「都合のいい依存心」を自覚して友達を慎重に選びます。
みつけたら、信頼関係をつくっていく
この人なら労苦を背負える!
という人を見つけたら、時間をかけて信頼関係を築いていきます。
どうか、友達になってくれ!
お願いだ!見返りはいらん!
気色悪いか!そやけど、
いたって、ぼくは真剣やで!
と相手の警戒心をほぐしながら、信頼関係を築いていきます。
真の友達になれるように努力する
そして、「真の友達」になれるように努力します。
そうすると、どうなるのかな?
友達は選ぶに越したことないことに気づく
友人関係は、たまたまできるのを待つのではなく、自分たちで選びとって作っていくものなのだ。
まず、友達は選ぶに越したことがないことに気づきます。
運命の友とは、たまたま偶然に出会うものではなく、自分から積極的に探し求めるものなのです。
心から安心できる
次に、友達を慎重に選ぶことで心から安心できます。
良好な人間関係を保つことができるからです。
世間から評価を得られる
また、「真の友達」をつくることができると、世間から高い評価を得ることができます。
自分の素行が良くなる
そして、何よりも自分の素行が良くなります。
これは、自分の素行そのものが、相手の社会的信用に大きく影響することに気づくからです。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
友達を慎重に選びません。
いきあたりばったりの出会いで、相手のことをよく理解できていないうちから、真の友達だと早合点してしまいます。
社会的信用を失ったり、裏切られたり、利用されたりします。
知恵のある人
友達を慎重に選びます。
どんなに魅力的な人であっても、相手のことをよく理解してから選びます。
自分が相手のために労苦を共にできるかどうかを判断してから、真の関係を築くようにします。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 人とのかかわりあいについて」
「No.32 友人は慎重に選ぶ」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 友達は慎重に選ぶことです。
- 人はつきあう友人によって判断されます。
- 労苦を共に背負ってくれる友達を選ぶには、まず、自分が相手の労苦を背負えるかどうかを自問自答することが大事です。
もちろん、友達がたくさんいることは本当に幸せなことです。
そやけど、
その中で本当の友達が何人いるか?
を振り返って、常に自問自答してみることも必要やと思います。
友達は簡単にできるものじゃないです。
友達は、自分の胸に手を当てて
「見捨てず助けることができるか?」
などを自問自答してから、
慎重に選ぶものなのです。
はい。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。