自己奉仕バイアスと自己欺瞞(じこぎまん)について考えてみたよ
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回の勉強のテーマは、
「第4章 自分自身を省察する」
「自己奉仕バイアスと自己欺瞞(じこぎまん)について 」
についてです。
教科書は、クリティカルシンキング(入門編)E・B ゼックミスタ先生、J・E ジョンソン先生です。
よろしくお付き合いのほどお願いします。
「クリティカルシンキング」の考え方をなんとか、
理解しようと努めてます。
理解できず、悩んでいる時もありますが、
最後までおつきあいくださると、嬉しいです。
もっと、きちんと くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
実際、人は何かにつけ自分が「平均以下」であるとは
めったに考えないものである。
「クリティカルシンキング」より引用
人生は、失敗することの方が多い?
人生は成功することより、上手くいかないことの方が多いような気がします。
でも、失敗する度に、いつもたいそう落ち込んでしまうと、
だんだんと凹んできます。
気分的にもなんだか暗くなります。
こんなときは、なんとか打破したいです!
あなたは、どんなことをして、打破していますか?
どうやら、バイアスが働くらしい?
どうやら、自分に不都合なことが起きた場合には、
バイアス(考え方や意見に偏りを生じさせるもの)が働くみたいです。
これを「自己奉仕バイアス」と言います。
ずい分と普段使いではない「言葉」です。
でも、どうして「力が作用」するのでしょうか?
なぜ、バイアスがかかるのかな?
自分を「平均以下」とは思いたくないから
人間は、自分のことを「平均以下」とは思いたくないからです。
自分のことを平均かそれ以上だと思っています。
で、自分が平均以下なのでないか?
という不都合なことが起きた場合に、
なんとか引き上げようとするバイアス(力の作用)がかかるのです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
自分のことが好きだから
人間は、誰でも、自分のことが好きだからです。
なので、モノゴトを都合のいいように解釈します。
モノゴトがうまくいった場合には、実際以上に自分の功績と考えるのですが、
どうしても、都合の悪い場合には、すぐに他人やモノゴトに責任転嫁してしまうのが多いのです。
これを「自己欺瞞(じこぎまん)」と言います。
人々が知らず知らずのうちに、自分の都合のいいようにモノゴトを歪めて解釈することです。
自己欺瞞(じこぎまん)の代表的な5つの例
自己欺瞞(じこぎまん)は、自分に不都合なことが起きた場合に、
モノゴトを歪めて解釈することなのですが、
代表的な例として5つあるそうです。
①他の人もたいてい自分と同じ意見をもっているものと考える
②自分がおかした非倫理的な行為は他の人も同じようにおかしているものと考える
③自分が大けがや大病をしたり、災難にあったりする可能性をあまり考えない。
④自分のした「良い行ない」が、実際には平凡なことだったりするのだが、これを過大に自己評価する。
⑤自分の判断や意見(信念)が正しいものと思いこむ。
他の人もたいてい自分と同じ意見だと思う
ふくカエル
ふくネコ
自分がおかした非倫理的な行為は他の人もしていると思う
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
自分は、大けがや大病、災難にあったりしないと考える
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
自分のした「良い行ない」を、過大評価する。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
自分の判断や意見(信念)が正しいものと思いこむ。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
まとめてみたkerokero
- 人は何事につけ自分が「平均以下」とは考えないものです。
- 自分自身に不都合なことが起きた場合には、自分の都合のいいようにモノゴトを歪めて解釈します。
- これを自己欺瞞(じこぎまん)と言います。
次回は、「自己欺瞞(じこぎまん)の有用性について」考えてみたいと思います。