あなたも、クリティカルな思考ができるかチェックしてみませんか?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回は、クリティカルシンキング入門篇を勉強してみます。
あなたの思考をガイドする40の原則を読み解いてみようと思います。
今回はその中の「第1の原則」になります。
もっと、きちんと くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
クリティカルシンキングとは?
クリティカルシンキングとは?
クリティカルシンキングとは、ものごとを行動の手本に照らして厳密に判断することです。
決して、人の主張、作品の間違い、欠点、不備などをあら探ししてけなすことではないです。
ふくカエル
3つの要素があるよ
クリティカルシンキングには次の3つの要素があります。
- 態度
- 知識
- 技術
1.まず、態度です。
クリティカルシンキングな思考に大切な態度とは、
- 問題を注意深く観察する姿勢や習慣
- じっくり考える姿勢や習慣
です。
そして、この3つの要素の中で一番重要なものです。
2.次に、知識です。
クリティカルシンキングな思考に必要な具体的な知識とは、
- 問題を論理的にさぐって見極めるための方法
- 分からない問題を推測する方法
などの知識です。
3.そして、それらの方法を適用する技術です。
第1の原則とは、何かな?
クリティカルな思考に必要な要素は、態度・知識・技術である。特に重要なのが、注意深く観察し、じっくり考えようとする「態度」である。
クリティカルシンキングより引用
第1の原則とは?
あなたのクリティカルな思考をガイドする40の原則のうちの第1の原則とは、
クリティカルシンキングで特に重要な要素は、
注意深く観察し、じっくり考えようとする「態度」である。
なぜ、「態度」なのかな?
いくら知識があっても利用しなければ宝の持ち腐れになるからです。
ふくカエル
じゃあ、どうやってクリティカルシンキングを身につけるのかな?
真似をする
まず、自分の知っている人の中で
「この人は優れた思考力を持っている!」
と思った人をまず思い出していみます。
次に、その人の
- 考え方
- 推理力
- 洞察力
をじっくりと観察して、具体的にどのような行動しているのかを真似してみます。
良い習慣を身につける
そして、よい習慣を身につけることです。
そのためには、今まで惰性でやってきた習慣を変える努力が必要になります。
ふくカエル
チェック項目はこれだよ!
チェック項目は、10項目!
ちなみに、クリティカルな思考ができる人ってこんな人です。
10項目あります!
あなたも
今すぐチェックです!
1.知的好奇心がある人
いろいろな問題に興味を持ち、答えを探そうとする人です。
たとえば、こんなところがある人
- 普通の人が気にもかけないことに興味を持つ
- 新しいものにチャレンジするのが大好き
- いろいろな分野について、本の読み、精通している
2.客観性がある人
何ごとかを決めるときに感情や主観に頼らずに、冷静に判断できる人です。
たとえば、こんなところがある人
- 冷静な態度で判断できる、興奮状態でものごとを決めない
- 義理や人情よりも、目の前にある事実や証拠を重要視する
- 自分の好き嫌いで決めない
3.開かれた心を持っている人
いろいろな立場や意見をじっくり考えることができる人です。
たとえば、こんなところがある人
- 問題のよい面と悪い面を見ることができる余裕がある
- 1つや2つの立場だけではなく、あらゆる立場から考えられる
- 偏見や固定概念にとらわれた判断をしない
4.柔軟性を持っている人
自分のやり方や考え方を自由に改めることができる人です。頭の柔らかい人です。
たとえば、こんなところがある人
- 独断的で頑固な態度にならない、意固地にならない
- 必要に応じて妥協することができる、変なプライドを持たない
- 1つのやり方で問題が解決できないときは、いろいろな方法を試みることができる
5.知的な懐疑心がある人
十分な証拠が出されるまでは、結論を保留することができる人です。
たとえば、こんなところがある人
- 何ごとも、少しも疑わずに信じ込んだりしない、無邪気さが捨てられる
- 確信がもてる証拠の有無にこだわる
- 根拠が弱いと思える主張に対しては、他の可能性を追究することができる
6.知的な誠実さがある人
自分と違う意見であっても、正しいものは正しいと潔く認めることができる人です。
たとえば、こんなところがある人
- 自分の立場に不利なものであっても、あらゆる根拠を求めようとする
- 自分とは別の意見を理解しようと努力する、邪険にしない
- 自分の立場に反する意見であっても、正しいことは支持することができる
7.筋道を立てて考えられる人
きちんとした論理を積み重ねて結論を出すことができる人です。
たとえば、こんなところがある人
- 問題と関係あること、無関係なことの区別がきちんとできる 因果関係を見つけることができる
- 論理的に議論を組み立てることができる、話が飛躍しない
- 結論は根拠から直接導かれるものだけにとどめることができる、無理な論理の飛躍をしない
8.追求心がある人
決着がつくまで考え抜いたり、根気強く議論を続けられる人です。
たとえば、こんなところがある人
- 問題を解決することに一生懸命になれる
- 考えられる限りすべての事実や証拠を調べることができる
- 他の人があきらめても、なお答えを探し求め続けることができる
9.決断力がある人
証拠に基づいてきちんと結論を下すことができる人です。
たとえば、こんなところがある人
- 結論をくだすときには躊躇しない
- 根拠に基づいた行動をとることができる
- いったん決断したことは最後までやり抜く
10.他の人の立場を尊重できる人
他人が正しい場合は、それを認めることができる人です。
たとえば、こんなところがある人
- 他の人の意見を尊重することができる
- 他の人が出した優れた主張や解決案を受け入れることができる
- 自分の意見も一つの立場に過ぎないことを自覚できる、自分が唯一正しいと思わない
チェック方法
このリストをもとに自分自身をチェックしてみます。
1から5までの数値で5段階評価してみると、視覚的に判断できて効果的です。
自分自身を5段階評価でチェックしてみて、
5、6以上の項目で5の評価をしている人は、
ちょ~っと自信過剰です。うふふ。
その項目こそが、
自分自身にとって、
クリティカルな思考をする上で足らない項目なので、
その項目を重点的に改善するようにしてみます。
このチェック項目を他人に試してみる!
また、このチェック項目を他人に試してみると、
「この人は優れた思考力を持っている!」
のかどうかを判断する基準になります。
他人の言動をチェックして、
すべての項目で5の評価をつけちゃった人は、
その人を買いかぶってます。
すべての項目で完成している人なんていないからです。
程度の問題だからです。
そもそも、こんな他人は、
優れた思考力がある他人とは思えないので、
お手本にしてはいけないことが分かります。
一番いい方法はこれ!
実は、一番いい方法は、
このリストを他人に渡して、自分自身のことを評価してもらうことです!
- 自分自身が見る自分
- 他者から見る自分
はたいがい一致しないからです。
ズレがあったところが、改善すべきところなので効率的です。
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな?
自分自身の特性が分かる!
この項目をチェックするときに、具体的な自分の行動パターンを思い起こすことで、自分自身の特性が分かるようになります。
もっとも、この項目をすべて満たすことが正解ではないです。
ふくカエル
ふくネコ
まとめてみたkerokero
- クリティカルシンキングの第1の原則とは、知識を利用して、問題を注意深く観察し、じっくり考える態度を心がけることです。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、クリティカルシンキングの引用文は、宮元博章さん他お三方の日本語訳によりました。