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他人の失敗の原因を決めつけていませんか?

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他人の失敗の原因を決めつけていませんか?

ふくカエル

こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

今回は、クリティカルシンキング入門篇「あなたの思考をガイドする40の原則」を勉強してみます。

今回から第3章「他人の行動を説明する」です。

こんな決めつけあるある?

外的原因よりも内的原因!

 

他人が失敗すると、ついついやってしまうのが、外的原因よりも内的原因だと決めつけちゃうのです。

 

その人の環境や状況の影響(外的原因)よりも、その人の性格や能力の影響(内的原因)を過大に評価しちゃうのです。

たとえば・・・

 

たとえば、

あなたの友人が、新車をたて続けに壁にぶつけているのを見ると、

ひえ~!またかよ。
運転がヘタくそなやつだよな!pose_kubifuri_man

って思いませんか?

 

どんなにその車の不具合があっても、駐車スペースが狭くてギリギリであっても、

 

友人の運転技術の低さに着目してしまうのです。

たとえば・・・

 

あるいは、

高視聴率のドラマで「これでもか!というくらい憎たらしい役」を演じている俳優を街角で見かけると、

あの人やわ~!
アカン人やわ!
テレビの人やわ!kageguchi_uwasaそんなことしたらアカンやん!
って説教してやろう
かしらん。

なんて、ドラマの役柄に引きずれて、白い目で見たりしちゃいます。

なぜ、こんな勘違いをしちゃうのかな?

注意の向け方が違うから

 

まず、注意の向け方が違うからです。

詳しく言うと、

  • 自分が行為者である場合
  • 自分が観察者である場合

とでは、注目する点がまったく違ってくるからです。

自分が行為者のとき

 

自分が行為者となって

失敗したときは、どうしても環境や状況の影響(外的原因)に注意を向けます。

 

ふくカエル

自分よりも周りのせいにしちゃうのです。

 

こいつが悪いんや!manner_tsubaって言っちゃう。

自分が観察者のとき

 

自分が観察者になって、

他人が失敗したのを見ているときは、他人の性格や能力の影響(内的原因)に注意を向けます。

 

ほんまどんくさいわ。
ちゃちゃと出来ひん?question_head_gakuzen_boyと思ちゃうのです。

たとえば・・・

 

たとえばです。

ふくカエル

今からお話くすることを想像してくださいね。

友人が

イスにのって

さらにつま先立ちして

天井にペンキを塗っていました。

 

友人が、ペンキのバケツにハケを浸そうとした瞬間に

 

あなたがドアを開けて入ってきました。

 

友人は、ペンキをバケツごとひっくり返して、床にぶちまけてしまいました。

 

ペンキは、あなたにもバッシャ!とかかり、あなたもペンキだらけになりました。

さあて、
ここでクエスチョンです。figure_question

あなたは、友人の行動をどう説明しますか?

 

 

まず、

ひえ~!bikkuri_me_tobideru_woman

なんでペンキのバケツをひっくり返すようなところに置くねん。

 

そんなところに置いたら、ちょっとバランスを崩しただけでひっくり変えるやろ!

 

考えたら分かるやろ!

 

ほんま不注意すぎるわ。

 

あほちゃうか!

と、関西弁で思わないにしろ、こんな感じで考えるのではないでしょうか?

 

すべての災難を、失敗した相手側に原因があると決めつけ、相手の行動を説明しちゃうのです。

 

でもです!

ペンキをぶちまけたのがあなただったら・・・。

さあて、どう説明します?

 

ちゃんとひっくり返らへんように置いてたのに、なんでバケツがひっくり返るのかな?

 

イスが低すぎてん。

 

それにグラグラしとったしな。

 

そやけど、ペンキを塗ってるのに、なんでドアを急に開けるねん。

 

ビックリするやろ!

と考えると思います。

 

すべての災難を、周りの環境や状況・他人の行動に原因があると決めつけ、説明しちゃうのです。

情報量が違うから

 

また、それぞれの立場になると情報量が違うからです。

 

行為者のほうが、自分の行動に影響する事情や情報をより多く持っています。

 

たとえば、先ほどのペンキの例で言うと、

 

突然、ドアを開けられたためにビックリしたという情報は、

 

現場にいた行為者でなければ、分かり知らないことです。

 

社会心理学

Gergan K.J Gergan M.M 1981 Socal psychology New York

そこで必要になる、クリティカルな思考になる第15の原則

 

他人のしくじりの原因を過度に本人の性質に帰属する基本的帰属錯誤に注意せよ。

自分が同じ失敗をした時、自分ではどう帰属するかどうかを考えてみること。

クリティカルシンキングより引用

 

つまりです。

相手の失敗の原因はどこにある?

を考えるときに、

人は勘違いに陥ることがあるのです。

 

勘違いを避けるために、次の「第15の原則」を意識しておくのがお勧めです。

 

クリティカルな思考を
もってみるのです。

こんな風にアレンジしてみたよ!

第15の原則

他人の失敗したとき、

 

失敗の原因をすべて他人のせいにする勘違いに注意すること。

 

そんなときは、

 

「自分が同じ失敗をしたら、どう言い訳するのか?」

 

を考えることだよ!

 

原因が違って見えてくるよ。

ここで、ちょっと考えてみませんか?

こんな場合はどう考えます?

 

次の場合、あなたなら、どう言い訳しますか?

 

  1. 待ち合わせに遅れたとき
  2. 恋人や友人の誕生日をうっかり忘れたとき
  3. 仕事がうまくできなかったとき

 

 

【1について

まずは、謝罪してから、

  • いや~!電車が遅れていて
  • どうしてもやむを得ない事情があって!

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なんて苦い言い逃れをします。

【2について

ウッカリ忘れていたなんて言うと地獄に陥るので、

  • 正直に仕事が忙しかった。
  • 連絡できなかった。
  • 病気で寝てた。

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【3について

  • 突然のアクシデントで予定が狂ったから
  • 予算が低すぎるから
  • マンパワーが足りないから

なんて言うかもしれません。

 

次に、他人が123の行動をとったとき、あなたはどう思いますか?

 

 

これがです。まったく自分に落ち度がなくて、

他人の行動を評価するとなるとちょっと違ってきます。

【1について】

  • 前もってあれほど日時を確認したのに、どうして遅れるかな?
  • いつも時間ルーズだからじゃない。
  • アラームいつもONしといたほうがいいんじゃない?

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【2について】

  • 恋人や友人の誕生日を忘れるなんて最低!
  • 一番忘れたらアカンやつでしょう?
  • 忘れそうやったら、メモ書きを張っておくとか
  • あらかじめプレゼントを手配しておくとか次善策をしとけばいいじゃん。

 

【3について】

  • 仕事ができないのは自分の責任やん、そうやって周りのせいにするからアカンねん。

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以上の様に、非常にせちがらいものになります。

 

どうして、こうも違いがでてくるのでしょうか?

 

 

人が言い訳するのは、

実のところ次のように言っているのと同じなのです。

 

この原因は、

コントロールできないものだから

自分の行動は許されるのだ!

外的原因は内的原因よりもコントロールできないことが多いです。

 

なので、ほとんどの言い訳は、外的原因によるところが多くなるのです。

言い訳の内容は、環境、状況、他人の行動なのです。

まとめてみたkerokero

 

  • 他人の失敗の原因を決めつけてしまうことがあります。
  • 内的原因だと勘違いしてしまうのです。
  • こんなときは、まず、他人の立場にたって失敗の原因を考えてみるのことです。

 

実は、今回お知らせした考え方には、例外があるんです。

 

 

今回お知らせした
「行為者」「観察者」の立場で考える方法ですが、例外があるのです。

 

「観察者」の立場から考えると、失敗の原因は内的原因にかたむき、

他人の失敗をその人のせいにしがちです。

 

でもです。

例外的に、寛大で甘い評価になる場合があるのです。

それは、恋人や親友の行動について原因を考えるときです。

たとえば、好意をもった相手が成功すると、

 

あなたが天才だからよ!

と内的原因としてpose_burikko誉め倒します。

逆に、失敗したときは、

 

あなたは全然悪くない!
状況が悪かったのよ。
時代が悪いのよ!

と外的要因として
kosodate_nadenade_girlこれまた誉め倒します。

 

また、例外的に、厳格でいじわるな評価になる場合もあります。

それは、嫌いな相手の行動について原因を考えるときです。

ふくカエル

もう、全然ちがいます。

たとえば、嫌いな相手が成功したときは、

 

運がよかっただけやん!
なんか手をまわしたんと違う?
あいつが成功するはずないねん!manner_tsubaと非常いセチガライです。

失敗したときは、

 

失敗したのは、
脳力がないからやん!どや顔をする男性そもそも成功しようと
考えるのがあざといわ~~!

と目も当てられないような評価をします。

 

このことは、熱狂的なスポーツファンを考えると分かります。

 

自分のひいきにしているチームが、勝ったり負けたりしたときに、

 

どのように釈明しているのか?

を観察すると分かります。

 

まず、勝ったときには、

 

「ひいきのチームが勝った!」とは言わないです。

  • 我々は勝った!」と言うことが多いです。

自分としっかり同一視しています。

ふくカエル

ちなみに、阪神ファンは「阪神が勝ったぞ~~!」と叫びまくります。

 

次に、負けたときは、

 

たいがい次のようなこと言ってます。

  • 不運やわ~~!
  • 呪いちゃうか?
  • あの審判がぼんくら(反応が鈍い)やねん。
  • あの選手、汚いプレーしたわ~。

 

さらに、いつも負けるチームに対しては、

 

次のようにボヤキ(愚痴や泣き言)が入るのが特徴的です。

  • あそこはお金持ってるから、なんぼでもいい選手を引き入れてくるねん。
  • あかんで~。強すぎるのはアカンで。
  • そやけど、こちらは味のある選手ばっかりや。
  • 野球だけとちがう、お笑いもできるで!

野球とは筋違いなことまで言い出します。

ふくネコ

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。

なお、クリティカルシンキングの引用文は、宮元博章さん他お三方の日本語訳によりました。