【意志決定の8つのステップ】ステップ4 当面の目標を明確にし、同時にいくつかの案を出す
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
今回は、クリティカルシンキング実践篇「あなたの思考をガイドする50の原則」を勉強してみます。
もっと、きちんと くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
今回から第8章「意志決定をする」です。
生きていると、問題が怒涛のようにやって来ます。
人生は、問題解決に明け暮れると言ってもいいぐらいです。
当然、いろいろな選択肢から選んで、意志決定することが山のようにやってきます。
簡単に選べるのなら問題はないですが、これが人生を左右するような重大なものとなると非常に悩みます。
たとえば、進路、就職、転職、結婚、移転、離婚などです。
できれば、出来る限り正しくスマートな意思決定をしたいです。
第8章では、このように人生を左右するような複雑でむずかしい意志決定をするひとつの方法をお知らせします。
もし、あなたがとても困ったときに、この8章の意志決定の方法を思い出してくれると嬉しいです。
前回では・・・。
意志決定の8つのステップのうち、
ステップ3の「人生目標を明確にする」ことについてお知らせしました。
人生目標を明確にしておくと、意志決定のときに方向性を誤らずにすみます
今回は、
今回は、8つのステップのうち、ステップ4の
4.当面の目標を明確にし、同時にいくつかの案を出す
ついての内容をお知らせします。
どうして「当面の目標を明確にする」ことが必要なのかな?
人生の目標だけでは、対処できないから
人生の目標を明確にするだけでは、目の前の問題を対処できないからです。
ふくカエル
目の前のまんじゅうが欲しいのに、
人生を語られても、
まんじゅうは手に入りません。
わしはまんじゅうが欲しいのじゃ!
じゃあ、当面の目標を明確にするとは、どうすればいいのかな
問題の目標を明確にする
まず、自分が今直面している問題の目標は何かを明確にします。
どういう風に解決すると一番いいのか?
と、最終の理想的な目標を考えてみます。
同時にいくつかの案を出す
次に、その目標に到達するために必要な解決策をいくつか出すようにします。
これは、質の高い意志決定をするためには、いろいろな解決策があったほうがいいからです。
具体的には、どうするのかな?
「なぜーいかに」法
まず、「なぜーいかに」法を利用します。
この方法は、
- なぜ?
- いかに?(=どのようにするのか?)
という問いかけを答えが出なくなるまで、自問自答していくという方法です。
たとえば、今とても困っている問題に直面していて、意志決定がむずかしい場合には、
「理想の解決方法は何だと思うのか?」
「なぜ、それが理想の解決方法なのかな?」
「なぜ、そう思うのかな?」
「なぜ、〇〇と思うのかな?」
「〇〇には、自問自答した答えを入れていきます。」
という風に自問自答していきます。
一人二役でやると効果的です。
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
という感じです。
この方法はステップ3で紹介した「人生の目標を明確にする作業」をした後にするのが効果的です。
【意志決定の8つのステップ】ステップ3 人生目標を明確にする。
どんなことが分かるのかな?
「なぜ?」から分かること
「なぜ?」というと問いかけにより、より上位にある目標が明らかになってきます。
なぜ?と自問自答して答えを出し尽くし、答えが出なくなった先に「根本的な目標」が分かってきます。
いかに(=どのように)から分かること
次に、いかに(=どのようにするのか?)という問いかけにより、いろいろな選択肢の幅が広がってきます。
この目標を達成するためには、他にどのようなやり方があるのか?
と答えが出なくなるまでどんどん続けます。
中には
- 非現実的なもの
- 非合理的なもの
が出てくるかもしれませんが、
後のステップで排除すれば、OKなので、
どんどん思いつく限り出していきます。
今回のクリティカルな思考になる第69の原則
「なぜ」の問いはより上位の目標を明らかにする。「いかに」の問いは選択肢の広がりをもたらす。
クリティカルシンキングより引用
こんな風にアレンジしてみた!
第69の原則
当面の目標を明確にすると
- 最終的な目標
- 選択肢の幅
が広がるよ。
それには
- なぜ?
- 他にどのどのようなやり方がある?
を自問自答するのが一番だよ。
そうすと、最適な意志決定ができる材料ができるよ。
なぜ? 他のやり方ある?って、思考の癖をつけていると
柔軟になるよ。
ここで、ちょっと考えてみませんか?
あなたが、今直面している問題で、なかなか意思決定ができないのなら、
「なぜーいかに法」をトライして欲しいです。
この方法をうまく利用できると、
「なぜ?」を自問自答することで、根本的な目標を見つけることができます。
あらに、「他のやり方があるかな?」を自問自答することで、他の選択肢を思いつくことができます。
コツは、自問自答するときに、実際に対話しているかのようにすることです。
他人が聞くと気味悪がられるけどね。
この対話方法が一番いいよ。
そして、あやふやな答えをせずに、ちゃんと言葉に出して答えてみるのがいいです。
具体的な言葉は、より具体的な「目標や選択肢」を明確にします。
まとめてみたkerokero
- 意志決定の8つのステップのうち、ステップ4の「当面の目標を明確にし、同時にいくつかの案を出す」ことについてお知らせしました。
- 当面の目標を明確にすると「最終的な目標」「選択肢の幅」が広がります。
- 「なぜーいかに法」を利用して自問自答する思考の癖をつけるといいです。
これから、意思決定の8つのステップを一つ一つお知らせしていきます。
あなたの抱えている問題が解決できて、出来る限り最適な意志決定ができるきっかけになれたら嬉しいです。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、クリティカルシンキングの引用文は、宮元博章さん他お三方の日本語訳によりました。