自分にとって好ましい人とは?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
人間関係で悩むもの…
人間関係というものは、何かと本当に悩ましいものです。
人生の悩み(トラブル)の大半は、この人間関係に関するものではないかとも思います。
ほんまに、そんな気がする~。
うちなんか、幼稚園から悩んでたも~ん。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
で、うち(あたくし)なんかは、
ここで、はた!
と気づくわけです。
人生の悩みの大半が
人間関係に由来するやったら、
人間関係をどないかしたら、
悩みもなくなるんとちゃうん?
つき合う人をちゃんと選んだら
ええのとちゃう?
そうなんとちゃう?
そやけど、
どんな人を選んだらええの?
基準とかあるん?
わからーーん
ほんまにいるの? どうやって探すの?
というわけで、どんな人とつきあえばええの?
というわけで、「どんな人をつきあえばいいのか?」について考えてみました。
ほんで、バルタザール・グラシアン先生(以下、バル先生)から次のようなことを教えてもらっちゃいました。
ずばり、こんな人です!
バル先生がおっしゃるには、こんな人とつきあうといいようです。
なにかしら、学べるところが多い人
です。はい。
何かしら得るところや、学べるところのある人とつきあおう。人づきあいを、相手から学び、お互いの知識や意見を交換する場としていこう。
「バルタザール・グラシアンの賢人の知恵」より引用
じゃあ、「なにかしら学べる…」とは、どんな人?
じゃあです。
「なにかしら学べるところが多い人」とは、具体的にはどんな人でしょうか?
めっさ気になる
好ましい人とつきあう
もののわかった人は高潔な人とつきあい、見栄だけで行動するような人を避ける。有能な人は、偉大さを発揮する人、学術学問に足跡を残すような人とつきあいたいと思うもの。大事なのは知識より知人なのだ。
バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」より引用
こんな人らしい…
「なにかしら学べるところが多い人」とは、次のような人だそうです。はい。
- 人柄が立派な人(高潔な人)
- 見栄っ張りじゃない人
- 偉大さを発揮する人
- 学術学問に足跡を残せる人
ふくカエル
1.人柄が立派な人(高潔な人)
まず、人柄が立派な人(高潔な人)です。
きっと、いつも朗らか(ほがらか)で、超ご機嫌な人だと思います。
自分の感情をなるべく一定にコントロールして、キープできる技術を持っている人です。
逆に言うと…
- 急に不機嫌になる(怒りの沸点が分からない)
- 些細なことで怒る(怒りの沸点が低すぎる)
- 他人を思いやらない(不安にさせても無頓着)
といった人じゃないと思うんです。はい。
ここは強く言っておきたいです。はい。
ふくカエル
ふくネコ
2.見栄っ張りじゃない人
次に、見栄っ張りじゃない人です。
とっても謙虚な人で、自分の良心や信念に従って行動できる人だと思います。
自分の考えのみを押しつけることなんかせず、たとえ、異なる意見やアイデアであっても、柔軟に理解しようとしてくれる人です。
他者を尊重する姿勢が身についる人だと思います。
また、自分の能力をひけらかさない人でもあるとも思います。
さらに、冷静に自己分析をする技術をもっているはずなので、自分に間違いがあれば、その場ですぐに「自分の非を認める」ことが出来る人でもあると思います。
「持つべき正しいプライド」と「捨てるべき間違ったプライド」の区別がちゃんとハッキリとできる人物なんです。はい。
ウチ(訳:わたくし)は、一度だけ出会ったことがあります。
自分の非をその場で認めて、即座に頭を下げて謝った方でした。その姿勢におののき、とても感動しました。
そして、自分の良心や信念をちゃんと持っているので、責任感が強く、自分の軸がブレないように行動できる人です。
- 衝動的な行動を抑えることができる
- 私利私欲に振り回されることない
- 良心に従い、誠実に行動できる
本当に優れものです。はい。
ちなみに、見栄っ張りの人とは、常に注目されて、ちやほやされたいという願望を追求しちゃう人物です。
ま、こんな人やね
特徴としては、
- 何ごとも誇張して表現する(嘘もついちゃう)
- 何かにつけて「マウント」をとる(人を見下げる)
- 自我が強すぎる(相手にされないと不機嫌になる)
- さらにケチらかす(訳:なんかにつけて、ケチばかりつける)
- 自分を大きく見せることに命を燃やしちまう(限度を知らない)
などがあります。
3.偉大さを発揮する人
さらに、偉大さを発揮できる人です。
いざという時に、自分の並外れた知識や能力などを思い存分、最大限に発揮できる人です。
ふくカエル
全員が右往左往してパニックになる状況下であっても、非常に冷静に状況を観察・分析・判断できて、その場で最善策を講じることができちゃったりします。
特徴としては、緊急時に、この「堂々たる風格」が身体からにじみ出てるような(漂わしているような)気がします。
ふくネコ
4.学術学問に足跡を残せる人
そして、自分の専門的な学術学問に足跡(なんらかの成果や業績)をちゃんと残せる人です。
日頃から自分の知性に磨きをかけ、努力している、とにかく優秀な人であります。
このような人は、自分の専門分野のスキルや経験が豊富なので、「ああ、この方なら、安心して任せることができる…」という絶大な信頼感が自然と思える人です。
なぜ、「好ましい人」とつきあうといいの?
メリットが大きすぎるから
なぜ「好ましい人」とつきあうといいかと言いますと、自分の「短い人生」にもたらすメリットが大きすぎるからだと思うんです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
具体的には、次のようなメリットがあると思います。
- 人づきあいのコツや秘訣を学べる
- 視野が広がり、お互いが成長できる
- コストやリスクの回避
1.人づきあいのコツや秘訣を学べる
まず、「好ましい人」とつきあえると
- 人づきあいのコツや秘訣を学ぶ
ことができます。
もちろん、たしかに、このようなコツや秘訣は「すばらしーい本」からでも十分に知ることはできるのですが…。
如何せん、どんなに「すばらしーい本」であっても、残念なことに「本」からの学びは、どうしても一方通行になっちゃうのです。
例えば、問題を互いに共有したり、事物に共感し喜び合うという「生きた感情の交流」はできません。皆無なのです。
どんなに心躍る体験をしたとしても、その「生の感動」をタイムリーに伝えて、その感情を互いに共有することができないのが残念なのです。
ふくカエル
ふくネコ
その点、「好ましい人」は、
現実に自分と「同じ時間を生きている存在」なので、
互いの瞬間、瞬間の体験や経験を伝え合うことができ、心ゆくまで語り合えることができます。
「生きた感情の交流」ができるんです。
やっぱり思うんです。
投げかけた言葉がポーンと返ってくるイキイキとした会話や交流には、いろいろな「気づき」が潜んでいると…。
この「気づき」には、更なる「刺激やワクワク感の起爆剤」が隠されていることが多いんです。
ふくカエル
このような相手を通しての「濃密な時間の共有」には、「すばらしーい本」と言えども負けちゃうなーと思います。
ふくカエル
ふくネコ
2.視野が広がり、成長できる
次に、「好ましい人」とつきあえると、自分の視野がどんどん広がり、互いにどんどん成長できます。
お互いに、相手の知らない自分の知識や意見を交換することで、それまで全く知らなかった知識や考え方に触れ、さらに理解することで、自分の世界が広がり深まってくるからです。
本当に、いろんな視点が増えてきます。いろいろな視点を持つことで、視野も一気に広がってきます。
それまで自分にとっては「未知の世界」だったものが、どんどん開けきたときの感動はひとしおです、はい。
これは、実に
大きなメリットになりまっせ!
3.コストやリスクの回避
そして、嬉しいことにコストやリスクも回避できます。
例えば、独学で習得するには、とてつもない「コスト(時間や労力)」などがかかることが多いです。
また、当然なのですが独学だからこその「誤解のリスク」もあります。
それらのコストやリスクを未然に防ぎ、理解しやすいように学びやすいように導いてくれます。
じゃあ、どうすれば見つかるのかな?
待たない、自分から探す!
とにかくです。
出現するのをひたすら待っていたら あきません。
なぜかと言うと、どんどん機会を失ってしまうからです。
とにかく「積極的に自ら探す」これ一択です。
そして、次の二つの方法をおすすめしたいです。
- 会話から探してみる
- 観察して探してみる
会話から探すべし
最初は、「積極的に会話して探す!」ことです。
このときのコツは、とにかく相手の話の内容をじっくり聞くことです。
なぜかと言うと、話す内容にはその人の性格が如実に現れてくるからです。
そして、その際に、次の二つの点をチェックしときます。
- 相手の話の内容には、信ぴょう性があるか?
- 話す内容と相手の行動は伴っているのか?
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
観察すべし
次に、相手をじっくりと「観察」します。
観察するポイントは「運のいい人」です。
なぜかと言うと、運のいい人は、聡明な人、思慮深い人が多いからです。
たしかに、厳密に言うと(確率から言うと)、どんな人も運の良し悪しは「ほぼほぼ同じで、変わりはない」です。
でも、聡明な人、思慮深い人は、自分の置かれた環境を自分にとって「好ましい方向」へ変えていく能力や技術があります。はい。
だから、たとえマイナスの状況でも、自分にとってプラスの状況に変えることができる柔軟な発想ができるんです。
ふくカエル
ふくネコ
だから、総じて「運のいい人」になっていきます。
ふくカエル
ふくネコ
とにかく、「運のいい人」はいつも何かしら「新しい発見」をして、燃えています。
ワクワクしてる人です。
反対に、「運の悪い人」は、何かしら「落とし物」をしている人が多いような気がします。
いつも残念そうな顔を
しています。
じゃあ、実際に見つけたら、どうすればいいの?
まずは、伝える
まずは、どんどん自分の経験やそこから学んだ「生きた知恵」を惜しみなくどんどん伝えます。
そして、時間をかけて誠実さを伝えます。邪心がないこと、私利私欲でないことを伝えます。はい。
意見を交換する「場や機会」をつくる
次に、お互いの知識や意見を交換する「場や機会」をどんどんつくっていきます。
そして、お互いが充実感を満喫できるような「場や機会」になるように前向きに努力します。
持ちつ持たれつの関係になる
また、お互いが持ちつ持たれつの関係になるように心がけます。
そのために、相手にとっても、自分が「好ましい人」になれるように地道な努力します。
一足飛びには「好ましい人」には なれないことを自覚して、毎日毎日少しずつ努力していきます。
ふくカエル
ふくネコ
でも、気をつけることがあるよ!
絶対に避けた方がいい人
ただしです。先にちょっとお知らせしましたが、次のような人だけは絶対に避けるといいです。
見栄っ張りの人です。
見栄っ張りで大風呂敷ばかりを広げる人物は、他人を振り回すだけで、何も得るところはないからです。
たとえば、
- やたら背伸びをする人
- 実態よりも立派に見せようとする人
- 声や態度が、やたらデカい人
- とにかく目立とうとして、めっさ派手で不自然な人
- 自分本位で、他人のことを考えない人
- ことある毎にマウントをとってくる人
- 他人の業績を自分の業績とする人
です。
このような人物の虚栄心に振り回されると、こちらの日々の暮らしも滅茶苦茶になってしまいます。
ここは、分かったら、
どんなにアクセスされても
スルーするのがお勧めです。
そうすると、どうなるの?
大事なのは知識よりも知人なのだ。
大事なのは、唯一無二の知人になること
まず、人とのかかわりあいの中で大事なことは、自分が現時点で得ている知識よりも、
同じ時間を生きている人物と出会い、互いに知っている唯一無二の存在になることだと気づきます。
人生が豊かになる
そして、「自分にとって、つきあうと好ましい人」に出会えると、自分人生の可能性がどんどん広がり、人生そのものが豊かになっていくことに気づけると思います。
ふくカエル
ふくネコ
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
自分にとって「好ましくて最高の人」とつきあうことの意味を知ろうとしません。
単純に「派手な人」や「見栄だけで行動するような人」に興味をおぼえ行動を共にしようとします。
知恵のある人
なるべく「お互いの知識や才能を開花しあえる人」、自分にとって「好ましくて最高な人」を見つけるように、必死に努力します。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 ひととのかかわりについて」
「No.1 好ましい人とつきあう」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分にとって好ましくて最高な人とつき合うのがいいです。
- 好ましい人とは、お互いに各々の才能や能力を引き出しあい、育てる関係をたもてる人です。
- 自分の世界が広がってきます。
自分とは考え方や使う言葉、行動などが真逆だけど、
同じ夢を持って、見ている方向が同じだ!って人がいませんか?
ひょっとしたら、その人が自分にとって「好ましくて最高の人」かもしれません。
結構あるあるやで!見つけたら、絶対に離さんように
大事にすることやと思う!
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。