口の上手い人にだまされないようにする
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
口先人間は、ぎょうさんおる!
学校を卒業して社会に出ると、ビックリすることがあります。
それは、
口先の言葉が巧みで
人をダマす輩です!
それも、めっさおります!
うぶで心が清らかな新社会人は、こういう輩にコロッとダマされて利用されてしまうのです。
だからです!
こういう輩を誰よりもいち早く識別でき、的確に避けることが必要です。
識別するために、特徴を知ってみよう!
こんな口先人間にコロッとだまされないように、代表的な特徴を押さえておきましょう!
実質が伴わない
口先にだまされない
実質が何も伴わないのに、言葉巧みに、うわべだけでこちらをうっとり魅了してしまおうとする人がいる。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
とにかく、口先人間は実質が伴わない人が多いです。
口先人間の周りには、被害を被った人が沢山いると思います。
ふくカエル
うっとりさせるのが上手い
次に、言葉巧みにうっとりさせることが上手いです。
人が聞くと歯が浮くような言葉を堂々と使います。
ゴマすりが非常に得意です。
借りを誤魔化そうとする
また、借りを誤魔化そうとしたり、約束を無かったものにしようとします。
言い方を変えれば、口先人間は詐欺人間です。
安請け合いする
さらに、安請け合いをします。
なんでも「はい!はい!やります!」なんて、気前よく引き受けますが、
まずやりません。
口約束が大好きです。
ドタキャンなんて平気でしてきます。
そんな約束なんて
してないよお?
勘違いじゃないのお?と、平気でぬかしよる!
見た目は礼儀正しい
そうなのですが、見た目は意外に礼儀正しかったりします。
これが盲点になるのです。
みんな「いい人だ、ちゃんと約束を果たしてくれる!」と勝手に思い込んでしまうのです。
…のわりには義務を果たさない人
その割には、全く義務を果たしません。
- 借りは返さない
- 約束は守らない
- 平気でドタキャンする
- 言ったことをしない
- 人を混乱させる
- 大事なことを忘れる
- 自分で引き受けたものを全部丸投げする
- 責任転嫁がうまい
- ダマしているつもりがなくてもダマす。
というような迷惑を振りまきます。
じゃあ、どうすればいいのかな?
片鱗を見たら、疑う
まず、少しでも口先人間の特徴を見つけたら、疑うようにします。
相手の会話の意図がどこにあるのかを探ります。
相手にしない
次に、相手の意図
- 「借り」を誤魔化す
- 「約束」やぶる
などを見抜いたら、一切相手にしないようにします。
相手の話を聞いても、相手の調子に乗らないようにします。
しつこいなら、記録する
あまりにもしつこいのであれば、ちゃんと記録に残すようにします。
- 音源
- 写真
- メモ
記録に残しとくで!
ええんやな!
と相手に伝えれば、相手のしつこさも半減すると思います。
約束は当てにしない
また、口先人間との約束は最初から当てにしないことです。
当てにすると振り回されることに気づいて、自分でするようにします。
最初から期待しないほうが賢いと思います。
相手の義務を明確にする
もっとも重要なのは、会話の端々に、相手の義務を明確に伝えることです。
ふくカエル
〇〇さんのすべきことは、
これですよね!
と義務を明確に指摘します。
どんなにおべっかを言ってきても、義務を果たしてほしい旨を伝えます。
ゴマすって
うっとりさせてもアカンで
約束は守ってや!
とちゃんと言えるようにします。
ウチは情には流されへんで
約束は約束やで
人におべっか使っとうヒマがあったら
やることしてな!
と、ビシバシ言えるようにします。
そうすると、どうなるのかな?
会話で騙されないようになる
世の中には、口先人間がいることに気がつくと、会話でだまされないようになります。
どんなに心地よい会話でも、そのまま信じて、相手の口車に乗るのではなく、「裏の意味」を探れるようになれます。
ふくカエル
会話が大事であることに気づく
逆に、口先人間の存在を理解できると、会話がより大事であることに気づきます。
会話によって、相手がどういう人間なのかを観察することができるからです。
ふくネコ
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
ちなみに、今回のテーマは、
「第3章 会話について」
「No.102 口先にだまされない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
まとめてみたkerokero
- 口先にだまされないようにしましょう。
- 実質が伴わないのに、言葉巧みに言いよってくる人がいます。
- 約束ができないのに安請け合いをする人がいます。
- そして、義務を果たす気がないのに、必要以上に礼儀正しくていねいに近寄ってくる人がいます。
- こういう口先人間には、気をつけましょう。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。