【知性】正しい判断をしたいときに、すること
こんにちは！ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの？」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ～～～！
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
正しい判断をしたい！
日々、いろいろな判断をする機会があります。
小さいことから大きなことまで実にさまざまなことを評価して決めないとダメです。
こんなときに誰もが思うことは、
できれば、
正しい判断をしたい！
どうすればいいの？
こうすればいいのです！
これです！
何事も十分に検討する
まちがいがないか確認するため、決めたこともすべて見直してみるのが慎重な態度だ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
何事も十分に検討する
ことです。
ここで言う十分に検討するとは、いつまでもむやみやたらに悩むことではないです。
ふくカエル
あらゆる角度から再度よく調べて、良いか悪いかを考えることです。
なぜ、十分に検討するといいのかな？
新たな情報が出てくるかもしれないから
十分に検討すると、自分の判断の良し悪しを決める新たな情報が出てくるかもしれないからです。
もし、新たな情報が出てきた場合には、
その情報によって自分の当初の判断の良し悪しを再検討することができます。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな？
間違いがないか確認する
まず、間違いがないかあらゆる角度から再度よく調べて確認します。
ふくネコ
決めたことでも見直す
たとえ決めたことであっても、すべてを見直すようにします。
不満を感じる場合はすぐに見直す
とくに自分の判断に不満や違和感を感じた場合には、すぐに見直し作業にかかります。
柔軟に軌道修正する
間違いなど問題点や不備な点に出てきたら、柔軟に軌道修正します。
いろいろな問題や不備な点が見えてきたら、
どちらに転んでも臨機応変に対応できるように、当初の判断に幅を持たせます。
逆に、当初の判断が正しいと確信を持てれば、いっそう揺るぎない判断として位置づけます。
頼み事されたときも考える
また、人から頼み事をされた場合にも、十分に考えるようにします。
断わる場合でも、
十分に考えた上でのことであれば、相手にその気持ちが通じます。
また、同じ断わるにしても、
次につながる何らかの手だてを講じることができます。
緊急時にも十分に考える
さらに、緊急に判断しなければならない場合も十分に考えてから結論を出すようにします。
焦って結論を出すよりも、
いろいろな点を検討してから結論を出したほうが、不安やリスクも回避できるます。
そうすると、どうなるのかな？
調査力や観察力などが磨かれる
何事にも十分に検討すると、調査力や観察力、洞察力などの自分の知性を支える能力が磨かれます。
それまで気づかなかった間違いや問題点や不備な点がどんどん見えるようになります。
結果的にプラスになる
そして、自分の判断の方向性を軌道修正することができ、結果的にプラスにつながります。
ふくカエル
柔軟な軌道修正が、間違った努力を回避することができます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本（バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社：ディスカヴァー・トゥエンティワン）をお持ちの方へ
「第４章 知性について」
「No.１２０ 何事も十分に検討する」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか！
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 正しい判断をしたときにすることは、何事も十分に検討することです。
- 十分に検討することで新たな情報が出てくるかもしれないからです。
- まず、間違いがないかをあらゆる角度から再度調べて確認します。
- 次に、問題点や不備な点が出てきたら、柔軟な軌道修正をします。
- 緊急時も同じように十分に検討して、不安やリスクを回避するようにします。
- 何事も十分に検討することで、結果的にプラスにつながります。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』（出版社：ディスカヴァー・トゥエンティワン）によりました。
