気取らない
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
気取ってしまうねん!
気取るとは、本来の自分の姿よりも良く見せようとして、とりすましたり、上品そうに装うことです。
これをやってしまうのが、同窓会です。
ふくカエル
ふくネコ
日頃のさえない自分を押し殺して、めえいっぱい気取りながら、あちこちで必死に背伸びしてます。
そやけどです。
どうして、こうも人は気取ってしまうのでしょうか?
なぜ、気取ってしまうのかな?
うぬぼれが強いから
なぜなら、うぬぼれが強いからです。
- 自分は賢い
- 自分は優れている
- 自分は美しい
と、内心では強く思って、得意になっているからです。
誇らしく思ってるので、世間からも関心を持ってもらいたい欲求(承認欲求)が出てくるので、気取りに拍車がかかるのです。
ふくカエル
実際の自分よりも
- 賢いふり
- 優れているふり
- 美しいふり
をして、どんどん気取ってしまいます。
でも、どうして気取っちゃダメなのかな?
気取らない
立派な人ほど気取る必要はないはず。気取った態度は低俗で人に対しても失礼だ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
低俗で失礼だから
どうしても気取っちゃうと、態度が下品で趣味が悪くなってしまうのです。
とくににわか仕込みの気取った振舞いには無理が出てきて、とても失礼なのです。
自分を良く見せたいがために、周りの見下す態度が見て取れるからです。
ふくカエル
ふくネコ
取り繕う嘘が膨大になるから
それにです。
実際の惨めな自分を取り繕うためにつく嘘がどんどん膨大になるからです。
実際はそれほど賢くないのに、賢いフリを気取ったばかりに、
- 現実の自分
- 気取った自分
とのギャップを埋め合わせするのに苦しい嘘を重ねていきます。
ふくカエル
嘘をつくために必死に努力するといった、非常に情けない努力をしなければいけなくなります。
たとえば、知ったかぶりをしたばっかりに、
必死になって勉強するハメになるのです。
卑屈になって勉強するので、楽しいわけがないです。
どんどん胃が痛くなってきます。
嘘は簡単にバレるから
それにもかかわらずにです!
この気取るためについた嘘は、後で必ず簡単にバレます。
あほぅが、余計にあほぅになるのです。こりゃ、失態です。
「気取れば、必ず後からバレる恐怖と戦う」ことになります。
じゃあ、どうすればいいのかな?
謙虚になる
立派な人ほど気取る必要などないはず。
まずは、謙虚になることです。
実際以上に自分がすぐれていると思い込んで得意になることを止めます。
ふくカエル
ふくネコ
そして「立派な人ほど気取る必要がない」ことを理解します。
気取る努力より、別の努力をする
次に、気取ることで世間の関心をひく努力をするよりも、もっと地道に自分の実力をアップして、世間の関心をひくようにします。
美徳は隠しておいて関心をもってもらう
自分の美徳は秘めておいて、人々から関心を持ってもらうほうがずっと立派だ。
そして、美徳(抜きでた能力や地道な努力)は隠しておいて、人々から関心を持ってもらうようにします。
能ある鷹は爪隠すやで!こっちの方が
気取るよりも立派やねん。
そうすると、どうなるのかな?
自分の見かけ倒しに苦しまずにすむ
気取ることを止めると、自分の見かけ倒しに苦しまずにすみます。
外見は立派なのに、中身が全然伴わない劣悪である、大したことがなかったことがバレないように常にビクビクすることがなくなります。
見栄を捨てることができる
また、気取ることをやめると、つまらない見栄へのこだわりを捨てることができます。
- 周りを必要以上に意識して外見を飾る
- 他人に良く思われたいために無理する
といった見た目を異常に意識するよりも、自分の中身で勝負だと思えるようになります。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第5章 自分自身について」
「No.156 気取らない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- うぬぼれが強いとついつい気取ってしまいます。
- 気取ることは品がなく低俗で、人に対して失礼なものです。
- 気取ったために、体裁を保つための膨大努力と嘘を強いられます。
- そして、その嘘は必ずバレます。
- 気取らず美徳を隠して人から関心を持ってもらうほうが立派です。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。