【自分自身】嫌な環境に遭遇したときに、する唯一の行動はこれ!
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
嫌な環境
生きていると自分が望んでいる環境に著しく合わない環境に遭遇することがあります。
- 新しい学年になったのに、嫌な人物とまた同じクラスになった
- 転勤になったのに、もっと劣悪な環境になった
- やっと家族になれたのに、意地悪な親戚が増えた
- やっと昇進したのに、足をひっぱるライバルが増えた
とかです。
自分の思い通りにならない環境におかれて、人生の理不尽を感じるのです。
あっ~~。
脳みそがかゆい!
それに毛も抜けるやんか!
こんなとき
どうすればいいの?
こうしたら、ええのです!
これです!
臨機応変にふるまう
自分の望みどおりに環境を変えることはできない。反対に、環境に合わせて自分を変えるのだ。賢人は状況に合わせて対応の仕方を変えるのが唯一の慎重な行動だとわかっている。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
臨機応変にふるまう!
ことです。
環境に応じた行動をとるようにします。
なぜ、臨機応変にふるまうべきなのかな?
環境は、変えられないから
なぜなら、そもそもです。
自分を取り巻く環境は、自分の思い通りに変えることができないからです。
いろいろな事情が複雑に入り込んでいる環境は、(ちょっとしたことで激変することがあったとしても)
自分の力では簡単には変えられないのです。
自分の生まれた境遇が
簡単に変えられないのと
同じやねん。
ふくカエル
そやからです。
ここは、環境を自分で変えられないのであれば、
環境に自分を合わせて臨機応変に振舞うしかないのです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
環境に合わせて、自分を変える
自分にとって不都合な環境に遭遇したら、その環境を自分の思い通りに変えようとせず、
不都合な環境に自分を合わせて変えるようにします。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
とは言っても、
これがなかなか難しいです。
そこで、自分の本質を理解する
そこでです!
環境に自分を合わせるために、自分の本質を理解するようにします。
ここでの「自分の本質を理解する」とは、簡単に言うと
自分は、本当はどうしたいのか?
をちゃんと自分で把握しておくことです。
ふくカエル
本質以外はこだわらない
そして、自分の本質以外はこだわらないようにします!
これが、臨機応変に振舞うためには絶対に外してはいけないポイントになります。
ふくネコ
なぜなら、このこだわりがあるせいで、
自分のとりまく環境のすべてが、
自分の本質を阻害する害悪なものとして重くのしかかってくるからです。
具体的には、こうする!
具体的には、
- 自分が現時点でこれだけは達成したい目的
- どうしても譲れないもの
をしっかり理解して、その他のことには一切こだわらないようにします。
自分の目的や譲れないもの以外は、全て些細な事だ思って問題にしないようにします。
たとえば、自分の現時点での目的が「大好きな本を読破する」ことであれば、
少しでも読書する時間を持てれば、たとえ、
- 帰りの新幹線が遅れる
- 嫌な人物と同行する
- 急に土砂降りにあう
- 立ち寄ったカフェでミスオーダーされる
といった出来事(環境)に遭遇しても、
読書さえできれば、
それらの出来事は、すべて自分にとって些細な事だとして一切問題にしないのです。
ふくカエル
へっつ?
それがどうした?
という心持ちでスルーするねん。
「これさえできれば、あとはどうでもいいや!」という心境になったほうが、
イライラしないし、情緒も安定するので賢いと思います。
このコツを身につけると、
どんなに神経質な人が出現して、あれこれ理不尽なことを言われても、
自分の目的を達成できるのであれば、
「すべては、天から落ちてきた石にすぎない」とアホらしくなり気にならなくなります。
自分の条件を押し付けない
また大事なことは、
臨機応変に振舞うためには、自分の条件を周囲に押し付けないことです。
自分の要求を厳しくすると、あとからどんどん環境が悪化します。
自分が居ずらい環境を自分で作ってしまうことになるねん。
そうすると、どうなるのかな?
唯一の慎重な行動だと気づく
以上のように、環境を自分で変えようとせず、
環境に自分を合わせて臨機応変にふるまうことが、
実は、唯一の慎重な行動であることに気づきます。
ふくカエル
ふくネコ
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第5章 自分自身について」
「No.170 臨機応変にふるまう」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分にとって嫌な環境に遭遇したときに、することは臨機応変にふるまうことです。
- なぜなら、自分が置かれた環境は変えることができないからです。なのでここは環境に合わせて自分を変えるようにします。
- 具体的には、自分の本質を理解して、本質以外はこだわらないようにします。また自分の条件を周囲に押し付けないようにします。
- そうすると、臨機応変にふるまうことが実は一番慎重な行動になることに気づきます。
自分にとって不都合な(劣悪な)環境に、
いちいち敏感に反応すれば、それだけで自分の気分が悪くなります。
自分の置かれてた環境は変えることができないことをきっぱりと悟って、
自分の人生にとって大事なことは、自分の目的をカタチにすることにあることに気づいて、それに専念します。
そうすると、「気になる人間」や「気持ち悪い物事」から「自分自身のことがら」に意識が向きます。
このように意識の向きを変えるだけでも、臨機応変にふるまうことになります。
それにです。自分の目的をカタチにすれば、劣悪な環境なんて後からどんどん変化していくもんです。はい。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。