【才能】新人のときに、やっておくこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
誰でも経験するもの!
誰でも一度は経験するのが「新人」というものです。
そらもう!
- その場に馴染むこと
- 覚えること
などがいっぱいあり、毎日がドキドキの連続であっという間に過ぎてしまいます。
そうなのですが、この「新人」である身分(立場)にあるときにこそやっておいたほうがいいことがあるんです!
ほんまに貴重なチャンスでも
あるねん!
そやから活かさなアカンねん!
やっておくべきこととは、これ!
これです!
新人の利点をうまく利用する
こちらの能力が目新しいものであるかぎり、最高のものとして受けとってもらえる。新鮮であれば、古くて陳腐なものよりも歓迎されるのだ
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
新人の利点を上手く利用する!
ことです。
ここでの利点とは、
- 新人を歓迎してくれる状態
- 自分がやる気になっている状態
など自分にとって好都合なのことです。
なぜ、利点を利用するといいのかな?
「最高のもの」として受け止められるから
なんと言っても、新人の才能や能力は「最高のもの」として受け止めてくれるからです。
マンネリ化で浸食された現場では、とにかく新人の才能や能力は新鮮なものとして映るのです。
ふくカエル
ふくネコ
なので、やる気のない熟練の人よりも、下手すると重宝される場合もあります。
このような状況も滅多に遭遇しないので、利用すべきなのです。
本人がやる気マンマンだから
それにです。
新人の頃は、本人が心機一転やる気マンマンだからです。
熱意や情熱に燃えてます。
ふくカエル
ふくネコ
このような前向きマックスな自分はそう滅多に会えないので、これも利用すべきなのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
状況を理解する
新人のころは何かと称賛されやす状況であることを理解します。
称賛されている状態を最大限に利用する
そして、自分が称賛されている状況を最大限に利用すべきことに気づきます。
ふくカエル
ふくネコ
具体的には、
1.歓迎してくれている状況をうまく利用する
また、歓迎してくれている状況を次のように利用してみます。
- 新鮮さをアピールして、人の記憶に残るようにする
- 自分の取り巻く環境をできるだけ自分に有利なものに整える
- 人脈をつくる
1.アピールして、人の記憶に残るようにする
次に、自分の新鮮さをアピールして印象づけ、人の記憶に残るようにします。
新人の頃は、周りから常に好奇の目にさらされています。
この注目を浴びている状態を自分を認めてもらう絶好のチャンスとして利用します。
たとえば、自分の「新人」というネームバリューで自分を売り込み、人々の関心を手繰り寄せます。
2.自分に有利な環境にする
次に、自分をとりまく環境をできるかぎり自分に有利なものします。
具体的には、常時いつも礼儀作法を心がけて、好感度をアップします。
- 失敗したら、即座に素直に認めて改善するようにします。
- 実力を発揮し貢献しても、謙虚さを忘れないようにします。
ふくカエル
ふくネコ
やがて芽が出て、花咲くねん。
3.人脈をつくる
さらに、積極的に人脈をつくるようにします。
自分を好意的に理解してくれる人をどんどんつくります。
人脈は自分の才能や能力を進化させる上で圧倒的に有利になるからです。
ひとりで自分の才能や能力を発展させるには限界があり、無理です。
でも、人脈があれば、時間、資金、労力等の面で絶大なサポートをえられます。
2.新人の立場にある自分をうまく利用する
たとえばです。次のように新人の立場にある自分を利用します。
- 自分のやる気を利用する
- 人から注目されているときに、自分の実力を惜しみなく発揮する
- 実績を積み上げておく
自分のやる気を利用する
新人としてやる気マンマンになっている自分を利用します。
これは、自分でびっくりするほどの興奮状態になっています。
情熱に燃えてるねん。
なので、この情熱や興奮状態を上手く利用して、自分をアクティブに動かします。
実力を発揮して売り込む
まずは、自分の持てる実力を発揮して、自分の存在価値をどんどん売り込みます。
自分の強みを積極的にアピールします。
たとえば、こんなことをアピールする
- 専門分野での知識や見解
- 専門分野での実務や経験
この企みが上手くいくのは、新人という新鮮味があるからこそです。
自分の目新しさを自覚して、斬新さをアピールして実力を発揮します。
実績を積み上げておく
そして、自分がアクティブなときに、いろいろな実績を積み上げておきます。
します。
ただし、次のことには注意する!
とは言ってもです。
新人としての利点をうまく利用する場合には、次のことに注意しておくことが大事です。
ふくカエル
一時的なものであること
まず、新人として称賛される状況は一時的なものであることです。
次に、自分の新人としての「斬新さ」という売りは確実に衰えることに注意します。
いつまでもちやほやされないことを肝に銘じておきます。
目新しいものは、見られれば見られるほど、どんどん見慣れて飽きがきます。
興味がどんどん薄れてくるのです。
覚悟しておくこと
なので、自分という商品価値がどんどん下がっていく現実を見すえる覚悟も大事です。
ふくカエル
ふくカエル
ふくネコ
なので、新鮮でピチピチのときに売り込みます。
刺身は、新鮮なものほど美味しいのです。
熱意も衰えること
そして、若い頃の情熱や熱意は年を重ねるごとに、どんどん萎んでいく(しぼんでいく)ように、
新人のときの熱意もどんどんと衰えてくることにも注意をします。
そうすると、どうなるのかな?
実は、ビックチャンスであることに気づく
実は、新人という立場は、自分にとってビックチャンスであることに気づきます。
ふくカエル
ふくネコ
今後の在り方にうまく作用する
また、新人としての利点を上手く利用することで、今後の自分の在り方にうまく作用します。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第6章 才能について」
「No.185 新人の利点をうまく利用する」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 新人のときにやったほうがいいことがあります。それは新人の利点を上手く利用することです。
- 新人のときの新鮮さは最高のものとして受け止めてもらえるし、何よりも本人がやる気マンマンになっているからです。
- 具体的には、状況を理解して、称賛されている状態を最大限に利用します。
- もっとも称賛される状況は一時的なものであり、自分の新人としての価値は確実に衰えることにも覚悟します。
- そうすると今後の自分のあり方にうまく作用します。
新人であるときに、新人だからこそ許されることがいっぱいあります。
引っ込み思案にならずに、チャレンジ思考でやってみるのがいいと思います。
どんなに失敗しても、新人だからと多めに見てもらえます。
なので、失敗をおそれずに(故意に失敗するのは論外やけど)
ぐいぐい自分をアピールするのは、その後の自分の立場を左右するものになります。
- 礼儀正しい態度を忘れないこと
- 人間関係をできるだけ良好なものにしておくこと
- 人脈を築くこと
- 真摯に向き合い、才能を発揮すること
- 自分を印象づけ記憶してもらうこと
などは、ほんまに大事やと思います。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。