【成功】計画を実行するときのポイント
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
前回までのお話
でした。
今回は、じっくり時間をかけて立てた計画を実行する段階のお話です。
このときにはです。
次のようなポイントを
押さえておくとええですよ。
押さえておくといいポイントとは、これ!
これです!
ゆっくり急ぐ
くずくずしていると計画全体が止まってしまうからだ。ゆっくり急ごう。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
ゆっくり急ぐ
ことです。
はあっ?
ゆっくり急ぐやて?なんじゃそれ~~~!
初めて聞く方はビックリすると思うのですが、これは本当に的を得ていて真実やと思います。
どんなに計画を練っても早まってしまうとダメなのです。
なぜ、早まるとダメなのかな?
問題点に気づかないから
早まってしまうと、誰でも当然に気づく問題点に気づかなくなるからです。
気が急くと興奮して心が乱れたり、どうしても焦ってしまうのです。
たとえば、計画を立てるときにさんざ予測していた問題でも、注意散漫でスルーするというミスを犯します。
あれほど、用心すべきや!
と思ってたのに…
なぜ?どうして?
凡ミスする?
忘れとったんかい?
ということになります。
なので実行はゆっくりしないとダメなのです。
でも、どうしてゆっくり急ぐのかな?
計画がとん挫してしまうから
ゆっくりしすぎると、計画がとん挫(計画の勢いが急に弱まって、途中でくじけてしまう)からです。
あまりにもぐずぐずしてしまうと、計画全体が止まってしまいます。
こうなると成功どころか、挫折の危険性も出てきます。
何をやっとるんじゃい!
と言われてしまいます。
なので、必要に応じて急がなければならないのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
用心を怠らない
まずは、計画を実行するときは用心を怠らないことです。
とくに計画時に想定していた注意点には用心します。
こんなミスするやろうなあ?
と思っていたところは注意するねん。
必要なら立ち止って考える
次に、必要なら立ち止まって考えます。
あれ? おかしいぞ?
違和感を感じる…
と思ったら、立ち止まる勇気を出します。
- 何か取りこぼしがないか?
- 勘違いしてないか?
- 事情が変わってきてないか?
など点検することは大事です。
あまり長く立ち止まらない
とは言ってもです。
あまり長く立ち止らないことも大事です。
どうしても違和感を感じる原因が特定できないときは、原因が明確になるまで保留しておくことも手です。
違和感の原因特定にいつも用心しつつ、計画を前に進めるようにします。
いったん保留にして、
時間をおいてから考えてみると斬新なアイデアが浮かんだりします。
先に進んでみてから、
振り返ってみると問題が明確になったりするのです。
そうすると、どうなるのかな?
着実に実行できる
ゆっくりと急ぐことで、計画を途中で止めることなく着実に実行することができます。
日々の進行はたしかにゆっくりですが、確実に前に進んでいきます。
たしかに、毎日の歩みが小さすぎると、なかなか実感できません。
でもです。これが振り返ってみると大きな成果になって現れてきます。
たとえば、1日たったの3歩ずつ進む計画でもです。
1カ月たつと90歩、これが1年たつと1095歩進むことになります。
ふくネコ
さらに驚くことは、
その90歩・1095歩は問題をクリアしながらで進んでいることです。
ミスなしで進んでいること自体がすごい成果なのです。
ある日グンっ!と伸びる
それにです。
このゆっくり急ぐを実践しつづけていくと、
ある日を境に、
ぐっぐ~んと
成果が飛躍的に伸びてきます。
たしかに最初は、基礎固めに時間を要することになり伸び悩みます。
でもです。基礎的なものがいろいろ蓄積されてくると
- 理解できること
- 当てはめられること
- 応用できること
などが増えてきます。
ふくカエル
そうすると、たとえば、初期の頃にはとまどった問題でも、
何度もクリアすれするほど、知恵やコツなどをどんどん身につけ、
サクサクと解決できるようになるのです。
自分で解決できることが多くなればなるほど、どんどん自分でできることが多くなってきます。
この知識や経験の蓄積が、
ある日突然、成果や実力が右肩ウナギ登りになる現象を生むのです。はい。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第7章 成功について」
「No.197 ゆっくり急ぐ」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 計画を実行するときのポイントはゆっくり急ぐことです。
- 早まると気づいて当然の問題に気づけないことが多いからです。
- かと言って立ち止まりすぎると計画がとん挫してしまうからです。
- 具体的には、用心を怠らない、必要なら立ち止まって考える、そしてあまり長く立ち止まらないことです。
- そうすると、着実に計画を実行でき、ある日グンっ!と成果が伸びます。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。