約束するときに、選ぶべき人とは?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
約束するとき
あなたは、約束するときに何を注意してますか?
もちろん約束の内容はとても気になります。
たしかにそうなのですが・・・
もう一つ気にしなければならないことがあります。
それは、
約束する相手
です。
その約束が守られるかどうかは、約束する相手に委ねられています。
じゃあ、どのような人物を選ぶといいのかな?
こんな人物!
信頼を預ける人を選ぶ
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
お互いの信頼を預け合うことができる人
です。
お互いに「自分の信頼」を預け合うことができる人を選びます。
なぜ、預け合うといいのかな?
危険度、共通リスクを共有できるから
まず、たいがいの信頼を預け合うことで、
- 同じ危険度
- 共通のリスク
を共有することができるからです。
ふくカエル
ふくネコ
お互いにプレッシャーがかかるから
次に、お互いの信頼を預け合うことで、お互いの行動に暗黙のプレッシャーがかかるからです。
お互いが「自分の信頼」を守るために、
- 約束をなんとしても守る
- 絶対に裏切るような真似をしない
- どうしても守ることができない場合には、事情を相手に説明した上で、互いの同意の上で反故にする
といった「相手の信頼」に傷をつけない行動します。
相手の行動を信頼できるから
また、お互いの信頼を預け合うことよって、相手の行動を信頼することができるからです。
絶対に無茶なことはしないという安心感を持つことができます。
じゃあ、どうすればいいのかな?
信頼の大切さを知っている人を選ぶ
まずは、信頼の大切さを熟知している人を選びます。
- 名声
- 名誉
- 社会的な評価
- 資産
などを手に入れることがいかに大切で、どんなに難しいかを良く知っている人にします。
危険度が同じ人を選ぶ
次に、約束を遂行する際に危険をおかす程度が同じ人を選びます。
別の言い方をすれば、どちらも約束をちゃんと遂行できる実力を持っている人を選びます。
実力がなさすぎて、約束を遂行するにも危険すぎる人は選ばないようにします。
たとえば、資金のことで言えば、
資金繰りがちゃんとできる人を選びます。
資金繰りが出来ない人は、ここでは危険すぎる人になります。
共通のリスクがある人を選ぶ
そして、共通のリスクがある人を選びます。
たとえば、約束を達成できなければ、
- 生命
- 名声
- 名誉
- 社会的評価
- 資産
など、同じものを、同じ分だけ失うリスクを背負っている人です。
そうすると、どうなるのかな?
自分のために相手を守る人間関係を理解できる
まず、お互いの信頼を預け合うことで約束を遂行できることが分かると
ことを理解できます。
自分の信頼を間接的に守るために、手段として相手の信頼を守るという関係性を理解できるのです。
約束の達成精度が高くなる
次に、お互いの信頼を預け合うことで、約束そのものが達成精度の高いものになることに気づけます。
人間関係がより安心したものになる
そして、お互いの信頼を預け合うことで、お互いの人間関係がより安定したものになります。
約束を達成するにしろ、達成できないしろ、お互いの行動が予測可能になるからです。
約束をいつ破るか予測不可能な人と約束をすることほど不安になるものはないからです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 人とのかかわりあいについて」
「No.28 信頼を預ける人を選ぶ」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 約束するときは、互いに信頼を預け合うことができる人を選ぶのがいいです。
- 自分の信頼を守るために、相手の信頼に傷をつけるような行動を慎むようになります。
- 約束が達成精度の高いものとなります。
【お知らせ】
バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」に出てくる言葉の厳選を試みてみました!
ご興味のある方は、こちらへどうぞ!
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。