真の友を見つけること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
前回では!
前回では、
- 友達はちゃんと選んだ方がいいこと
- 友達の選び方
などをお知らせしました。
ちなみに、前回の記事です!
今回は、
- なぜ、真の友を見つけた方がいいのか?
- その具体的な見つけた方について
以上の2つの点をお知らせします!
聞きたいかい?むふっ、むふっ。
なぜ、真の友を見つけた方がいいのかな?
そう多くいないから
実は、真の友に値する人はそう多くいないからです。
たしかに、その場その場の状況の良し悪しで、親しげにしたり、冷淡になったりする人は非常に多いです。
ご都合主義の友達は、いくらでもおる。
世の中、そんな奴ばっかしじゃ。
でも、状況の良し悪しに影響されずに、善良で誠実な人は少ないのです。
見分けられる人も少ないから
しかも、その価値ある真の友を見つけることができる人も少ないからです。
誰しも、自分の目先の利益や欲に弱いからです。
利益や欲にくらむと自分の審美眼が曇ってしまうので、うまく選べることができないのです。
じゃあ、具体的にどう見つけるといいのかな?
これです!
- 見分ける
- 選ぶ
- 育てる
です。
ふくカエル
1.見分ける
見分ける
そばにいると便利な友人か、距離を保ったほうがいい友人かを見分けられるようになろう。
まず、見分けます。
- 側にいると役立ってくれる貴重な人
- 距離を保った方がいい人
を明確に見分けます。
側にいると役立ってくれる貴重な人とは、
困っているときに
助けてくれてありがとう!
と思える人のことです。
距離を保った方がいい人とは、
ガミガミ押し付けてくる人
ただただ、楽しいだけで、
いざというときに助けてくれない人
頼りにならへん人
のことです。
この二つをちゃんと見分けるようになることが大切です。
短所と長所を見極める
次に、その人の
- 短所
- 長所
をちゃんと見極めるようにします。
そして、短所よりも長所に着目します。
世の中には、口下手で引っ込み思案など、コミュニケーションが苦手な人でも、
- とびきり文章の上手い人
- アイデアや発想が豊かで斬新な人
- 観察力や洞察力などの能力に優れている人
などの能力が長けている人が、いくらでもいるからです。
短所ばかりを見て毛嫌いするのではなく、長所をちゃんと見極めることが、真の友を見つける重要な能力になります。
こいつ、会話が続かへん
おもろない人や!
とバカにする人は、ひょっとしたら、真の友を見つける能力がない人かもしれないです。はい。
2.選ぶ
選ぶ
真の友を見つける
何年にもわたって長くつきあえる友人を選ぼう。新しい友もやがて長年の友となる。個性のしっかりした友人を選ぶといいだろう。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
また、ちゃんと選んでみます。
長くつき合える人を選ぶ
具体的には、何年も長くつき合える人を選びます。
たとえば、自分の育ってきた環境や考え方、価値観などが近しい人を選ぶと長続きすることが多いです。
あまりにもかけ離れた人は、よほどの相性が良いひとじゃないと、お互いのギャップに苦しむことになります。
個性のしっかりした人を選ぶ
あるいは、個性のしっかりした人を選びます。
たとえば、
- 自分の信念がちゃんとある
- 自分の個性を大事にする
- ちょっとしたことで動揺しない
人です。
ふくカエル
ふくネコ
3.育てる
今ある友情を保つ
今ある友情を保つようにします。これは、新しい友をみつけるよりも大切なことです。
新しい友を大切にする
今ある友情を保ちながら、貴重な友をみつけたら長年の友になるように大切にします。
そうすると、どうなるのかな?
人生を深みあるモノになる
まず、真の友を見つけることができると、人生が深みあるモノになってきます。
お互いの知見を深めることで、視野が広がったり、考え方やものごとのとらえ方が柔軟になるからです。
ふくカエル
楽しいときがもっと楽しくなる
次に、真の友を見つけることができると、楽しいときがもっと楽しいものになります。
同じように楽しんで、喜んでくれるからです。
ふくカエル
ふくネコ
悲しみは薄らぐ
また、真の友を見つけることができると、悲しいときの悲しみが薄らぎます。
同じように悲しんでくれるからです。優しくて温かい手を差し伸べてくれるからです。
ふくカエル
ふくネコ
口にださなくても、そばにいてくれて、
独りになりたいときは、そっと離れて見てくれているのはありがたいもんです。
逆境から救ってくれる
そして、真の友を見つけることができると、逆境から救ってくれるからです。
同じようにこちらの労苦を共に背負ってくれるからです。温かい助言をしてくれるからです。
ふくカエル
ふくネコ
逆境にいるせいで、視野が狭くなり凝り固まってしまった考え方をほぐしてくれるのがありがたいです。
何よりも、いろいろな方法で、心を慰めてくれる心づくしが奇跡であることに気づきます。
手も足も出ない状態のときに、
手になって本を開いてくれます。
足になって景色を見せてくれるます。
壁になって泣かせてくれます。
このような人は、ほんまにそれこそ奇跡で真の友やと思います。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 人とのかかわりについて」
「No.33 真の友を見つける」
になっています。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
友達とは、ただ楽しむための存在だと思っています。
都合のいいようにつき合うので、真の友を見つけることができません。
知恵のある人
友達とは、自分と何年もわたって長くつきあえる存在だと思っています。
お互いに高め合うようにつき合っていくので、真の友を見つけることができます。
まとめてみたkerokero
- 真の友に値する人はそう多くいません。また見つけられる人の少ないです。
- 真の友を見つけるには、ちゃんと見分けること。ちゃんと選ぶこと。ちゃんと育てることです。
- 真の友をみつけられると、人生が深みあるモノになります。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。