悪ふざけされたら、すること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ほんまに不愉快
からかわれる!
バカにされる!
物笑いにされる!
全部、ほんまに不愉快です。
そして深く傷つきます。相手の悪ふざけの裏に「蔑み(さげすみ)」などの悪意がハッキリと見えるからです。
こんなときにどうするか?
非常に、非常に悩みます。
- 激怒するのがいいのか?
- それとも泣いたらいいのか?
そこでなのですが…
こんな方法(知恵)があります!
いかがでしょうか?
悪ふざけされたら、こうする!
これです!
悪ふざけは受け流す
悪ふざけをする相手に苛立ちをあらわにしないこと。要は知らん顔をしてただ受け流せばいい。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
知らん顔して受け流す
ことです。
なぜ、受け流すといいのかな?
知性や気品が露わ(あらわ)になるから
実は、悪ふざけをどう受け止めるかで、その人の知性や気品が現れるからです。
きれいに流せば、それだけ知性や気品も際立ちます。
永遠に続くから
それにです。
淡々と受け流さないと、かえって悪ふざけが続くからです。
悪ふざけとは、相手の反応を見て喜び、さらに面白がってどんどん過激になるという非常に質の悪いものだからです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
知らん顔して受け流す
次の2つの面から、知らん顔で受け流してみます。
- 自分の知性で受け流す
- 自分の品性で受け流す
1.自分の知性で受け流す
まず、「知性」で受け流してみます。
たとえば、悪ふざけをする人間は「さもしい人」だと人物評価してみます。
心根がいやしくて、意地汚い人のことです。
品性が下劣で、とても見苦しい人のことです。
このように相手の品性を冷静に見極めることで、悪ふざけをくだらないものと理解して受け流してみます。
こんなくだらない悪ふざけも
「人生の一瞬の出来事」に
すぎないんやで!とか、
この空間を脱出したら、
エエだけのことや! とか、
こんな悪ふざけしてる
この人も、
ほっといたらいずれ死ぬんやで!と考えるのもいいと思います。
2.自分の品性で受け流してみる
次に、自分の品性で受け流してみます。
たとえば、このようなくだらない悪ふざけに引っかかって感情的になるほど、
自分が腐ってない、落ちぶれていないと思うようにします。
大切な「自分の品位」や「道徳面からみた自分の人柄」を汚さないように意識してみます。
自分の品格はこんなごときで
崩れたりせんのじゃ。
あほんだら!
とあくまでも品性を保ちつつ(?)意識します。
同じように悪ふざけをしない
もっともです。
どんなに不愉快に思っても、相手に対して同じように悪ふざけをしないようにします。
不愉快を不愉快で返しても何にもならないからです。
ふくネコ
自分の我慢の限度は押さえておく
さらにです。
自分の我慢の限界だけは押さえておくことです。
相手の悪ふざけが常軌を逸脱するときもあらかじめ想定しておきます。
我慢の限度を超えそうになったときの自分の対策も講じておきます。
ふくカエル
あまりにも酷くて、頭に血が上りそうになったときは、
悪ふざけをする人物たちを残し、その場からスマートに退散するのがお勧めです。
すたこらさっさと可憐に逃げてやるねん!
ふくカエル
ふくカエル
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
立派に見える
もの笑いの的になっても受け流せることは立派だ。
苛立ちをあらわにせずに悪ふざけを冷静に受け流すようにすると、立派に見えます。
周りから一目置かれるようになります。
- 悪ふざけをしている人
- それに加担している人
などの品性の悪さが、おのずとしてこちらの品性を引き立ててくれるからです。
これを「掃き溜めに鶴」といいます。
つまらないゴミための中に、飛びぬけて「すぐれたもの」や「美しいもの」が混じっているというたとえ
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
悪ふざけを受け流すことができません。
悪ふざけに対して、不愉快さや苛立ちをあらわにするので、
さらに悪ふざけを誘発することになります。
ふくカエル
ふくネコ
知恵のある人
悪ふざけを知らん顔して受け流すように努力します。
悪ふざけに反応すればするほど、ますます悪ふざけが派手になることを知っています。
そして、自分の我慢の限度を超えそうな場合は冷静に退散します。
ふくネコ
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 人とのかかわりあいについて」
「No.43 悪ふざけは受け流す」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 悪ふざけは受け流したほうがいいです。
- 不愉快な表情をさけ、知らん顔して受け流します。
- 知性と気品が保てます。
- ただし、自分の忍耐の限界を知っておくことです。
- 我慢の限度を超えそうなときは、そっと退散しましょう。
この頃の悪ふざけは常軌を逸脱していることが多いような気がしています。
受け流すのも「一つの護身術だ」と考え直してみるのもいいかもしれません。
あとあと自分の身を守るための証拠として録画しとくのもいいかもしれないです。
あと「防犯カメラがどこにあるか」をさりげなく意識しておくことも重要なのかもしれないです。
自分の身は自分で守らないとアカンようになってきたのは悲しいですけど。
なるべく受け流すようにして、あまりにもひどいなら逃げて、それでもしつこいのなら別の手段を考えないとアカンのかもしれないです。はい。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。