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「賢人の知恵」誰にも借りをつくらない。

賢人の知恵アイキャッチ1

「借り」は、誰にもつくらない

ふくカエル

こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

「第1章 人とのかかわりあいについて」

「No.47 誰にも借りをつくらない」

についてです。

教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。

よろしくお付き合いのほどお願いします。

バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」

全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。

時々理解することに苦しんでいる時もありますが、

どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。

 

「賢人の知恵」について
その他のテーマはこちらです!

 

誰にも借りをつくらない

それではいけない。相手に借りをつくることになるからだ。

バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」より引用

借りは面倒?

 

人間関係を非常に複雑にして、悩ましいものにする原因の一つに、

「貸し」「借り」

があります。

 

これは、何も「お金」じゃ「物体」ばかりではないです。

 

「信用」「信頼」「愛情」など目に見えないものも含まれます。

 

でもです。

 

「借り」をつくると、何だか心理的に追い詰められたような感じになるのですよね。

あわわ、あわわ。oitsumerareru_man

バル先生の言葉

 

こんなときに、バル先生がいてくれたら、

 

次のように言ってくれたかもしれません。

 

あんなあ。

「借り」はつくったらアカンで。

たしかにな、

誰かに助けてもらったら、

楽になるけどな、

 

「借り」をつくったら、

決まって誰かに

束縛されてしまうねんでぇ。

 

避けられへん「借り」は、

しゃ~ないけどな、

 

何も自分から進んで

「借り」をつくらんでもいいねん。

これは、大事なことなんやでぇ。

なぜ、「借り」をつくらないほうが、いいのかな?

決まって、束縛されるから

 

「借り」をつくると、決まって後から束縛されるからです。

 

「借り」によって束縛されるねん。shibaru_woman

なぜなら、「借り」は、必ず後で返さなければならないものだからです。

 

ふくカエル

借金は、あとで必ず返さなあかんのと同じやねん。

 

「借り」を返さないのは、「人の道」に反します。

 

ふくネコ

「借金」を踏み倒して逃げたら、アカンのと同じやねん。

 

なので、「借り」をつくると、いつか返さなければならないという心理的圧迫感を感じることになるのです。

 

というわけで、「借り」はできる限りつくらない方がいいのです。

主従関係ができやすいから

 

次に、「借り」をつくると、人間関係に主従関係ができやすいからです。

 

「借り」は、相手の人柄の良し悪しによって、その後の人間関係に大きく影響します。

 

相手の人柄が良ければ、

 

そんなの気にしなくていいよ。
お互いさまだよ。yurusu

と、「借り」は強い絆となり、とても良い信頼関係になります。

 

でも、相手の人柄が悪ければ、

 

そうなんだよ。
君を助けたおかげで
こっちも大損害なんだよなあ。
iyami

と、「借り」は弱みとなり、主人と家来のような主従関係になるのです。

 

ふくカエル

もう、最悪やねん。

ふくネコ

対等な関係を築けなくなるねん。

 

「借り」が弱みになると、相手の動向を常に気兼ねしなければならない関係になります。

 

人間関係が重たくなるねん。omoi_man_ningen_kankei

 

というわけで、「借り」はできる限りつくらない方がいいのです。

依存してしまうから

 

さらに、「借り」をつくることが常態化してしまうと、相手に依存してしまうからです。

 

何をするにも、相手の援助を必要とするようになります。

 

ぼくを一人にせんといてぇ。
君がいないと
何もできへんねん。
pose_oisugaru_man

これが、悪化して、助けてもらえることが当たり前だと思ってしまうと、なかなかそこから抜け出せなるのです。

 

 

依存心を自分の中で育てしまうと、厄介なのです。

 

助けてもらって当たり前が、どんどんエスカレートしていき、

 

どんどん感覚が麻痺してしまいます。

あれしてこれして!
もっとして!dada_koneru_man

と、異常な行動を起こします。本人はその行動が異常であることに気づきません。

 

ときには、逆上します。

なんでしてくれへんねん。
hysteric_okoru_womanと逆切れするねん。

実は、このような人は、ほんまに世の中にぎょうさんいます。

 

ふくカエル

自分の中にもいると思うねん。

 

たとえば、お母さんの存在です。

 

お母さんなしにでは、何もできないくせに、お母さんに偉そうに言ってしまったことないですか?

 

あたしは、あるねん。
「ほんま、アカンかった」
と、今ものすごく反省してる最中。

じゃあ、どうすればいいのかな?

依存しないこと

 

まずは、何でもかんでも人に依存して、助けてもらわないことです。

 

依存心は、やっかいなものになるからです。肝に銘じておきます。

 

ふくカエル

依存体質は、日々の心がけで直すねん。

できることは、自分でする

 

次に、できることは、なるべく自分でします。

 

人から助けてもらうと確かに楽になりますが、その分確実に「借り」を増やすことになるからです。

とはいっても・・・。

 

とはいってもです。

 

現実には、誰からも「借り」をつくらずに、何でもかんでも自分一人でやること無理です。

 

朝から晩まで、
ずっと働くことになるねん。bushi_ochimusya

 

それに、全部の責任を自分一人で背負いこまないといけなくなります。

 

これが、くっそ重いねんよ。omoi_man_sekinin

 

さらに「人嫌いか?」と勘違いされるかもしません。

 

あの人、
なんで人の助けを断わるやろ?
変人ちゃう?kageguchi_uwasa

なので、ここは、

原則は、自分一人でやってみる」ことにして、

 

どうしても無理なら、

 

例外として、助けてもらう」とスタンスにします。

そうすると、どうなるのかな?

束縛がなくなる

 

まず、「借り」をつくらないようにすると、どんどん束縛がなくなります。

 

誰からも、自分からも縛られることなく、自由に過ごすことができます。

誰にも依存しなくなる

 

次に、「借り」をつくらないようにすると、誰にも依存しなくなります。

 

ふくカエル

自分の足でちゃんと立つことができるねん。

 

どんなときでも、
まずは自分でやってみる!pose_ganbarou_man

という姿勢は、困難に直面したときでも、

 

人に何とかしてもらおうと騒ぎ出したり、不必要に動揺することを避けられます。

人間関係が良好になる

 

そして、何と言っても

 

「借り」をつくらないようにしていると、人間関係が良好になります。

 

大勢から頼られながらも、

自分は誰にも依存していない

という最高の状態を維持できます。

 

人から頼られる
スーパーマンになれるねん。
superman_hero

でも、注意することがあるよ!

注意することがある!

 

でもです!

 

できるかぎり「借り」をつくらないようにする中でも、注意することがあります。

義務と好意を混同しないこと

 

それは、

「義務」と「好意」を混同しないこと

です。

義務は、束縛に直結するから

 

なぜなら、「義務」は、束縛に直結するからです。

 

「義務」だと考えると

  • ~しなければならない
  • ~すべきだ

と、自分の考えや行動が、縛られるのです。

 

ふくネコ

これが、負担になるし、苦しくなるねん。

 

これでは、なんのために、今まで苦労して「借り」をつくらないようにしてきたのかが、分からなくなります。

 

ふくカエル

水の泡になるねんでぇ。

なので、好意からすることを意識する

 

どんなに、

人を助けてあげたい!pose_makasenasai_boy

と思っても、あくまでもその気持ちは「好意」からするものであることを意識しておきます。

 

ふくネコ

ほんまに、これは大事やねん。

 

大事なことは、

  • 実際にする
  • 実際にしない

は、すべて自分の意志に委ねられていることをしっかりと意識しておくことです。

 

別に無理してせんでも、
いいねんでぇ。pose_kiri_man

知恵のない人、知恵のある人の違い

知恵のない人

 

知恵のない人は「借り」には無頓着です。

 

束縛されることに気づいていません。

人に依存していることにも気づいていません。

知恵のある人

 

知恵のある人は「借り」をつねに気にします。シビアに考えます。

 

「借り」は束縛され、依存することにつながることに気づいているからです。

まとめてみたkerokero

 

  • 誰にも「借り」を作らないようにするのがいいです。
  • 「借り」は「束縛」を生み、「依存心」を育てるからです。
  • できるだけ「借り」をつくらないようにしていると、人間関係が良好になってきます。

 

ややもすれば、人は、

  • 誰からも「借り」がない人
  • 誰にも依存していない人
  • 自分の力だけで生きている人

を羨ましく思う一方で、そんな人に「義務」を押し付けてきます。

 

  • 自分ひとりだけでのし上がってきたと思うなよ!
  • 成功したら、誰かの役に立つのが人情やろ!
  • 義務を果たせよ!

とついつい言っちゃうのです。

 

誰からも「借り」がなくて
自由なんやったら、

人に奉仕すべきなんとちゃう?
pose_mesen_uekara_womanと、いけいけしゃーしゃー
と、言っちゃうねん。

 

たいがいの人は、その人が、今の地位を築くために、

 

「借り」をつくらずに、どれほどの努力と苦杯をなめてきたのかを推し量ろうとしません。

 

ふくネコ

だって、興味がないからね。

 

たいがいの人は、自分勝手な偏見や固定概念で、自分の不理解を正当化して、

 

さらに、その歪んだ正当化を振りかざすだけなのです。

 

ほんまはね、
奉仕をするもしないも、
その人の問題やねん。

それをとやかく言う必要はない
と、思うねん。pose_shitauchi_woman

 

【お知らせ】

バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」に出てくる言葉の厳選を試みてみました!

ご興味のある方は、こちらへどうぞ!

「賢人の知恵」

言葉厳選集
ふくネコ

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

 

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。

なお、バルタザール・グラシアン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』によりました。