【駆け引き】自分に関する情報はどうした方がいいのかな?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
自分に関する情報
自分がどこで生まれて、何処に住んできて、どんなことをしているのかなど自分に関する情報は、自分でコントロールできるものだと言われてます。
ふくカエル
そやけどです。
駆け引きの場では、この情報をどうコントロールしたらいいのか悩みませんか?
どうしたほうがええんやろう?
そこで、お勧めしたいこと!
こうする!
自分に関する情報は極力伏せる
自分に関する情報はおおっぴらにせず、伏せるべきことは伏せておかないと、いったいどんな問題が起るかわからない。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
自分に関する情報は極力伏せるに限る!
ことです。
なぜ、伏せた方がいいのかな?
自分を守ることになるから
なぜなら、自分に関する情報を隠すことが自分を守ることになるからです。
習慣はどうしても身についているから
まず、生まれ育った環境に基づく習慣は、どうしても身についてしまっているので隠そうと意識しないと出てしまうからです。
ふくカエル
民族問題を抱えてるから
どんな国にも、たとえ先進国であろうと、民族対立などの問題をかかえている。
それに、どんな国でも(日本でさえも)民族に関する問題を抱えているからです。
たしかに、日本は世界のその他の地域とは異なり、かなり特殊な環境です(国の周りが海に囲まれている)。
他の民族が押し寄せて来て領土を奪われるという民族同士に対立は、他の各国と比べて極端に少ないです。
でもです。こんな日本でさえ、民族差別(反日運動)などに悩まされていることは事実です。
ほんまにどないかならんのやろか?
と思うてまう。
どんな問題が起こるか分からないから
なので、何時なんどきどんな問題に発展するかもしれないので、
とりわけ駆け引きが重要な場面では、出自などの情報は隠した方がいいのです。
偏見や差別などの問題に発展するかもしれないからです。
相手に利用されるから
それに、駆け引きをしている相手が、自分に有利になるように情報を巧みに利用されるからです。
ふくカエル
ふくネコ
今現在、コロナウイルス(COVID19)が世界中でまん延しています。
発祥地が武漢(中国)であるため、発症当初では東洋人の差別が当たり前に起きてました。
当然、同じ東洋人である日本民族も同じように、世界のあちこちで病原菌扱いされ差別を受けました。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
駆け引きの場では、自分の出自は隠す
駆け引きの場では、自分がどこの出身であるのかを隠します。
駆け引きの場では、不利になる情報は慎重に扱う
また、
- 民族
- 地位
- 職業
- 年齢
なども、その場では不利になるおそれがあるのなら、このような情報も慎重に扱うようにします。
もっとも、自分の信用、信頼を得るために、積極的に開示することはありです。
ただ、今現在はネット社会であるので、ちょっとした情報でも「紐付き情報」になるので要注意です。
「紐付き情報」とは検索性の高い情報のことです。
年齢や氏名だけでどこに住んでいるのか、どんな職業をしているのかが分かってしまうような情報のことです。
チョットした情報から、住所から、家族構成から、資産状況まで、全部知られるのは、たまったもんじゃないです。
自分一人じゃなくて、「守るべき家族」がいる場合には、もっと深刻な問題になります。
ふくカエル
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
謎をつくる
自分に関する情報を極力伏せるようにしていると、ある意味「謎をつくる」ことになります。
価値が上がる
「謎をつくる」と自分の価値が上がることもあるかもしれません。
あの人謎めいているで!
不思議な人やで!
と人々の興味をひくからです。
それに、人というものは、自分が想像できない人はちょっと高めに見積もるクセがあるので、価値が上がる可能性が大です。
運が良ければ、
きっと、スゴイ人やで!
と思われるかもしれません。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 駆け引きについて」
「No.72 自分に関する情報は極力伏せる」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分に関する情報は極力伏せるのがいいです。
- どんな問題が起こるか分からないからです。
- 不利になるリスクのある情報の開示は、慎重したほうがいいです。
- 個人情報は、できる範囲だけでもコントロールするのがいいです。
危機感がない人が多いからです。
最近SNSとか、YouTubeで、こういった個人情報を「自分の顔つき特定」で、投稿して、平気な人がいます。
- どこ、どこに今から出かけるとか、
- 今どこにいるとかの位置情報
- これから何をするのかの予定や計画の情報
を逐一報告している人がいます。
今から、一週間旅行に
でかけま~す!ってやつです。
挙句の果てには、自分の
- バックの中身
- お財布の中身
- 住んでいる場所の風景
こんな車に乗ってるねん!!
と近所の風景付きで写真を
アップしちゃうねん。
ほんまにこれは狙われるから用心してほしいです。
自分の撮った写真の中に自分の大切な個人情報があることに気づいて、自分がどんな被害を被るかを想像することが大事やと思います。
盗難にあってから
後悔しても遅いねん。
自分の情報は大丈夫だ守られるなんて過信してたらアカンと思います。
自分の常識は、世界に通用しないです。
ふくカエル
ふくネコ
いつ何時どこで犯罪のターゲットになっているかもしれません。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。