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「賢人の知恵」いつまでも愛さないこと、いつまでも憎まないこと。

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いつまでも愛さないこと、いつまでも憎まないこと。

ふくカエル

こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@知恵カエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

「第2章 駆け引きについて」

「No.75 いつまでも愛さないこと、いつまでも憎まないこと」

についてです。

教科書は、バルタザール・グラシアン先生(これからは、バル先生と呼びますね)「賢人の知恵」です。

よろしくお付き合いのほどお願いします。

バルタザール・グラシアン先生の「賢人の知恵」

全240テーマを自分になりに味わおうと試みています。

時々理解することに苦しんでいる時もありますが、

どうか笑ってお見逃しくだされば、幸いです。

 

愛しすぎず、憎みすぎない

いつまでも愛さないこと、そしていつまでも憎まないこと。

今日の友が明日は一番の敵になるかもしれない。

このことを理解しておけば心の準備もできるはずだ。

バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」より引用

愛する人

 

あなたには「大切にしたい!」と強く思っている人がいますか?

 

えっ?いないの?kiku_woman大丈夫よ!

 

素敵なあなたなら、きっとそのうち出会います!

 

でもね。「愛しすぎない」ようにしたほうが、どうやらいいみたいなの。

 

バル先生の言葉

 

バル先生は、次のように言っているようです。

 

いつまでも

愛しすぎないことが大切だ。

そしていつまでも

憎まないことだ。

 

相手の裏切りについて

いつも

心の準備をしておいたほうがいい。

 

「愛する」こととは

いつでも

相手を

自分を

自由にさせる覚悟を

持つことに他ならないからだ。

なぜ、いつまでも愛さない、憎まないほうが、いいのかな?

愛しすぎると憎しみに変わるから

 

まず、「愛しすぎる」とすぐに「憎しみ」に変わってしまうからです。

 

「愛」と「憎しみ」はコインのように表裏一体だからです。

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なので、コインがすぐに表裏になるように「愛」はすぐに「憎しみ」に変わります。

 

そして、「愛しすぎると」ちょっとしたことで「憎しみ」に変わってしまう傾向が強いようです。

憎しみすぎると、精神が蝕(むしば)まれるから

 

次に、憎しみすぎると、精神が蝕(むしば)まれるからです。

 

憎しみすぎると、まともな判断ができなくなるからです。

 

自分の落ち度もまともに見れなくなるのです。めを反らしちゃうのです。

 

相手への憎しみだけがクローズアップされていくのです。

 

まるで、小さな箱に閉じ込められて、箱の上から憎しみというドロドロとした泥を入れられている感じです。

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生きていけるのですが、非常に息苦しくて、身動き画取れない状態が続きます。

 

徐々に精神が蝕(むしば)まれていくのです。

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ふくカエル

どんどん不細工な顔にもなってゆきます。これがまたショック!

じゃあ、どうすればいいのかな?

いつまでも愛さない、憎まないようにする

 

まず、いつまでも愛さない、憎まないようにすることです。

 

恋人であれ、友人であれ、愛しすぎることや憎みすぎることを避けるようにします。

 

もし、あなたが、相手がそばにいないと、精神的に不安定になるのなら、

 

「ちょっと愛しすぎているのかな?」と自分を疑ってみてくださいね。

 

本当の愛は、相手に依存することでも、執着することでもないのです。

 

本当の愛は「自由」になることなのです。

喜び舞の殿様

心の準備をしておく

 

次に、心の準備をしておくことです。

 

「今日の友が、明日の敵になる」ことが、人生には普通に起こることを理解しておくことです。

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見切るという選択肢を持っておく

 

具体的な心の準備とは、「見切る」という選択肢を持っておくことです。

 

たしかに、「親子の愛」などいつまでも愛することが大切な関係もあるかもしれません。

 

でも、お互いの未来のためにプラスになる場合であれば、「相手を見切る」という選択肢もありだと思います。

 

いつまでも「愛する」ことができることは素敵ですが、

 

いずれ近いうちに「憎しみ」に変わることが見て取れるのなら、

 

あらかじめ覚悟しておくことも必要だと思うのです。

 

このような「覚悟」を持って、恋人や友人を愛することも、また尊いことです。

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見限るという選択肢を持っておく

 

また「見限る」という選択肢を持っておくことも大切です。

 

運悪く「憎しみ」を持ってしまった場合には、「見限る」ことが必要になるからです。

 

裏切られた事実を認めて、相手との関わりあいをあきらめるには、相当なエネルギーが必要になってきます。

 

でも「憎しみすぎて」後戻りできないようになる前に、

 

相手を「さっぱり見限る」ことができるように、心の準備をしておくことは大切です。

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自分を救うために大切です。

相手を攻撃しない

 

そして、絶対に相手を攻撃しないことです。報復に考えを巡らさないことです。

 

後で、自分自身を苦しめることになります。

 

明るい人生に向かって、一歩も前に進めなくなるからです。

 

むむっ。ぬぬっ。進めんぞ!run_man_susumanai

 

こんなときは、次のように思って乗り越えました。

 

「正解は今すぐに出ないものである」と思い直しました。こう考えると楽です。

 

正解は、お互いの人生が終わるときにしか分からないのです。

 

「ああ!もうすぐ自分の人生が終わるなあ!」

 

と思ったときに、

 

やっと心から相手の行為を許せるようになるかもしれないのです。

 

どんなに裏切られても、憎んでも、最期に「お別れ」をしたくなって、会いたくなるそうです。

 

そんなものらしいです。

 

人生の正解なんて、どこにも落ちてないです。

 

それに、相手もいずれ人生の最期が等しくやってきます。

 

今のところ、お互い永遠に生きていられません。

 

すぐに終わる人生なら、ムダにしないほうがいいです。

 

相手の不幸を祈るよりも、自分の幸せを心から祈ったほうが断然いいに決まってます。

 

前向きに一歩一歩進むことが一番です。

 

幸運を見つけやすいのです。

 

和解の道を残しておく

 

ちょっと考えると別の場合がふつふつを思い浮かぶのですが、ここでは、あくまでも相手が恋人や友人の場合に限定します。

 

また、和解の道を残しておくことです。

 

どんなに、手痛い裏切りをされたとしても、お互い和解する望みを持ち続けるほうがいいです。

 

 

裏切り行為をされた時点で、和解の道を残すことを考えられるのは、本当に神様、仙人様ぐらいです。

 

裏切られたときは、「仲良くするなんて、とんでもない!」と思うのが普通です。

 

たとえ考えられなくても、和解の道までは封鎖しないでね。残しておくだけでいいです。

 

和解とは、何も相手の行為を全て許すことではないです。

 

双方が何らかの譲歩して、折り合いをつけることです。

 

元通りになれなくてもいいのです。

 

今後一切かかわりあいをさっぱりと断つために、

 

「はい!金輪際ケンカは無しね!」と決着をつけて、建設的な交渉をすればいいのです。

ふくカエル

和解は仲良くなることじゃないくて

ふくネコ

お互い譲歩して、建設的な決着をつける交渉なの。

そうすると、どうなるのかな?

悔やむ日がなくなる

 

心の準備をしておくことで、相手を攻撃したり、報復に燃えたりすることがなくなるので、

 

苦悩したり、後悔したり、悔んだりすることがなくなります。

 

たしかに、その時点ではツライ作業ですが、感情をあらわにして大騒ぎしないことが大切なのです。

 

後々で「本当に大騒ぎしなくてよかった」と思える日が必ずやってきます。

 

「冷静だった自分」を心から誉めたたえたくなります。

知恵のない人、知恵のある人の違い

知恵のない人

 

知恵のない人は、恋人や友人を一身に愛します。愛しすぎて自分をも縛ります。

 

そして、裏切りに会うと自らの縛りを解けなくて、憎しみを倍増させます。

 

攻撃したり、報復に燃えたりした自分を悔やむことになります。

 

ふくカエル

いっぱい愛しすぎて、憎しみに潰される。

知恵のある人

 

知恵のある人は、恋人や友人を愛しますが、愛しすぎません。

 

そして、愛によって自分を縛りません。

 

裏切りに対しても、あらかじめ心の準備をしておきます。

 

そして、自分を解放します。

 

また、報復を考えるのではなく、和解の道を残しておきます。

 

ふくネコ

裏切りあるのも、また人生だと心の準備をする。

まとめてみたkerokero

 

  • 恋人であれ、友人であれ、愛しすぎないことです。
  • 愛しすぎると相手への依存心がでてきます。
  • 依存心で自分を縛り付けないことです。相手からの裏切り行為に、依存心で縛り付けた自分をほどけなくて、自暴自棄になります。
  • 愛は憎しみと表裏一体です。ちょっとしたことで愛は裏切りに変わります。
  • 裏切りにであっても、憎みすぎないことです。憎みすぎると報復に燃えたり、仕返しに怯えることに苦悩することになります。
  • 裏切りにあったときは、どんなに忌々しく思っても、和解の道だけは、封鎖せず、残しておきましょう。

【お知らせ】

バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」に出てくる言葉の厳選を試みてみました!

ご興味のある方は、こちらへどうぞ!

「賢人の知恵」

言葉厳選集
ふくネコ

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

 

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。

なお、バルタザール・グラシアン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』によりました。