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「賢人の知恵」どうやっても敵わない人物が現れたら、すること。

賢人の知恵アイキャッチ1

どうやっても敵わない人物が現れたら、すること。

 

こんにちは!ふくカエルです。

 

 

【お伝えしたいこと】

この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。

 

中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。

 

そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。

 

もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!musimegane_girl

という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。

アイキャッチ画像11 バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」について

 

「賢人の知恵」その他について
こちらです!

とうてい敵わない人物

 

この世の中には、どんなにあがいても自分の今の実力では敵わない人物がいるものです。

 

たとえば、親の七光りです!

でも、影響力がえげつない!

 

でもです。そばいいるとその人物の影響力がえげつなすぎて悩ましいのです。

 

  • いいこと(幸運なこと)
  • 悪いこと(不幸なこと)

どちらも影響力が大きいです。

 

もちろん、いいこと(幸運なこと)は「輝きのおこぼれ」をもらえます。

 

ふくカエル

親の七光りで輝けます。

 

ひょっとしたら、「チャンスのおこぼれ」ももらえるかもしれません。

 

でも、悪いことの方が深刻です

 

たとえば、いつまでたっても自分の独自の輝きを正当に評価されなかったり、

 

ふくネコ

これは焦ります!

 

いつまでたっても比較されるので、自分の輝きがどんどんくすんでしまうのです。

 

ほんま、
いくら一生懸命に努力しても、
いくら頑張っても
自分ひとりでは目立たへんねん!bushi_ochimusya自分の輝きが
どんどん鈍くなるねん。
そのうちまじで消されるかもしれへん
めっさ焦るでぇ!

 

と、どんどんツラクなってきます。

こんなツライときにすることとは、これ!

これです!

 

平凡な人とつきあう

自分をしのぐような才能ある人と同じ土俵に立つことは避けよう。反対に、自分よりも輝きが弱い人とだけつきあうようにするのだ。

バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用

 

  • 自分より輝いている人から離れる
  • 代わりに平凡な人と付き合う

です。

 

親の七光りなどその人の影響力が苦痛で仕方がなくなったら、そっと離れて同じ場所で活動しないようにします。

なぜ、離れたほうがいのかな?

自分が霞んで見えるから

 

まず、そもそも輝きが違いすぎるので、同じ場所にいても自分が霞んで(かすんで)見えるからです。

 

その人物の輝きで照らし出されることはあっても、自分で輝くことができません。

 

ふくカエル

お月さんになれても、

ふくネコ

太陽になられへんねん。

たとえば、大作家のとなりでは、

 

素人のウチがどんなにこのブログをアピールしても

 

しょぼく見えるのと同じでございます。

成功のチャンスが減るから

 

次に、自分の成功するチャンスが減るからです。

 

ふくカエル

これはつらい事実やねん。

 

世間は、どうしてもより輝いている人物を高く評価しがちだからです。

どんなに頑張ってアピールしても

 

今一番強く輝いて注目を浴びている人にはかなわないのです。

 

その場にあるあらゆるチャンスが注目を浴びている人のもとへ集まります。

 

ふくカエル

チャンスも寂しがり屋やから

ふくネコ

いっぱいいるところに集まるねん。

なので、そばにいたらチャンスを根こそぎ持っていかれかもしれません。

余計なエネルギーを消耗するから

 

さらに、余計なエネルギーを消耗するからです。

 

輝いている人物よりもさらに輝こうと無理をすると余計なエネルギーが必要になってくるからです。

 

相手よりも目立つことばかり考えて

 

自分の実力を磨くことを疎かにする危険があります。

自分で自分を潰すから

 

そして、自分で自分を潰すからです。

 

始終、別格の輝きにに圧倒され続けると、どんどん士気を奪われてやる気をなくします。

 

自分と相手の実力を比べて

 

どんどん落ち込んでしまうのです。

 

どんどん自信を失えば失うほど、ますます自分が腐っていきます。

なぜ、平凡な人と付き合ったほうがいいのかな?

自分が引き立つから

 

自分よりも輝きが弱い人のそばに立つと自分の輝きが引き立つからです。

 

自分の輝きがひときわよく目立つようになります。

 

ふくカエル

立派に見えるねん。

 

その他大勢の中にいれば、
ちょっとは目立つかもしれない
ということやねん。pose_kiri_manものは考えようでござる。

じゃあ、どうすればいいのかな?

敵わない人物と争わない

 

まず、自分の輝きよりも輝いている「敵わない人物」と同じ土俵に上がって争わないことです。

 

ふくカエル

負ける戦に出陣しないのが賢いねん。

そっと離れる

 

次に、とうてい「敵わない人物」からそっと離れます。

すみ分けをする

 

そっと離れたら、すみ分けをします。

 

自分よりも輝いている人物の影響力が及ばないところで、自分を試してみます。

 

場所を変えてひとりで輝くと、驚くほど輝き出すことは普通にあるからです。

 

すみ分けとは?

競争を回避しながら、共存する現象のことです。

自分よりもの弱い人とつきあう

 

反対に、自分よりも輝きが弱い人とだけつきあうようにするのだ。

 

そして、自分よりも輝きの弱い人とつきあうようにします。

 

ふくネコ

これは、ある意味、苦肉の策やねん。

 

自分の輝きが、より際立つように引き立ててもらいます。

そうすると、どうなるのかな?

人を見分けることができるようになる

 

まず、人を見分けることができるようになれます。

 

目の前にいる人物が自分にとって

  • 一緒にいるべき人物なのか?
  • 避けるべき人物なのか?

を正しく判断できるようになれます。

世渡りのコツを身につけられる

 

世渡りのコツは、自分より優れた人とではなく、平凡な人と肩を並べて歩くこと。

 

次に、世渡りのコツを身につけることができます。

 

自分の可能性を試すときには、

 

  • 自分をアピールする場所を正しく選ぶ!
  • どんなに魅力的でも離れた方がいい場所がある

 

など、なるべく可能性を高くする要領(知恵)を身につけることができます。

 

無駄な競争をせずに、自分の輝きを際立たせるためにもっともよいことはなにかを判断できるようになります。

 

「賢人の知恵」自分を守るために必要なこと。

知恵のない人、知恵のある人の違い

知恵のない人

 

自分の才能よりも、はるかに光っている人と一緒にいるので、目立たない存在になります。

知恵のある人

 

自分の才能よりも、はるかに光っている人と一緒にいないようにします。

 

自分の才能を際立たせる場所をさがしてすみ分けをします。

同じ本をお持ちの方へ

ちなみに・・・・

 

同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ

 

 

「第1章 人とのかかわりあいについて」

「No.8 平凡な人とつきあう」

になっています。

 

お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。

 

ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。

 

それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
mabushii_manと納得できると思います。

 

アイキャッチ画像11 バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」について

まとめてみたkerokero

 

  • 自分の輝きより強く輝いている人物とは一緒にいるべきではないです。
  • 自分の輝きを失い、どんどん自分が腐っていきます。
  • 同じ土俵に上がって競い合うのではなく、自分が輝く場所を他に求めるのが賢いです。
  • また、自分よりも輝きの弱い人と付き合うことで、自分を引き立ててもらうようにします。
  • これは世渡りのコツになります。

 

世の中には、いくら競っても今の自分の実力では敵わない人物は必ずいます。

 

 

真似できるうちは、そばを離れずにどんどん習得するのが賢いと思います。

 

 

でもある程度自分のものにできたら、今度は自分の個性を大事にしなければならないと思うのです。

 

 

そもそも自分の実力では敵わない人物です。

 

 

同じ土俵で争うのは賢くないです。

 

 

ここは思い切って飛び出して、自分の独自の輝きを試すのがいいです。

 

 

ひとりで輝くのはどうしても心寂しいものです。

 

 

そんなときは支えてもらう人も必要になるかもしれません。

 

 

はい。

fukuneko

ふくカエルでした。

なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。