【駆け引き】競争相手をうまくかわす方法。
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ライバルは、ほんまに厄介!
ライバルってほんまに厄介じゃないですか?
明るいタイプのライバルはいいんです!
一緒に頑張ろうな!
今度は負かすで!
これはええねん。
そやけど、暗いライバルが厄介なのです。
じとじと。
なんでウチが負けるんや。
あいつ、憎たらしねん。
呪ったろか!
と気持ち悪い方向へすすんでいくタイプのライバルです。
ふくカエル
でも、
安心してください!
こんなタイプのライバルに出会ったときでも、役立つ避ける方法がここにあるんです!
あるねんで!
役立つ避ける方法とは、これ!
これです!
競争相手を味方に変える
競争相手となりそうな人を味方に変えよう。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
競争相手(ライバル)を味方につける!
ことです。
えっつ!
逆転の発想やんか~~い!
ふくカエル
なぜ、味方に変えるいいのかな?
危害を避けれる
なんと言っても、ちょっと病んでいる競争相手(ライバル)から危害を受けることを避けられるからです。
このようなこちらを傷つけようという「敵意」を味方につけることで喪失させることができます。
競争相手(ライバル)から、いつ危害を加えられるか分からない緊迫した状態は、こちらの集中力を削ぎます。
この状態は、同時に自分の目的達成を妨げる要因でしかなく非常に厄介です。
ほんまに勘弁してくれよ!という状態になる。
これは避けた方が賢いねん。
仕返しをするハメにならない
また、自分がやられて後から仕返しをするハメにならずにすむからです。
被った被害が小さければ無視すればいいのですが、被害た大きければ無視することができないです。
ふくネコ
なんらかの報復をしなければなりません。
実はこれが全くのエネルギーのムダ遣いにつながります。
仕返しに浪費するエネルギーは半端ないからです。
仕返しに浪費するなら、自分の目的達成へ消費したほうが絶対に効率がいいです。
エネルギーは大切にしたほうが
エエと思う!
じゃあ、どうすればいいのかな?
恩を売る
まずは、どうにかして競争相手(ライバル)に「恩」を売るようにします。
貸しを作る
つまり、競争相手(ライバル)に「借り」を作るようにします。
具体的には、どんなに憎たらしい競争相手(ライバル)であっても、
見返りを求めず、
積極的に喜んで親切にする!
ことです。
そらもう
ニコニコ笑顔をしてな、
相手の要望を優先して
助けてやるねん。
このように競争相手(ライバル)に「貸し」を作ることで、好印象を与えるようにします。
「賢人の知恵」【駆け引き】貸しを作るときに注意することは、これ。
敵意を感謝に変える
競争相手(ライバル)に「恩」を売ることで、猜疑心や敵対心をどんどん感謝に変えるようにします。
具体的には
- 苦痛を喜びに変えてみる
- 悪意を信頼に変えてみる
です。
1.苦痛を喜びに変える
まず、競争相手(ライバル)の苦痛を喜びに変えます。
競争相手(ライバル)がこちらに抱いている「疎ましい存在」という悪印象を「頼りになる存在」という好印象に変えていきます。
競争相手(ライバル)がピンチのときには、「ざまあみろ!」と手を叩くのではなく、寄り添うようにします。
ピンチのときこそ、要所要所で助けて「頼りになる存在」になるように心がけます。
2.悪意を信頼に変える
次に、競争相手(ライバル)の悪意を信頼に変えるようにします。
競争相手(ライバル)に「こちらには敵意がない」ことを伝えるようにします。
- 打ち負かそうという意志
- 裏切ろうとする意志
がないことを知らせます。
競争相手(ライバル)に標的を合わせるよりも、
自分の目標達成に標的を合わせた方が合理的で賢い方法であることも伝えます。
競争相手(ライバル)と争うことでエネルギーを浪費するのがもったい旨も正直に伝えてみます。
ここで、無視するフラグを立てると、
競争相手(ライバル)の悪意が余計に増長します。
ふくカエル
ふくネコ
競争相手(ライバル)が自分の目標設定を変えて、こちらにターゲットを絞ったときは、
当に厄介なことになるので避けた方がいいと思うのです。
なので、このようなリスクを背負うよりも、味方に変える方向で進めて、
根本的なリスク回避をしたほうが賢いと思います。はい。
そうすると、どうなるのかな?
心強い後ろ盾になってもらえる
自分を傷つけようとする相手に、自分の名誉の後ろ盾になってもらうのだ。
競争相手(ライバル)が味方になってくれると、自分の心強い後ろ盾になってくれます。
自分が築き上げてきた名誉を守ってくれたり、背後に回って力強いサポートをしてくれます。
頼もしい縁の下の力持ち
味方につける方法は応用できる
この競争相手(ライバル)を味方につける方法ですが、いろいろな駆け引きの場面で応用できます。
たとえば、
- 世間から同意を得たいとき
- 四面楚歌になったとき
などです。
あらゆるところで応用しておくと
駆け引きの上では
順風満帆になるかもしれへんよっ!
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 駆け引きについて」
「No.80 競争相手を味方に変える」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- ライバルが出現したら、立ち向かうのではなく、味方に変えるようにします。
- それには、ライバルにどうにかして「恩」を売り、「感謝の気持ち」を引き出すようにします。
- まずは、ライバルに敵対心がないことを伝えます。
- そして「貸し」を作ってみるのがいいです。
【お知らせ】
バルタザール・グラシアン先生「賢人の知恵」に出てくる言葉の厳選を試みてみました!
ご興味のある方は、こちらへどうぞ!
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。