【会話】なってはダメなこと、してはダメなこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
うずうずする!
会話をしているときに、相手の話の穴や矛盾点に気がつくと、早く指摘したくてうずうずしてしまうことないですか?
ふくカエル
ふくネコ
それって、間違いちゃうん?
ウチな気づいてん!と言ってしまうのです。
そっ、そやけど・・・
そっ、そやけどです。
このようなことを言ってしまうと、必ず次のような感じになります。
あれ? なんか変やぞ?
えらい嫌われとうで?
となるのです。
何が悪かったんやろうか?
どうしたらいいねん!
こんなときは、こうしたらいいねん!
これです!
反対屋にならない
会話を楽しむべきときに、友人に争いをしかけてはいけない。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
反対屋にならない!
ことです。
たしかに、一つの才能!
たしかにです。
会話の最中に相手の意見を反対の視点から考えて、全く違う意見を思いつくことは素晴らしい才能です。
ふくカエル
でも、相手の気に障る
そやけどです。反対屋は非常に相手の気に障るのです。
いちいち相手の言うことにいちゃもんをつけてくる態度は、単純に会話を楽しみたい気持ちを踏みにじるからです。
せっかくの楽しい気持ちがものに見事にぶっ壊れます。
そして、あえてお知らせしたい反対屋の特徴が2つあります。
1.まず、何かにつけ「でもね!」という言葉が出る事です。
ふくカエル
2.次に、それも面白がって人の意見に難癖をつけてくることです。
(多分これは、自分の「発見」や「発想」「思いつき」に興奮して、喜んでいるのやと思います)
ふくカエル
ウチなんかは、反対屋は人間のカタチをした
「でもね!妖怪」に違いないと思てる。
そういや、ウチも一時思春期のときに、この「でもね!妖怪」になってたわ。
なぜ、 反対屋になるとダメいいのかな?
まず、分からず屋と思われるから
いつでも反対意見ばかり唱えていては、わからず屋と思われるのがオチだ。
まずです。
反対屋の人は、間違いなく「分からず屋」と思われるからです。
ちなみに、分からず屋とは、ものごとの事情や道理をいくら説明しても理解できない人のことです。
会話の楽しい雰囲気を壊すことが、
どんなに、人を不愉快な気分にさせて
罪深いことなのか!
を全く理解できず、
むしろ、逆に面白がって、
会話に割り込んでくる
態度は、ものごとの事情や道理をいくら説明しても理解できない人そのものであり、
「分からず屋」を思われても仕方がないです。
それも、あまりにもしつこい(くどい)と、
こいつは、間違いなく
タチの悪い分からず屋だ
と決めつけられます。
それに、いやらしく映るから
それにです。反対屋の態度は非常にいやらしく映るからです。
楽しい雰囲気で会話を楽しんでいる場で、
相手の意見にいちいち反論し、面白おかしくケチをつける態度はとてもいやらしいものです。
本人は気づいてへんけど、
かなりいやらしくて不愉快な行為やねん。
ふくカエル
なので、嫌悪感を持たれるから
なので、反対屋の態度は嫌悪感を持たれるからです。
楽しい会話を期待していた相手は、
ことある毎に自分の意見が反論される状態に次第にウンザリし、嫌悪感を大きくしていきます。
ふくカエル
ふくネコ
この人と会話すると
だんだん気持ち悪くなるねん。
となる。
そして、敵が増えるから
そして最悪なのは、反対屋になればなるほどますます敵を増えるからです。
楽しい会話をぶっ潰す反対屋の態度は、会話の相手をどんどん敵に仕立ていきます。
自分の意見にことごとく難癖つけてくる人間を誰も好ましいとは思わないです。
むしろ、難癖をつける態度に敵意を感じ、敵対心を持つようになります。
じゃあ、どうすればいいのかな?
客観的に考える
まず、自分が「今、相手に言いたいこと」を客観的に考えてみます。
- 会話と議論と混同してないか?
- 面白がっているのは自分だけじゃないのか?
(自己満足にすぎないのか) - 難癖をつける行為ではないか?
- 相手に不愉快な思いをさせないか?
- 楽しい会話に水を差すことにならないか?
などを冷静になって判断します。
ひょっとして
面白がっているのは
自分だけじゃないか?
に気づくことは非常に大事なことです。
自分の発想が、
- 相手に喜ばれるのか
- 不愉快にさせるのか
を考えるのは大切だと思います。
また、
- 自分が楽しいからと言って、必ずしも相手が楽しいとは限らない
ことに気づくのも大切だと思うのです。
反対意見を言いたくなる理由のひとつに、
- 相手から認められたい
- 驚かれたい
- 注目を浴びたい
という承認欲望があると考えています。
どんなことでもいいから相手から関心を持ってもらいたいのです。
その方法の一つが、相手の意見に反対することなのだと思います。
なぜなら、どんな人でも、自分の意見に反対されるとムキになるのが普通だからです。
この承認欲求は「幼い子どもが、好きな子にちょっかいをかけたくなる」気持ちに似ているかもしれません。
そして、今回の欲求の満たし方が異常なのは、
相手は確実に嫌がっているのに、
相手の気持ちを一切無視して、
一時でも注目されることで快感を得ることを
優先しているところやと思います。
争いを仕掛けない
また、会話の途中に相手に突っかかって争いを仕掛けないようにします。
噛みついたりしないようにします。争いなど誰も望んでいないことを自覚します。
ふくカエル
ふくネコ
どうしても相手に突っかかりたいときは、別に理由があります。
たとえば、次のような理由です。
- 実は、相手にライバル心がある
- 本当は、友達と思っていない
- 腹を立てている別の理由(支配欲、嫉妬心など)がある
黙ることを覚える
そして、黙ることを覚えるようにします。
その場に不適切なことは口にしないようにします。
物理的に口をふさぐために、大きな飴を強引に口に放り込むのがお勧めです。
ふくカエル
水を飲むのも「反対意見を言いたくなる気持ち」を抑えることができます。
実は一番いいのは、
氷です!
冷たい刺激が「反対意見を言いたくなる気持ち」をうまく反らしてくれます。
これは、ウチのお勧めです。
カフェとかやったら、ジュースの氷をとって口に放り込むねん。
そうすると、どうなるのかな?
会話を楽しめるようになる
純粋に会話を楽しめるようになります。
ふくカエル
ふくネコ
敬遠されなくなる
また、人から嫌がられたり、敬遠されずにすみます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第3章 会話について」
「No.91 反対屋にならない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 会話で敵を作らないようにするには、反対屋にならないことです。
- 反対屋は分からず屋と思われ、いやらしく映ります。そして嫌悪感を持たれ、どんどん敵を増やすことになるからです。
- 自分をきゃっかんてきに考え、争いを仕掛けないように心がけます。ときには黙ることを覚えます。
- そうすると、会話がどんどん楽しいものになり、敬遠されることがなくなります。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。