【駆け引き】アプローチするときに大事なこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
駆け引きはうまく!
駆け引きとは、相手の出方や状況によって自分に有利になるようにことを運ぶことです。
とりわけ、相手に対するアプローチの場面で駆け引きは重要です。
良く思われたいから見栄を張ったり、うぬぼれて自分を大きく見せてしまい後で焦ることも…
ふくカエル
逆に、自信がなくて尻込みしてしまったり、必要以上に委縮してしまい後で後悔することも…
ふくネコ
こうならないためにも、人にアプローチするときに自分に有利に働くようにするには、
どうすればいいのか?
大事なことはなにか?
についての知恵を知っておきませんか?
アプローチするときに大事なこととは、これ!
これです!
自分を大きく見せる
自分がただの人間にすぎないことを明かし、超人的という幻想を砕いてしまうのは完全にまちがっている。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
自分を大きく見せる!
ことです。
簡単に言えば、
最初にかます!
のでござります。はい。
なぜ、 大きく見せるといいのかな?
周囲から興味を持たれるから
まず、自分を大きく見せると、周囲からの興味をもたれるからです。
なんやろう?
この人に興味が湧くで
と注目を浴びることになります。
ふくカエル
これに対して、逆に自分を小さく見せてしまうと、
こんな自信のない奴
しょぼすぎて興味ないわ
興味を持ってもらえず見向きされなくなります。
評判を落とさずにすむから
それに、最初から大きく見せておけば、その時点で評判を落とさずにすむかです。
次につなげることができるねん。つながれば、成果は自分次第!
これに対し、最初から小さく見せておくと、まだ何も自分の中身を見せてないうちから評価を下げることになります。
そこで「THE EMD」になってしまって
次はないねん。チャンスがなけりゃ、
実力も発揮できひん。
ふくカエル
ふくネコ
実は、ものすごく難しいから
実はです。一度でも評判を落としてしまうと
再び、汚名をそそいで自分の評判を上げることは、不可能に近いのです。
人は、一度でも興味が失せてしまうと、同じものになかなか興味が湧かないからです。
これは、一度だけでも口にした食べ物が不味いと、次からは同じものを食べようとは思わない気持ちと似てます。
こんなまずいもん、二度と食うか!
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、どうすればいいのかな?
慎重になりすぎないこと
まず、自分を見せることに慎重になりすぎないことです。
緊張しすぎると態度や振舞いが萎縮するので注意します。
神経質になりすぎると態度や振舞いが異様になるのでこれまた注意します。
愚かだと思われないこと
次に、自分を過小評価しすぎて愚かだと思われないことです。
ひょっとして、あほ?
君って、ほんまはあほなんか?
なんて絶対に思われないことです。
なので、
「どこにでもいる平凡な人間で、面白味がひとつもない」ことを馬鹿正直に打ち明けたらいけません。
ふくカエル
一度でも愚かだと思われると、本当は中身のある人間だと思われるのはほぼほぼ不可能だからです。
ふくカエル
ふくネコ
自分から否定しないこと
一番大事なことは、自分の才能や能力などを自分から否定しないことです。
自分の可能性を信じて、で~ん!と構えます。
来るならこい!
このやろう!
でええと思うよ。
ふくカエル
相手の幻想を大事にする
超人的という幻想を砕いてしまうのは完全にまちがっている。
そして、相手が自分に幻想を抱いてくれているのなら、それを大事にすることです。
ひょっとしたら、
すげ~人なのかもしれへん!
という誤解は大切にします。
むしろ、幻想を抱いてくれたことは自分にとってスペシャルなチャンスだと解釈して活かすようにします。
よけいな邪念を振り払って、相手の期待以上に自分の実力を発揮することだけに集中します。
何事もプラスに考えて行動することが、自分の未来の扉を大きくあけ放つことになります。
ふくカエル
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
興味や好意を集めるチャンスになる
自分を大きく見せることで、周囲からの興味や好意を集めるチャンスにつながります。
ふくカエル
ふくネコ
駆け引きの上で一つのカードになる
また、自分を大きく見せることで、集まった興味や好意は駆け引きをする上で非常に有効なカード(手札)になります。
自分の立ち位置を有利にすすめる奥の手になるのです。
たとえば、今後の自分の頑張り次第で人の力を集めるチャンスにつながります。
ふくカエル
ふくネコ
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 駆け引きについて」
「No.53 自分を大きく見せる」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
No.86では、「誇張するな」とバル先生は言っています。
なので、今回のテーマと矛盾するのでは?と考える方がいます。
でも、86のテーマは「会話」において、尾ひれをつけて話を「誇張するな」という意味なのです。
今回のテーマは「周囲の期待」に応えておけという意味で、「自分を卑下するな」という意味なのです。
なので、矛盾してないと思うのです。はい。
まとめてみたkerokero
- アプローチするときに大事なことは、自分を大きく見せることです。
- 自分の大きく見せることで興味は好意を集めるようにします。
- 決して、自分が平凡でとるに足らない人間だと馬鹿正直に明かさないことです。
- 相手が抱いてくれた幻想を大切にしながら、次回につながるチャンスをつかみます。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。