ツイてない時は、どうすればいいのかな?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ツイてないぞ!
確かにあるんです。何かというと
ツイてないとき
です。
何やっても裏目に出るのです。
一方で、自分の隣でかなり適当にやっているのにツイている人がいたりなんかします。
そやけど、
これはなんで?こんなとき
どうすればいいの?
ツイてないときは、こうする!
こうする!
ツキがないときを知る
何もかもうまくいかないときはある。二度やってみてだめだったら、そういう日だと思ったほうがいい。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
そんな時もあると悟る
今は、ツキがない時だと知る
です。
「どうやら、ツイてないなあ!」と思ったときは、
あれこれジタバタするのではなく、潔く「今、自分にはツキがない時なのだ!」と悟ることです。
ちなみに、ツキがない時とは、
どう考えても悪運の原因が「自分にはない」ときのことです。
ふくカエル
たとえば、
- 他人の失敗が連鎖した
- 法律や制度が突然変わった
- いきなり不景気になった
- 突然、感染症でパンデミックになった
- 病気やケガをした
などです。
なぜ、ツキがない時を知ることが大切なのかな?
下手にジタバタしなくてすむから
ツキがない時を知ることで、下手にジタバタしなくても済むからです。
ジタバタすることでムダな時間を浪費するのを避けられます。
諦めがつくから
次に、「今は、何をやってもムダだ!」という諦めがつくからです。
諦めることで、自分の言動をセーブすることができます。
あきらめとは、断念する意味もありますが、ものごとを明らかにするという意味もあります。
「達観」のことです。
落ち着くと将来や全体を見通すことができて動じない心境になれます。
ふくネコ
深刻にならずにすむから
それに、深刻にならずにすむからです。
ツキがないのは、自分の問題だけではないことに気づけると、必要以上に深刻にならずにすみます。
破れかぶれや自暴自棄になるというみっともない姿をさらさずにすむのがいいです。
分析できるから
それにです。状況の分析もできるからです。
ツキがない時を知ることで冷静になれる分、自分を取り巻く状況を冷静に分析することができます。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、具体的にはどうすればいいのかな?
二度やってダメならあきらめる
まずは、二度やってダメなら、そこでスッパとあきらめます。
ふくカエル
とにかく、自分であきらめる限度を決めておきます。
幸先のいい日に始める
よい結果を得るには、どんなことでも幸先のいい日に始めるべきだ。
ちゃっちゃっと諦めたら、再チャレンジの日をとっとと決めます。
良い結果を得るためには、日どりをさっさと決めて早く行動にうつした方がいいからです。
ただし、
コツがあります。
それは、
始めるのなら、幸先(さいさき)のいい日に始める!
ことです。
日どりは、幸先(さいさき)のいい日や縁起のいい日に決めます。
ふくネコ
心理的にも効果がある!
なぜなら、この日どりを幸先(さいさき)のいい日に決めると、心理的にも効果があるからです。
ハッピーな日にすると、やる気が湧いてきます。
ちょっとしたことですが、その後のモチベーション維持にはすごい効果を発揮します。
ふくカエル
ふくネコ
準備をする
また、次の成功に向けて準備をします。
幸先(さいさき)のいい日を具体的に決めると、やるべきことが見えてきます。
やる気がマンマンのときに、目標を設定し、計画を立てます。
ここで計画を立てることができると次のタイミングまでの期間を無駄にしないように過ごします。
ふくカエル
ふくネコ
伸びしろを意識しておく
そして、自分の伸びしろを意識しておきます。
伸びしろとは、将来に発展したり成長したりする余地のことです。
この伸びしろですが、潜伏期間が長ければ長いほど、
ある日突然
ぽ~んと
飛躍的に伸びるときがきます。
だから、伸び悩んでいるときは「今は、伸びしろ育成期間だ!」と意識してみるのがいいです。
決してツキがない時やと
勘違いしないようにしてね。
このことを意識すると辛抱して我慢する意志力が湧いてきます。
やる気スイッチを何度でも押せるのです。
ふくカエル
ふくネコ
時機が到来したら、思いっきりジャンプしてみてね。
そうすると、どうなるのかな?
過ごし方を身につけることができる
ツイてないときを知ることによって、ツイてないときの過ごし方を身につけることができます。
冷静に判断できる
自分の置かれている環境や状況を冷静に判断することができます。
ツイていないときの原因は、自分の原因ばかりじゃないことに気づきます。
試行錯誤できる
ツイてないことのみを深刻にとらえるのではなく、ツイてないときこそ、次のステップとして考えることができます。
試行錯誤の一環として考えることができます。
そして、具体的にツイてないときにしかできない過ごし方を追究できます。
ツイてないときは本当に精神的に凹(へこ)みます。
- 何をやっても裏目に出る
- 隣りに成功者がいる
となると、本当に凹んでむしゃくしゃします
この時期に注意してほしいのが「魔」なのです。
この「魔」は、自暴自棄の闇に引きずり込みます。
なので、この「魔」に支配されないようにするために、自分の感情自体を否定せず受け入れることです。
ネガティブな感情を受け入れたら、
「人生そんなときもある!」とガッツポーズをとることをお勧めします。
ちょっと楽になれます。
世の中の成功者の中には、じっと我慢して耐えて成功した人がいっぱいいます。
このような我慢や耐え忍んだ苦難があまり目立たないのは、
あえて、成功者が「美談」として口に出して言っていないだけやと思います。
自分の才能を最後まで信じてあげられるのは、紛れもない自分自身です。
自分の才能に少しでも自信があるのなら、自分を信じて正しい努力を続けて欲しいです。
自分の身の周りの環境や状況を冷静に判断することを怠らなければ、次のツキを狙えると思います。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
「ツキがない」ときを知ることができません。下手にジタバタしたり、重なる失敗に凹みます。
ふくカエル
知恵のある人
人生には「ツキのないとき」と「ツキのあるとき」があることを知っています。「ツキのないとき」の過ごし方をすでに心得ています。
ふくネコ
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第8章 人生について」
「No.234 ツキがないときを知る」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人生には、「ツキがない」ときがあります。
- 「ツキのない」ときを知ることは大切です。
- 「ツキがない」ときの過ごし方を知ることは大切です。
人生を過ごしていると、何やってもダメなときが少なからずあります。
「ツキがない」ときは、早めに気づいて、あきらめて、次のチャンスを待つのがベストです。
「あきらめが肝心」なときもあります。
あきらめることは、必ずしも断念することばかりじゃないです。
「達観」して、動じず、我慢して、じっと息を潜めて、次のタイミングを計るという意味もあります。
そう考えると、「あきらめが肝心」という言葉が好きになってきませんか?
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。