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「幸福論」自分について、あまりあれこれ考えない。

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自分について、あまりあれこれ考えない

 

こんにちは!ふくカエルです。

 

 

【お伝えしたいこと】

この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。

 

中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。

 

そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。

 

もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!musimegane_girl

という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。

アイキャッチ画像11 アランの「幸福論」について

 

「幸福論」他については
こちらです!

あれこれ考えてしまう!

 

自分のことをあれこれ考えてしまうときは、決まって調子の悪いときです。

 

調子のいいときは、あんまり自分のことをあれこれ考えません。

 

うひょひょ。
楽しくてたまらん!喜び舞の殿様

だって、毎日が楽しいからです。

 

有頂天になってチャラチャラしているので、自分を省みる(かえりみる)なんて考えもしないもんです。

 

そ、や、け、ど、です…

 

調子悪くなったときに、これが一転します。

 

もうあかん、
自分のこと大っ嫌い!pose_nakineiri_man

明けても暮れても、自分のことばかりをグダグダ考えるようになるのです。

ふくカエル

ほんまにジメジメするねん!

ふくネコ

手に負えなくなるねん!

 

ですが、

こんなときにこそ、

お勧めしたいことがあります!

お勧めしたいことは、これ!

これです!

 

自分について、あまりあれこれ考えない

自分についてあれこれ考えても、なんの役にも立たなければ、危ない綱渡りでしかない。

アラン「幸福論」より引用

 

自分のことをあれこれ考えるな!

です。

なぜ、あれこれ考えるとダメなのかな?

何の役にも立たないから

自身を問いつめても、出てくる答えは納得のいかないものばかり。

実は、調子の悪いときにあれこれ考えても、何の役にも立たないからです。

 

思いつくことはさらに悪いことばかりで、まともな答えが出てこないです。

 

なんとか考えついても、片っ端から自分で否定するので、一向に前に進まないのです。

 

ふくカエル

堂々めぐりの負のスパイラルにハマるねん。

 

調子の悪いときに考えるので、常に不安がつきまとい、悪い方向へ考える癖がつくからです。

 

ぐるぐる思考になります。numa_hamaru_man

むしろ、有害だから

 

それにです。あれこれ考えることが、むしろ有害になるからです。

 

どんどん自己嫌悪に陥ります。

たとえば、

 

退屈だとあれこれ考えれば、

 

何も楽しいことが起こらない現実に嫌気がさし、どんどんマイナス思考に陥ります。

 

悲しみをあれこれ考えれば、

 

悲しみを余計に深くして、どんどん自分を傷つます。

 

心配をあれこれ考えれば、

 

あらゆることが不安になり、怖くなって身動きがとれない状態になります。

 

その場から一歩も動けなくなります。

 

いら立ちをあれこれ考えれば、

 

どんどん怒りが大きくなり、衝動的に何かに感情をぶつけたくなるのです。

綱渡り状態になるから

 

そして、いつ精神がおかしくなるかわからない綱渡り状態になるからです。

 

精神的に追い詰められて、どんどん病んできます。

じゃあ、どうすればいいのかな?

本当に自分のためになるのかを考える

 

まず、調子の悪いときに、自分のことをあれこれ考えることが、

 

本当に自分のためになるのか?
本当に自分が良くなるのか?
本当に必要なのか?

 

を冷静に考えてみます。

たとえば、

 

退屈だとあれこれ考えて、マイナス思考に陥ることが自分のためになるのか?

 

悲しみをあれこれ考えて、どんどん自分を傷つけることで、本当に自分が良くなるのか?

 

心配をあれこれ考えて、余計に身動きがとれない状態になることが自分に必要なのか?

 

いら立ちをあれこれ考えて、怒りを大きくすることが自分のためになるのか?

などを具体的に考えます。

 

あれこれ考えることの

  • デメリット
  • 弊害

をちゃんと認識します。

 

あえて反対のことをしてみる

 

あれこれ考えないようにするには、あえて反対のことをしてみます。

 

それは、

ずばり、行動です。

 

ふくネコ

頭を使わんと、筋肉を使うねん。

 

たとえば、こんなことしてみる!

  • 退屈なときは、やるべきこと考えて、行動してみる
  • 悲しいときは、楽しいことを考えて、実際に楽しくしてみる
  • 心配なときは、今できることを考えて、必死にしてみる
  • いら立つときは、いら立つ対象からはなれて、自分の好きなことをやってみる

たとえば、こんなことしてます!

退屈なときにしてること

 

退屈なときは、あらかじめ「やってみたいノート」に書きこんでいることをするようにしています。

 

たとえば、次のような事柄です。

  • 普段しないところの掃除をしてみる
  • 作ってみたい棚を作ってみる
  • 行ってみたいカフェに行ってみる

あらかじめ「やってみたいノート」に書き込んでいるのがいいです。

 

パッと見れるようにしておくのが効果的です。

 

「退屈だな」と思った瞬間に、反射神経のように、すぐにノートを見るようにしてます。ずい分と行動力がつきます。

悲しいときにしていること

 

悲しいときには、なるべく身体を動かすようにしています。

 

ジムに行って、がむしゃらにマシーンに乗って走ったりします。

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泣きたいときは、プールでがむしゃらに泳いでいます。人にバレないのがいいです。

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目が赤くなっても、誰も気にしません。

 

そばに人がいると、「人に見られているから!」と思うとセーブがかかるので、取り乱すこともなくなります。

 

身体を動かしていると、次第に気分も上向きになってきます。

 

何よりも、実際にお腹が空いてくるので、食欲がわいてきます。

 

「ちょっとでも、食べてみようか?」という気分になれるのがいいです。

心配なときにしていること

 

心配なときは、どうしても心配なことに目が行きやすいので、

 

何でもいいので、今、できることに必死になるようにしています。

 

ガリ勉、OK!
必死に暗記するぞ!study_gariben_girl

本当に死に物狂いでやってます。

 

一日一日を、目の前のことに集中して過ごすようにしてます。

 

心配なことが大きいときは、あまり将来のことを考えないのが、いいような感じがします。

 

このように必死になっていると、

 

ある時、心配なことを解決できる「妙案」を思いついたり、出会ったりします。

 

何度も経験しているので、脳みその仕組みは「そうなんだな」と理解しています。

 

たぶん、必死になっていても、自分の脳みそのどこかで「妙案」について無意識に熟考しているのだと思います。

いら立つときにしていること

 

いら立っているときは、本当に四苦八苦します。

 

何をやっても、すぐに脳みそを「イライラ」に支配されるので、

 

とにかく、いら立つ対象から、強引に距離を置いてみることにしてます。離れるのです。

 

そして自分の好きなことをやっています。

 

わたしは、職場のトイレで足のストレッチをしてました。地味ですが気分転換になりました。

 

人がいなければ、踊ったりしてました。ふふふ。どじょうすくい

そうすると、どうなるのかな?

精神の不安定さがなくなる

 

自分について、あれこれ考えることをやめてみると、

 

精神的に不安定な自分を一掃できます。

 

ちょっとだけでも、セルフコントロールできるようになる

 

ちょっとだけですが、自分の精神をコントロールできるようになれます。

 

これは、大きな自信につながります。

 

セルフコントロールとは?

自制心のことです。

誘惑や衝動に直面したときに、

自分の意思で感情、思考、行動を抑えることです。

 

もんもんと、あれこれと自分のことを考えたい感情、思考、行動を抑えられることは、

 

自分の「内面の強さ」を引き出すことにもなります。

同じ本をお持ちの方へ

ちなみに・・・・

 

同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ

 

 

「第2章 自分自身について」

「No.55 自分について、あまりあれこれ考えない。」

になっています。

 

お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。

 

ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。

 

それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。

 

アイキャッチ画像11 アランの「幸福論」について

まとめてみたkerokero

 

  • 自分についてあれこれ考えないようにします。
  • なぜなら、何の役に立たないし、精神が病むからです。
  • 本当に自分のためになるのかどうかを考え、身体を動かすようにします。
  • 自分自身を良好に保つことができます。

fukukero

ふくカエルでした。

なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。