「幸福論」言葉を厳選してみたよ 17
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第3章 人生について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第3章の81~85について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
81.困難な人生を生きる
アラン先生の知恵とは?
人生が困難であるほど、人は苦難によく耐えて、もっと喜びを味わうことができる。
【根拠はこれなの!】
そういう状況では、単なる可能性でしかない不運まで予想している余裕がないからである。
困難な人生ほど、幸せ?
困難な人生ほど幸せなのか?
なんだかにわかに信じられない言葉ですが、本当です。
今生きるのに必死だから
なぜなら、困難極まりない今を、現実を生きるのに必死になるからです。
余計なことを考えずにすむ!
なので、
- 不幸になったらどうしよう?
- ひょっとしたら、もっと失敗するかも?
な~んて、ただの憶測にすぎない余計なことを考えずにすみます。
ふくカエル
ふくネコ
付加価値がつく!
でもです。
困難な人生であればあるほど、必死に努力した分だけ、手に入れた喜びには、
「自分しか実感できない充実感」という付加価値がつきます。
これが、極上のスパイスとなって、自分の人生に大きな喜びをプラスするのです。
これはかけがえのない喜びになります。
困難な人生はつらいけど、
ご褒美があるねん。
めっさ勉強して合格したときの喜びには、えげつないほどの充実感があるよね!
82.自分のことを考えない
アラン先生の知恵とは?
要するに、自分のことを考えるべきではないということである。
【根拠はこれなの!】
ものごとの責任を担っているかぎり人は幸せである運命にあり、さもなければ死んでしまう。
幸せになるヒント
幸せになるヒントは2つあるそうです。
- 一つは、「人のため」に生きることです。
- 一つは、「自分のこと」にあまり考えないことです。
人のために生きる
まず、人は「自分のため」よりも「人のため」に生きると幸せになります。
たとえば、
「自分のため」なら、途中で挫折することでも、
「人のため」なら、最後まで貫き通せることってないですか?
ふくカエル
- あの人のためなら
- あの人が助かるなら
- あの人が喜んでくれるなら
どんな苦労も厭わない!
と考えられる瞬間は、たしかにとてつもない喜びを感じるものです。
「あの人のため」なら、ちゃんとしようという「責任感」が湧いてくるからです。
これって不思議な作用です。
そして、この「責任感」を全うすると、必ず人々から称賛を受けることになります。
さすれば、自己肯定感が上がり、極上の「幸せ」を感じるってわけです。
自分のことを考えない
次に、自分のことを考えないようにすると、幸せになれます。
自分のことを考えると、どうしてもあれこれと不安になり、何が何でもちゃんと全うしなければならないという、
重くて固い「使命感」や「責任感」を感じちゃうからです。
自己肯定感が低くなり、「幸せ度数」が下がり、憂うつになるってわけです。
なので、幸せになるためには、自分のことに無頓着でいることも大切なのです。
「83.故人はみんな生きている
アラン先生の知恵とは?
故人たちは死んでいない。
【根拠はこれなの!】
つまり故人はみんな、わたしたちの中で元気いっぱいに生きているのだ。
死んでないねん!
亡くなった人は、本当に死んでないのです。
- わたし達が忘れない限り
- わたし達が生きている限り
自分の中で元気いっぱいに生きています。
だから、理解する
だからです。
故人が自分の中で発するアドバイス、賛同や、批判を理解することが大事です。
それらがどんな意味あいを持っているのかをきちんと理解することが大事なのです。
よくよく考えると、自分にとって、
かなり図星で痛い意見
であるはずです!
どうだ!図星だろ?
84.故人のアドバイスに耳をかたむける
アラン先生の知恵とは?
故人のアドバイスに耳をかたむける
【根拠はこれなの!】
故人は、かつて自分が望んだことが、あなたの中で生きつづけることを望んでいる。
自分のことは正確に見れない
だれでも自分自身のことを正確に見ることができません。
どしても感情的になったり、こだわりや不安材料をつけて見てしまうのです。
故人のアドバイスは力を持つ!
だからこそ、故人のアドバイスは力を持つのです。
自分自身を正確に見すえることができます。
なぜなら、故人はもうこの世にいないからです。
この世にあるあらゆる災難やストレスとは全く無関係な世界からアドバイスしているからです。
ふくカエル
ふくネコ
注意深く耳を傾けるべし!
なので、故人からのアドバイスは注意深く耳を傾けるべしなのです。
自分の足を引っ張る感情、こだわり、不安などを一切取り払ったアドバイスになります。
ふくカエル
亡き人はきっと「自分が望んだこと、達成したかった夢」があなたの中に息づいていることを望んでいます。
あなたがそれを望むのなら、あなたの人生の上で純粋に成就できることを望んでいます。
だから、こころに浮かんだ言葉は、そのまま素直に受け入れるといいです。
85.未来をつくる希望を持つ
アラン先生の知恵とは?
未来をつくる希望を持つ
【根拠はこれなの!】
自然に生れる未来と、人がつくる未来がある。
ミックスされたのが未来!
わたし達の未来は、次の2つの未来がミックスされたものです。
- 自然に生れる未来
- 人工的に生れる未来
自然に生れる未来からは・・・
自然に生れる未来から、
- あきらめること
- ただただ冷静に理解し、客観的に観察すること
を学びました。
そうして、人類が生きる知恵を見い出してきました。
人がつくる未来からは・・・
人工的に生れた未来から、
- 希望を見失わないこと
- こだわりを捨て、柔軟な発想をすること
を学びました。
そうして、さまざまな発明や発見をし、人類にたくさんの変化をもたらしました。
火から始まって
- 農耕
- 船、飛行機、宇宙船
- AI(人工知能)の技術
などです。
言いたいことは・・・
言いたいことは、自然の脅威(台風・地震など)に晒されて、客観的に考えることばかりこだわると、
人類を救う発見や発明は見い出せません。
希望を失ってしまえば、未来は殺伐としたものになります。
溌剌(はつらつ)とした未来をつくるためにも、希望を持つことが大切なのです。
希望は、
未来を明るいものにします!
言いたいことは、
みんな希望を持とうよ!
希望は大きな原動力になるねん!
ということです。はい。
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第3章「人生について」から、テーマ81から85までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。