欠点を直す方法とは?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
この記事をご覧くださる、みなさんへ
この記事をご覧くださる、みなさんへ
欠点を「自分には欠けていて、ないもの」とすると、意味あいが広くなってしまいます。
なので、
ここでは、あくまでもなんとか努力すれば改善できる欠点に限定して考えています。
ここには、何ら差別的な意図はありません。
なので、ご安心くださるととってもうれしいです。
もし、何らかの言葉に、不愉快な気持ちを感じさせたとしたら、わたしの文章能力が至らないせいです。
本当にごめんなさい。
ふくカエル
欠点って?
欠点とは「自分に欠けていて、ない部分」のことを意味するとします。
欠点は、何かと問題になります。
欠点は目立つからです。
- あともう少しで成功だったのに、邪魔する
- 人望を著しく損ねる
- 欠点が露見して恥ずかしい目にあう
- 卑屈になる
- 惨めになる
- 嫉妬する
などと、何かと邪魔してきます。
だからです。
欠点を直す方法を
知っておくことが大事なのです!
欠点を直す方法とは、ズバリこれ!
これです!
欠点を直す方法とは、ズバリこれです!
自分の欠点を自覚することです。
です。
あえて目を背けているものを、目を見開いてじっと見るのです。
うえっ!やけど、見るねん!
なぜ、 自覚するといいのかな?
いろいろなことに気づくから
自分の欠点を自覚すると、実はいろいろなことに気づくからです。
- 命取りになる欠点があること
- 自覚している限り、欠点にはならないこと
- 素敵な個性にもなること
です。
このようないろいろなことに気づくと、「欠点を埋めたほうがいいなあ!」と心の底から思えます。
ふくネコ
1.命取りになる欠点
まず、欠点には「命取りになる欠点」があります。
身を亡ぼす欠点です。
破滅します。
まことにおっそろしい欠点です。
ふくカエル
どんなに優秀な人物であっても、
どんなに成功する条件がそろっていても、
奈落の底に落ちてしまうような欠点があるのです。
たとえば、
ふくカエル
ふくネコ
これは、お酒にだらしないという欠点です。
他の人は節制ができるのに、お酒を必要以上に飲んじゃうのです。
自分の中に「命取りの欠点」があることを自覚した人は、
もう、お尻に火がついている状態です!
お尻が燃え上がらないうちに、欠点を直したほうがいいです!
2.自覚している限り、欠点にはならないこと
次に、欠点を自覚している限りは、欠点にはならないことです。
欠点とは「本人が自覚を欠いている点」だからです。
本人が欠点を自覚していれば、何らかの改善しようと意識が向きますし、実際に改善してきます。
欠点を何とか隠そうとしたり、埋めようとする時点で、欠点はもう欠点じゃなくなっていくのです。
3.素敵な個性にもなること
また、欠点は「素敵な個性」にもなることにも気づきます。
自分では「ダメな欠点」だと悲観しまくっていた欠点でも、
考え方をひとつ変えるだけで欠点じゃなくなるのです。
たとえば、子供の頃に手足が長くて「宇宙人」とからかわれていた子が、大人に成長して、素晴らしい個性になって大活躍ってことはよくある話です。
いままで欠点だと思ていた性質が、抜きんでる個性になるケースはいっぱいあります。
とても神経質で人見知りが激しかった性格が、実は非常に綿密に観察し、洞察できる才能の一つだったケースとか。
あるいは、鼻が利きすぎてニオイに敏感すぎる特徴が、実は臭気判定士として、非常に優秀な才能だったケースとかです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
欠点を書き出してみる
まずは、自分の欠点を書き出してみます。
だっだだだだ~と
書いてみる!
小さな欠点でもいいので、思いつく限り書き出してみます。
たとえば、こんな欠点
- あまりに熱心にならないところ
- 愛想がよくないところ
- 人の話を聞かないところ
- 融通が利かないところ
- すぐにイライラするところ
- 時間に厳しいところ
- 落ち着きがないところ
- プレッシャーに弱いところ、等々
そして、自分には「こんな欠点があるんだなあ~」と自覚してます。
少しずつ埋めてみる
書き出したら、その欠点を少しずつ埋めるようにします。
たとえば、あまり熱心になれない欠点なら、
一日に数分程度でいいから、自分の意識を向けるようにしてみます。
ふくカエル
最初からハードルを上げないで、低いハードルから超えていくようにするのがコツです。
愛想がよくない欠点なら、
始めはかんたんな挨拶から始めてみます。ちゃんと感謝の気持ちを伝えることを意識します。
ふくネコ
欠点を別の角度から評価してみる
また、自分の欠点を別の角度から評価してみます。
- マイナスの要素ではなくプラスの要素を探してみます。
そうすると、欠点だと思っていたところが、実はすばらしい長所や個性であることに気づきます。
たとえば
- 熱心にならないは、執着心がないから
- 愛想がないのは、クールだから
- 話を聞かないのは、推察力がすぐれていて話の先が読めるから
- 融通が利かないのは、着実だから
- イライラするのは、時間厳守だから
- 落ちつきがないのは、発想力が鋭く、次から次から考えが浮かぶから
- プレッシャーに弱いのは、慎重しすぎるから
自分でプラスの要素が分からないときは、他の人指摘してもらうのもいいです。
客観的に評価してもらえると、プラスの要素に気づきます。
ふくカエル
プラス要素を伸ばしてみる
欠点のプラスの要素を見つけたら、さらに、その要素を伸ばすように努力してみます。
ふくカエル
欠点を力づくで埋めるよりも、苦痛はないし、
自分にとって、プラスになることなので、
がぜん、やる気が出てくるからです。
たとえば
- 執着心がなく、あっさりした性格を伸ばしてみる
- クールに割り切れる部分を伸ばしてみる
- 話を聞きながら、推察力できるようにしてみる
- 着実性を伸ばしてみる
- 時間厳守を自分だけに限定してみる
- 発想力を磨き、活かすようにしてみる
- 慎重さを追求してみる
欠点を改善すると、何になれるのかな?
賢い人になれる
欠点を改善することによってなれるものとは、
賢い人です。
よくよく考えてみると、
欠点の改善策をあれこれ試してみるだけでも、相当な努力や勇気や知識を要するからです。
それに、他の同じような欠点を持ち合わせている人達よりも、試みた分だけリードできています。
さらに、どんなことに気づくのかな?
生まれつきの性質でさえも変えられることに気づく
欠点を自覚して、欠点を改善することができると、
「生まれつきの性質」でさえも、自分の関心を向けることができれば直すことができることに気づきます。
埋めるより、自覚することが大事
そして、欠点を改善することよりも、欠点を自覚することのほうが大事であることに気づきます。
欠点があるのが人間だと分かる
さらに、欠点について考えていくと、どんな人間でも、必ず欠点があることに気づきます。
ふくカエル
欠点があるのが、むしろ人間なんだと理解できます。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
自分の欠点を見て見ぬふりをします。臭い物に蓋です。
知恵のある人
自分の欠点を凝視して自覚します。
いろいろと欠点を改善できるように工夫してみます。
欠点のプラスの要素を自覚し、素晴らしい個性の一つとします。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第5章 自分自身について」
「No.167 欠点を自覚する」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 欠点を改善する方法は、欠点を自覚することです。
- 欠点を自覚した時点で、欠点はだんだんと改善していきます。
- ときに欠点は自分のよき個性になる場合があります。
- 欠点を自覚してよい要素を見つけながら、改善するのがベストです。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。