【会話】言い訳しすぎないほうがいいよ
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
言い訳したくなる
時には、身の潔白を訴えたくて言い訳をしたくなるときがあります。
それ、ウチとちゃうで!
ほんまやねん。信じて!
濡れ衣や!
とか
それな!
やんごとなき理由があるねん!
しゃ~~ないねん。
信じてなぁ。ズルしたんとちゃう!
です。
無性に言い訳をしたくなるのです。
こんなときは
どうしたらいいの?
ちなみに、言い訳というのは、
- 他人はその現場にいない
- 現場の状況を知っているのは自分だけ
- 本当の物理的・心理的原因の因果関係を証明できるのは自分だけ
の場合に必要な説明と理解しています。
なので、言い訳自体はやましいことではないと思っています。
こうしたらええのです!
これです!
弁明しすぎない
釈明しすぎないこと。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
言い訳しすぎないこと
です。
少しぐらい言い訳をしてもいいけど、あまりくどくど言い訳するのはやめておいた方がいいと思うのです。
なぜ、言い訳しすぎるとダメなのかな?
「やっぱりな!」と思われるだけだから
言い訳をしすぎると、周りから
やっぱりお前かよ!
と思われるからです。
弱点や不健全さの証明になるから
それに、言い訳しすぎると、自分の弱点や不健全さを露呈し、それを証明することになるからです。
やっぱり、あの人精神的弱いんや!
それに、内面が歪んでる。なにもかも言い訳が
証明してるやん。
とさんざんな評価を受けます。
自分の生き方を疑うことになるから
なんと言っても、言い訳しすぎると、
自分の生き方そのものを
自分で疑うようになる!
からです。
これは、ウチも経験したから、
ほんまやと思います。
言い訳しすぎると、どんどん自分が情けなくなるのです。
激しく動揺して、あたふたと繕うとしている自分が恥ずかしくなります。
自信を失うというのか、どんどん自分が許せなくなっていくのです。
そして、こんなに言い訳をしなければならないほど、
- 自分は腐っているのか?
- 内面に自信がないのか?
- 今までの生き方そのものが不正解やったのか?
と言い訳をした後から、ふつふつと疑問が湧いてきて自分を追い込むのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
必要性を感じても、しすぎない
まずは、どんなに言い訳の必要性を感じても、言い訳しすぎないようにします。
必要最低限のことだけを言って、その後は沈黙を守ります。
どんなに動揺していても我慢します。
下手に言い訳しても「墓穴を掘る」だけだと自分に言い聞かせます。
ここで辛抱できるかどうかが、今後の明暗を分けます。
気を揉むのをやめる
次に、誰かに疑われているかもしれない!と気を揉むのをやめます。
「すべては自分の想像にすぎず、実際にどうだかは分からない!」と自分の考えを修正するようにします。
あらかじめ言い訳しない
なので、まだ疑われてもいないうちから先走りして言い訳をしないようにします。
仕方がないとあきらめる
そして、言い訳しても仕方がないとあきらめます。
世の中には、どんなに言い訳をしても、好意的に理解してくれる人はそれほどいないことを理解します。
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな?
自分を疑うことがなくなる
まず、言い訳しすぎることをやめると、自分を疑うことがなくなります。
正々堂々といられる
自分を疑うことがなくなると、その分正々堂々といられるようになります。
かえって堂々と今後の会話もすることができます。
心配事が減る
言い訳しすぎることを止めると心配事が減ります。
誰かに疑われているかもしれない?
と意識するきっかけが減るからです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第3章 会話について」
「No.弁明しすぎない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- どんなに必要がある場合でも言い訳しすぎないことです。
- 言い訳しすぎると、「やっぱりな!」と思われるし、自分の弱点や不健全さの証明になります。また、自分の生き方自体を疑うことにもなるからです。
- 言い訳しすぎないようにし、あれこれと気を揉むのをやめます。たとえ言い訳しても好意的に理解してくれる人は少数であることを理解し、仕方がないとあきらめます。
- 自分を疑うこともなくなり、かえってその方が正々堂々と会話をすることができます。
今回のテーマを考えているときにアタマから離れない言葉があるので、
ご紹介したいと思います。
曽野綾子先生の著書『「いい人」をやめると楽になる』の10節「人は誰の本心も本当はわからない」です。
この本の中で曽野綾子先生は次のようなことを言っておられます。
- 言い訳せずに静かに黙って引き上げる。
- 弁解するのは好きじゃない。
- 言い訳が嫌いとかそんな立派な心じゃない。
- 説明しても、人にはわかりっこないと最初から諦めている。
- 分かってもらえないことはツライことだけど、最初からそんなものだと思っていれば楽なことがある。
いつも、ふくカエルが心に留めている言葉です。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。